【ストーリー】EPISODE 7 心配しなくていい

| EPISODE ◆ 7 心配しなくていい フェアリーガラIF |
登場人物
エース、ジャック、レオナ、リドル、ヴィル
テキスト全文
── 教室 ──
エース:「フェアリーガラで、マジックのテクニックを使って、妖精が持つ杖をすり替える……ね。」
エース:「簡単に言いますけど、どうやってマジックをしかけるつもりっすか?」
エース:「初対面の奴がいきなり近付いてきて……」
エース:「「すんませーん! ちょっと今からマジックさせてもらってもいいすかね?」」
エース:「……なんて言ったら絶対怪しまれる。」
ジャック:「そもそもターゲットは妖精の女王様なんだろ?そんな偉い奴に、俺たちが近付けんのか?」
エース:「さあ……。」
レオナ:「簡単だろう。向こうから、お前たちに近付きたいと思わせるんだ。」
ジャック:「え? でもどうやって……。」
レオナ:「フェアリーガラのメインイベントはファッションショー……」
レオナ:「だからお前らが、魅力的なファッションショーをすればいい。」
レオナ:「観客も女王も虜にしちまえば、近付こうが話しかけようが大喜びだろうさ。」
ジャック・エース:「ええっ!?」
ジャック:「一般参加者としてフェアリーガラに潜入するって話じゃなかったんすか!?」
ジャック:「魅力的なファッションショーなんて、俺たちじゃ無理っすよ!」
レオナ:「当たり前だろ。なに寝ぼけたこと言ってんだ。」
レオナ:「お前らだけで妖精の女王のお眼鏡にかなうショーをできると思ったのか? 身の程知らずにもほどがある。」
ジャック:「ひ、ひでえ。」
エース:「自分でジャックを指名しておいてすげえ言い草。」
リドル:「心配しなくていい。ショーを成功させる方法は、ちゃんと考えてあるよ。」
レオナ:「喜べ。頼もしい頼もしい、助っ人を呼んであるぜ。」
ジャック:「助っ人?」
エース:「それって……。」
レオナ:「おい、さっさと来い。」
???:「教えを請う立場で、アタシに命令しないで。」
???:「仔犬の躾は俺の役目。責任を持って世話をしてやろう。」
ジャック:「あっ! あんたたちは……。」
ジャック:「ヴィル先輩! クルーウェル先生!」
レオナ:「ファッションショーのことなら、コイツらに任せとけばどうとでもなるだろ。」
ヴィル:「偉そうな態度ね。普段なら間違いなく、アンタの依頼なんて断ってたわ。」
ヴィル:「でもこのアタシの前で、お粗末なショーなんて開催されたら……」
ヴィル:「とても我慢できない!」
ヴィル:「アタシのモデル精神にかけて、アンタたちのショーを成功に導いてみせる!」
ジャック:「ヴィル先輩が指導してくれるなんて……光栄だ。頼もしいぜ!」
エース:「はいはい。助っ人って聞いた時から、2人が来るだろうって思ってましたよ。」
エース:「ファッションショーなら、モデルのヴィル先輩とファッションに厳しいクルーウェル先生しか……」
エース:「ん?」
エース:「2人の後ろに誰かいる?」
ジャック:「え? 助っ人って、2人だけじゃねえのか。」
ヴィル:「ふっふっふ……。」
???:「失礼する。」
???:「一生懸命、頑張ります!」
エース:「えっ! マジかよ!」
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