【ストーリー】EPISODE 4-7 とんでもない才能だな

| EPISODE ◆ 4-7 とんでもない才能だな 結束エモーション! |
登場人物
マルヤ、グリム、セベク、ジェイド、イデア、エペル、村人A、村人B
テキスト全文
── 豊作村‐集会所 ──
マルヤ:「さぁさぁ、パーティーはまだまだ始まったばかりですよ。」
マルヤ:「みなさん、音楽に合わせて盛り上がってくださいな。」
グリム:「エペルのばあちゃん、凄ぇ! パイプオルガンの演奏がめちゃくちゃウマいんだゾ!」
セベク:「楽器も弾けるとは……ますます見直したぞ、マルヤ!」
ジェイド:「どうやらセベクくんは、全人類を友だちだと思っているようですね。気さくで良いことです。」
イデア:「どう見ても逆…人間なんてみんなどうでも良いと思ってるでしょ。ジェイド氏わかってて言ってるよね?」
エペル:「豊作村の慰労会やパーティーは、みんなで踊ったり歌ったりするんだよ。」
エペル:「だから村の人たちはみんな、楽器の演奏が好きなんだ。上手でも下手でも関係なし!」
マルヤ:「みなさん、楽器は演奏できますか?一緒に楽しみましょう。」
エペル:「それじゃあ僕は、コンサーティーナをやろうかな。」
ジェイド:「アコーディオンによく似た楽器ですね。」
エペル:「そうですね。同じ蛇腹楽器ですから。」
セベク:「ほう、慣れているな。」
エペル:「そう? 小さい時からこういう慰労会なんかに出てたから、そのおかげかも。」
エペル:「難しい演奏はできないけど、みんなで盛り上がるのが面白いんだ。」
エペル:「ま、周りの大人たちが楽器を演奏してくれるから僕は楽しく踊ってる方が多かったけどね。」
エペル:「あとは手拍子で盛り上げたりとか!」
ジェイド:「僕も演奏しましょう。」
ジェイド:「せっかく僕たちのために開いてくれたパーティーですから、そのお礼はしないといけませんからね。」
ジェイド:「では、僕はこの魚の形をした縦笛を……。」
エペル:「わぁ! すごい上手ですね!」
エペル:「ジェイドサンが笛を吹けるなんて知りませんでしたよ。」
ジェイド:「山菜採りで山に入ることが多いので、熊避け笛を使っていたら、自然と演奏技術が身につきました。」
セベク:「熊避け笛から、ここまで上手くなるとは……とんでもない才能だな!」
エペル:「え? ジェイドサンのギャグなんじゃないですか?」
ジェイド:「ふふ、どうでしょう。」
セベク:「ジェイド先輩にばかり良い格好はさせられないな。僕はバイオリンを演奏してやろう。」
エペル:「弾けるの?」
セベク:「いや、経験はない。」
エペル:「え?」
セベク:「マレウス様が弾いているのをいつも聴いていた。いつか僕も挑戦したいと思っていたのだ。」
セベク:「共通の話題が出来るからな。」
セベク:「では、弾いてみるぞ。」
ギーギギギギイイイーーー……
エペル:「うっ!!!??? ひどいっ!!!」
グリム:「や、やめろ! 耳の奥がキーンとするんだゾ!」
エペル:「い、いくらなんでも練習なしじゃあ無理だよ、セベククン。」
セベク:「ぐっ……これでは恥ずかし過ぎてとても話題に出すことは出来ない……。」
セベク:「しかし、マレウス様の演奏の素晴らしさがわかったぞ!」
セベク:「まさかこれほど難しいものだったとは……やはり若様はすごい!」
エペル:「なにか他の楽器を演奏する?」
セベク:「そうだな。ではジェイド先輩のように笛を吹こう。いくぞ……。」
プーーーーー!!!
エペル:「わっ! とんでもない大音量!ものすごい肺活量だ!」
ジェイド:「セベクくん、笛の才能がありそうですよ。今度一緒に練習してみませんか。」
セベク:「ふん。マレウス様は弦楽器が得意なのだ。笛が上達してもなんの意味もない。」
マルヤ:「イデアさんもなにか演奏してくれんか?上手でも下手でも、かまいませんから。」
イデア:「は? いきなり無茶ぶりされましても……。」
マルヤ:「そんなことを言わずに。さあさあこちらにどうぞ。」
イデア:「うわっ、やらなきゃ終わらない雰囲気……。はぁ、面倒くさ…… 。」
イデア:「セベク氏、バイオリン貸して。」
セベク:「バ、バイオリンを?」
セベク:「わかった。」
イデア:「はあ………いくよ?」
グリム:「うにゃにゃ!? めちゃくちゃ上手いんだゾ!」
セベク:「若様……ほどではもちろんないがその次程度には素晴らしい音色だ!」
エペル:「プロみたいな音! すごい!イデアサンにこんな特技があったなんて!」
ジェイド:「ふふ。みなさんよく見てください。弓の動きと音がずれてはいませんか?」
エペル:「……あー! スマートフォンから、バイオリンの音源を流してる!!」
グリム:「はあ〜〜!? ズルなんだゾ!!」
イデア:「ふひっ、高解像度デジタル音源ですぞ。」
エペル:「上手く聴こえて当たり前ですね。まんまと騙されました……。」
セベク:「一瞬でもイデア先輩をすごいと思った自分が情けない……。」
イデア:「ボタン1つでプロの演奏音源が再生できるんだから、苦労して楽器を練習する意味なんてないでしょ。」
グリム:「オレ様、シンバルを叩くんだゾ!」
バンバンバン!!!
セベク:「う、うるさい! 室内でシンバルを連打するな!」
エペル:「もっとゆっくり叩いて!」
グリム:「へっへーん! そんなのオレ様の性に合わない!」
バンバンバンバンバンバン!!!
エペル:「グ、グリムクン、このカスタネットを使いなよ。」
グリム:「ふな? おう、わかった! それじゃーこっちで盛り上がるんだゾ!」
カチカチカチカチ!
ジェイド:「ノリノリですね。」
エペル:「楽しそうでなによりです。」
カチカチカチカチカチカチカチカチ!!!!!!
セベク:「や、やっぱりうるさいぞ!!!」
エペル:「ユウサンは、なにか楽器を演奏できる?」
選択肢:
├ [ 出来るよ ]
└ [ 出来ないよ ]
── 分岐:【出来るよ】 ──
エペル:「本当? 聴かせてよ!」
エペル:「えっ、うまい……! こんな特技があるなんて知らなかった。今度僕にも教えて!」
セベク:「ふん。まあまあだな。」
エペル:「これならもっと盛り上がれそう。みんなでセッションしよう!」
── 分岐:【出来ないよ】 ──
イデア:「それが普通だって……。」
エペル:「それじゃあ一緒に踊ろうか。きっと楽しいよ。」
ジェイド:「そうですね。ダンスも盛り上げ役には必要です。」
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村人A:「わらはんど、おどりっこもえんそもじょんずだな!」
村人B:「んだっきゃ! わんども負げでらいねあ!おめだぢ、おどねば! おどねばさ!」
グリム:「わはは! オレ様も踊る!イヤッホーーー!」
村人B:「おろ~、すげな!やっぱまぢのねごこだば、ちげんだほ。」
グリム:「ふなっ! オレ様、猫じゃないんだゾ!」
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