【ストーリー】EPISODE 6-65 結成パーティー!

| EPISODE ◆ 6-65 結成パーティー! 冥府の番人 |
登場人物
オペレーターB、ヴィル、エペル、リドル、アズール、ルーク、レオナ、ジャミル、オルト、イデア
テキスト全文
── S.T.Y.X.研究所‐管制室 ──
オペレーターB:「ま、ま、待つんだ君たち!」
ヴィル:「まだなにか御用?」
オペレーターB:「せめて、これを持っていってほしい。」
ヴィル:「これは……IDカードと本部の地図に、」
ヴィル:「トランシーバー。それから……キーホルダーが3つ?」
オペレーターB:「現在、館内の通信デバイスは使用不可能。」
オペレーターB:「だがインターネットや中継機を必要としないアナログ無線トランシーバーであれば、」
オペレーターB:「遮蔽物が少ない場所でなら通信が可能なはず。」
オペレーターB:「そして君がキーホルダーと言ったものは、起動キーだ。対ファントム用決戦アームズのね。」
ヴィル:「対ファントム用決戦アームズ?」
オペレーターB:「『タルタロス』は3本のタワーからなる巨大地下収容施設で、」
オペレーターB:「最下層に近いほど危険なファントムが収容されている。」
オペレーターB:「なかでも特に危険なのは、最下層である第12層に収容された3体の『タイタンズ』。」
オペレーターB:「『神々の時代』に封じられたとされる、『原初のファントム』だ。」
!!!
オペレーターB:「『タルタロス』各タワーの第6層には、格納庫がある。」
オペレーターB:「そこには、ジュピター家の始祖が『タイタンズ』を封じた際に用いたとされる」
オペレーターB:「『雷霆(らいてい)の槍』が1本ずつ安置されているんだ。」
オペレーターB:「その起動キーがあれば、格納庫から『雷霆(らいてい)の槍』を持ち出すことができる。」
オペレーターB:「第1タワーには、岩のファントム『ファントム・タイタンズ・アース』。」
オペレーターB:「第2タワーには、氷のファントム『ファントム・タイタンズ・クリスタル』。」
オペレーターB:「そして第3タワーには、炎のファントム『ファントム・タイタンズ・マグマ』がそれぞれ封じられている」
オペレーターB:「いかに君たちが優秀な魔法士であろうと、『タイタンズ』に特別な武器なしでは太刀打ちできない。」
オペレーターB:「起動キーを差し込めば、使用方法についてはナビシステムがサポートしてくれる。」
オペレーターB:「学生である君たちにこれを託すしかない、無力な我々を許して欲しい…………。」
ヴィル:「私たちがタルタロスに向かうことに、あなたたちが責任を感じる必要はない。」
ヴィル:「どうやらオルトを焚き付けてしまったのは、アタシみたいだしね。」
ヴィル:「『雷霆(らいてい)の槍』、ありがたく使わせてもらうわ。」
オペレーターB:「『雷霆(らいてい)の槍』は魔力を帯びたとても強烈な雷撃を放つことができるが、」
オペレーターB:「一度使うと再充填までに時間がかかる。」
オペレーターB:「島内全体が非常電源に切り替わった今、」
オペレーターB:「タルタロス内でも魔導エネルギーをチャージできる場所が限られているはずだ。」
オペレーターB:「使ったら、必ずチャージするのを忘れないでくれ。」
オペレーターB:「我々もできることに手を尽くす。……どうか無事で。」
── S.T.Y.X.研究所‐廊下 ──
ヴィル:「さて……『S.T.Y.X.』スタッフの話によれば、『タルタロス』を形成するタワーは3つ。」
ヴィル:「時間もないし、全滅のリスクを避けるためにも3チームに分かれて攻略するべきと考えるわ。」
エペル:「それに、全部のルートを通ってみないとグリムクンも見つけられないかもしれないし……。」
ヴィル:「そうね。じゃ、チーム分けについてだけど……」
ヴィル:「3年生で寮長であるアタシとレオナは、先導役として別のルートに向かうのが妥当ね。」
ヴィル:「アタシが第1タワー、レオナが第2タワー。残る第3タワーは……」
リドル:「第3タワーの先導は、ボクがつとめます。」
リドル:「寮長歴でいえば、レオナ先輩の次にボクが長いので。」
ヴィル:「いいでしょう。アズール、異論はないわね?」
