【ストーリー】EPISODE 22 エボリューションだ!

| EPISODE ◆ 22 エボリューションだ! フェアリーガラIF |
登場人物
ジャック、シルバー、オルト、妖精C、妖精A、妖精B、セベク、レオナ、エペル、デュース、イデア、グリム、ヴィル、クルーウェル、リドル
テキスト全文
── 植物園‐ランウェイ ──
ジャック:「美しく!」
シルバー:「華やかに!」
ジャック・シルバー:「そして……。」
オルト:「みんな。兄さん。見ててね。」
オルト:「これが僕の……」
オルト:「エボリューションだ!」
妖精C:「い、いったいなにが起こったんだ!?」
妖精C:「真ん中の妖精が着ている衣装が突然変わった!全然魔法の気配はしなかったのに!」
妖精C:「これがイリュージョン? こんなの見たことない!」
オルト:「ふふっ、みんな驚いてるね。」
オルト:「でも、それだけじゃないよ。」
妖精C:「……待て。ただ衣装の色が変わっただけじゃないぞ。これは……」
妖精C:「花の香り! 春の香りだ!あの妖精から春の香りがする。」
妖精A:「白い花が薄紅色に染まり、輝いている…………そうか、雪が解けたんだ。」
妖精B:「雪解けだ! 春が来た! やったーー!」
オルト:「光を纏い輝く、雪のような純白の衣装。」
オルト:「その雪が解けて、花が開き……みんなの大好きな春が来る。」
オルト:「雪解けを待って、ワクワクするだけじゃない。さらにその先を見せる……」
オルト:「開花こそが、僕の考えるエボリューションだ!」
オルト:「僕、一生懸命考えて……やっと見つけられたよ。これがオリジナリティ(独創性)なんだね。」
妖精A:「わあ、小鳥や蝶も飛んできた。本当に春が来たみたいで、胸が弾むなあ!」
妖精B:「みんなで一緒に、春をお祝いしよう!!」
シルバー:「鳥や蝶も、みんな来てくれたんだな。」
シルバー:「この場に集う、みんなが喜んでいる。本当に素晴らしいパフォーマンスだ。」
シルバー:「妖精も、人間も、ヒューマノイドも。動物、昆虫、植物さえ、春の訪れを喜んでいるのがわかる。」
シルバー:「なんて素晴らしい光景なんだ。今……フェアリーガラに集う全員が、1つになっている!」
── 講堂 ──
オルトの衣装が変化した!?
セベク:「ふっ……妖精の好む華やかさを叶えながらも、繊細さは失わず……。」
セベク:「花を咲かせることで、未来を表現する!」
セベク:「どうだ!! これぞオルトの考えたエボリューション!!」
レオナ:「テメェが偉そうにするんじゃねえ。」
エペル:「オルトクンのギアに使われていた素材を、フレキシブルのディスプレイに変えたんです。」
エペル:「普段は白いボディで、スイッチを入れればあっという間に色が変わる……」
エペル:「オルトクンにしかできないパフォーマンスだよね!」
デュース:「会場全体にも、オルトに合わせた映像を背景として投影してます。」
デュース:「女王を消すトリックと似たようなもんすけど、位置やらタイミングを合わせるのが本当に大変で……。」
イデア:「オルト……お前……。」
イデア:「このギアを、1人で作ったのか。」
グリム:「1人じゃないんだゾ!オレ様たちもいっぱい手伝ったんだ!!」
選択肢:
├ [ 手伝いました ]
└ [ サポートしました ]
イデア:「そう……そうだよね。僕に頼らず、こんなにたくさんの人と、立派に……。」
イデア:「……拙者の弟はやはり天才だ! こんな完璧な弟、世界中どこを探したっているわけないっすわ!」
ヴィル:「いかにも空元気って声ね。もしかしてすねているのかしら。」
イデア:「べっ、別にそんなんじゃないんだからねっ!」
イデア:「……じゃなくて。もちろんオルトがショーを成功させたことは嬉しいよ。ただ……」
クルーウェル:「仔犬というものは、見る見るうちに成長する。」
クルーウェル:「いつまでも手がかかると思っていても、あっという間に大きく、強く育っているものだ。」
クルーウェル:「それを寂しく思うことは、たくさんの愛情を注いだ証でもある。不思議なことでも悪いことでもない。」
イデア:「……はい。」
デュース:「クルーウェル先生が、僕たち生徒のことをそんなふうに思ってたなんて知らなかった……!」
クルーウェル:「ああ。だがスペードはもう少し成長してもいいんだぞ……主に勉学面で。」
デュース:「!?」
レオナ:「草食動物なりに、無い知恵しぼって見られるショーに仕上げたじゃねえか。」
レオナ:「動物や虫まで、タイミング良く現れるとは思わなかったぜ。どうやったんだ?」
セベク:「ふん。日頃から小さい生き物と親交の深いシルバーなら、あれらの助力を得るなど造作もないことだ。」
セベク:「アイツは物心つく前から妖精と共に生きてきた。人間の身ではあるが……」
セベク:「どうだ!! 妖精の中でも違和感のない、あの堂々とした振る舞い! 貴様らには無理だろうなア!!」
レオナ:「だからテメェが偉そうにすんなつってんだろうが。」
リドル:「セベクの無礼な態度は、あとできっちり正すとして……」
リドル:「レオナ先輩の言うとおり、驚きに溢れた楽しいショーだ。会場の盛り上がりがここまで伝わってくるよ。」
リドル:「柄にもなく、心躍ってしまうね。」
ヴィル:「ええ。この流れならいけるわ!」
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