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【ストーリー】EPISODE 6-46 熱中スマッシュ!

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最終更新者: novira

EPISODE ◆ 6-46

熱中スマッシュ!
冥府の番人

登場人物

オルト、イデア、リドル、アズール、ヴィル、ジャミル、レオナ


テキスト全文

── S.T.Y.X.研究所‐会議室 ──


オルト:「リドルさん、その青や黄色の炎を集めるんだよ!」

イデア:「岩にあたるとライフ減りますぞ! 上ボタンで回避!」

リドル:「上ボタン!? コントローラーの上側に」

リドル:「ボタンなんかついていないよ!?」

イデア:「ブフォッ! 想像の斜め上をいく返答、嘘でしょww左手側にある十字キーの上だよ!」

アズール:「陸生活が短い僕でもそれくらいはわかりますよ、リドルさん。」

ヴィル:「右から大きな黒い犬が出てきた。あれ、敵?」

イデア:「初見キラーの冥界の番犬キターー!一番下レーンまで移動して!」

リドル:「はっ!? えっ、今度は下!?」

オルト:「あ~っ、ライフがゼロになっちゃった。ゲームオーバーだね。」

リドル:「くっ…………ほ、ほとんどなにもできなかった…………。」

イデア:「いや~、さすがの拙者も」

イデア:「「コントローラーの上側にボタンがついてない」って言った人とは初めて会いましたわ。」

イデア:「まあ拙者友だちいないんで、オルト以外とリアルでゲームするの自体初めてなんですけど。」

アズール:「ふふふっ。リドルさんにも苦手なものってあったんですねぇ。」

リドル:「そ、その表現には誤りがある。苦手ではなく、ただの経験不足だ!」

リドル:「そんなことを言うなら、キミもやってごらんよ。」

アズール:「いいでしょう。コントローラーを貸してください。」

オルト:「難易度はそのままでいいよね?」

オルト:「それじゃあ始めるよ。」

ヴィル:「あら。今度は船頭がちゃんと上下に動いて岩を避けてるわね。」

イデア:「おお、初めてにしてはなかなかのお手前。」

アズール:「このタイトルは初めてやりましたが、陸のゲーム機はいくつかフロイドが所持しているので。」

アズール:「触ったこと自体はあります。」

アズール:「それに、リドルさんが先陣をきって“見事なお手本プレイ”を見せてくれましたから。」

リドル:「う、うぐぐ……っ!」

オルト:「アズール・アーシェングロットさん。ノーミスでステージ1クリア! おめでとう~。」

アズール:「ふふん。当然です。」

リドル:「くっ……オルト! テーブルについている小さなモニターにゲーム画面を映すことはできるかい?」

オルト:「もちろんできるけど……なんで?」

リドル:「ボクもノーミスでクリアできるまで、特訓をする!」

アズール:「おや。ではノーミスクリアの先駆者である僕が、特別価格でコツを教えてさしあげましょうか?」

リドル:「結構だ! コントローラーの使い方を習得すれば、ボクだって……。」

ジャミル:「……やれやれ。完全にミイラとりがミイラになってるな。」

ヴィル:「アンタたち、1時間に1回は休憩を挟みなさいよ。」

レオナ:「チッ。ゲームごときでキャンキャンうるせぇ。ガキかよ。」

オルト:「ナイトレイブンカレッジに在籍する生徒の平均年齢を考えると、ほとんどが未成年だからね。」

オルト:「一般的には子どもという分類で正解だよ。」

レオナ:「そういうこっちゃねぇ……とにかく、もう少し静かにやれねぇのか。」

レオナ:「テメェらの声は、昼寝のBGMにするにはうるさすぎる。」

オルト:「じゃあ、レオナ・キングスカラーさんも一緒にゲームをしようよ!」

レオナ:「あぁ?」

オルト:「実は、レオナ・キングスカラーさんにピッタリのゲームがあるんだ。」

オルト:「その名も『ヒドラの逆襲』!」

イデア:「で、でた~『ヒド逆』! 数々のミニゲームが搭載された、初期パーティーゲームの名作!」

オルト:「物語は、英雄を目指す青年が、とある伝説のトレーナーに出会うところから始まる。」

オルト:「青年は伝説のトレーナーとの厳しい特訓を乗り越え」

オルト:「人々の暮らしを脅かす怪物『ヒドラ』の討伐に挑む……ってのが大筋。」

ジャミル:「このゲーム、続編が出ているよな?昔、携帯ゲーム機でやったことがある。」

オルト:「そうそう! よりミニゲームの種類を充実させた続編が携帯ゲーム機で発売されて、」

オルト:「初代据え置き版よりも売上本数を伸ばしたんだ。」

オルト:「初代は27年前に発売され、数年前にダウンロードコンテンツ化。」

オルト:「そして、このタイトルは近年とある理由で再び盛り上がりを見せているんだよ。」

レオナ:「なんだ、そのとある理由ってのは?」

イデア:「アッ、オルト、もしかして……。」

オルト:「ふふふ! それはやってみてのお楽しみ。ほら、レオナさん。コントローラーを持って!」

レオナ:「おい、俺はやるなんて一言も……!」

オルト:「それじゃ、はりきっていってみよー♪」


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