アズール:「もちろんです。座学も実技も、リドルさんのほうが僕よりずっと成績優秀ですしね。」
ルーク:「私とエペルくんとユウくんは、ヴィルについていこう。」
ルーク:「戦いはコンビネーションだ。共に過ごした時間が長いぶん、フォローもしやすい。」
ルーク:「ユウくんの警護もしやすいはずさ。」
選択肢:
├ [ 足を引っ張らないようがんばります ]
└ [ グリム……! ]
ヴィル:「残るはアズールとジャミルだけど……」
アズール:「ちょうど精密検査で魔法の性能や性質がわかったことですし、」
アズール:「僕とジャミルさんは魔法の相性の良いリーダーとチームを組むべきかと。」
レオナ:「フン。蛇もタコも、いざって時は人を盾にする腹黒いヤツには変わりねぇだろ。」
レオナ:「どっちでもいい。さっさと決めろ。」
アズール:「では、僕はリドルさんと共に第3タワーへ向かいます。」
アズール:「レオナさんのユニーク魔法で生じる“乾き”は人魚が最も苦手とするものですから。」
ジャミル:「なら俺はレオナ先輩と第2タワーだな。……よろしくおねがいします。」
レオナ:「それじゃ、さっさと出発しようぜ。」
レオナ:「最初に『冥府』の門にたどり着いたヤツが、」
レオナ:「誰にも邪魔されずカイワレ大根をボコれる権利を得るってわけだ。」
レオナ:「実に楽しみじゃねぇか。なぁ?」
レオナ:「あの野郎、なにが「明日の朝には帰れるんだから大人しくしてろ」だ。」
レオナ:「こんな面倒事に巻き込みやがって。ガルル……」
ヴィル:「イデアに一発くらわせるのをモチベーションにするのは悪くないアイデアね。」
リドル:「……ここから先は、訓練ではありません。全員気を引き締めていきましょう。」
ルーク:「そうだ! 離れ離れになってしまう前に、みんなで円陣を組もうじゃないか。」
レオナ:「はァ?」
リドル:「なぜそんなことをする必要が? ……」
リドル:「うわっ!ちょ、ルーク先輩! 引っ張らないでください!」
ルーク:「さあさあ、みんな、隣の人と肩を組んで!」
エペル:「試合の前に気合い入れるヤツですね! おっしゃ! やりましょう!」
ジャミル:「ウチの学園では、運動部すら試合前に円陣を組む習慣はないように思うが……。」
アズール:「僕こういう体育会系のノリ、苦手なんですよねぇ。」
レオナ:「チッ、なんで俺がこんなこと……」
ヴィル:「フッ。まあ、いいじゃない。」
ヴィル:「世界をかけて勝負に挑む機会なんか、一生のうちに何度もないわ。」
………………………………。
ジャミル:「……と、いうわけで円陣を組んではみたが……。」
アズール:「このあとどうするんですか?」
リドル:「ボクは円陣のルールについては詳しくないけれど、」
リドル:「誰かが号令をかけ、その後解散するのが一般的なはずだ。」
レオナ:「おい、やるならさっさとしろ。このお寒い状況で、風邪をひいちまいそうだ。」
ルーク:「では、ユウくんに掛け声をお願いしようか。」
ヴィル:「いいわね。このままじゃ誰が何を言うかだけで揉め始めそう。」
エペル:「気合入れるやつを頼むぜ。」
選択肢:
├ [ 必ず全員で学園に帰りましょう! ]
└ [ ナイトレイブン──ファイッ! ]
おーーーーー!!!!
── S.T.Y.X.タルタロス‐冥府の門 ──
オルト:「兄さん! ナイトレイブンカレッジのひとたちが、『タルタロス』へ向かって移動を始めたよ。」
オルト:「本当に僕らの計画を阻止するつもりみたいだ。」
イデア:「はぁ……本当に僕らの邪魔ばっかりするな、あの問題児どもは。」
オルト:「あはは! 見て! 3チームに分かれて『タルタロス』を攻略するつもりみたい。」
オルト:「すごい、すごい! これって、兄さんと話してた『ナイトレイブン・クエスト』だ!」
イデア:「『タルタロス』の氷を全部溶かして、『冥府』の扉を解放するまでにはまだ時間がかかる……。」
イデア:「オルト、少し遊んであげなよ。」
オルト:「やったぁ! もうみんなと一緒にゲームはできないと思ってたから、嬉しいな。」
今度は……僕がボスだ! あはははははっ!
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