【ストーリー】EPISODE 6-68 変貌ブラザーズ!

| EPISODE ◆ 6-68 変貌ブラザーズ! 冥府の番人 |
登場人物
ヴィル、ルーク、レオナ、リドル、S.T.Y.X.所員A、エペル、イデア、オルト、ファントム、グリム、S.T.Y.X.所員B、S.T.Y.X.所員C、S.T.Y.X.所員D
テキスト全文
── S.T.Y.X.タルタロス‐非常階段 ──
ヴィル:「こ、これは……!!!」
選択肢:
├ [ この黒い石の結晶は……! ]
└ [ 下の方から嘆きの声が……! ]
ヴィル:「ぐっ……すごい瘴気だわ。まさか、『冥府』の門が開いたの?」
ルーク:「ヴィル、トランシーバーの呼び出し音が!」
ヴィル:「こちら、第1タワーのヴィル。どうぞ。」
レオナ:「第2タワー、レオナだ。」
リドル:「第3タワー、リドル・ローズハート。どうぞ。」
???:「よかった! 全員繋がったね。こちら管制室。」
ヴィル:「一体なにが起こっているの? どうぞ。」
S.T.Y.X.所員A:「『冥府』の門が開き始めた。ブロット濃度がさらに上昇を続けている。」
S.T.Y.X.所員A:「『タルタロス』下層フロアに留まるのは非常に危険だ。」
S.T.Y.X.所員A:「今すぐ離脱せよ!」
ヴィル:「今すぐ離脱といったって……何時間もかけて降りてきた階段を駆け上がれっていうの!?」
S.T.Y.X.所員A:「突貫工事だが、なんとか数台の『チャリオット』をオルトの制御下から切り離すことに成功した。」
S.T.Y.X.所員A:「今そちらに3台の『チャリオット』を向かわせている。それに乗ってくれ!」
レオナ:「はっ。さすがは世界トップレベルのギーク集団だな。」
S.T.Y.X.所員A:「ふっ。褒め言葉として受け取っておこう。」
S.T.Y.X.所員A:「ファントムとブロットの流出を食い止めるため、」
S.T.Y.X.所員A:「現在『タルタロス』第6層と第1層にて、所員が非常用ハッチを手動で閉鎖作業中だ。」
S.T.Y.X.所員A:「君たちが脱出次第、ハッチを完全に閉鎖する!至急脱出願う!」
シュワアア……ッ
エペル:「見て!『チャリオット』が来た!」
ヴィル:「アンタたち、すぐに乗り込みなさい!」
── S.T.Y.X.タルタロス ──
リドル:「…………なんだ、あれは。」
ヴィル:「リドル? どうかしたの?」
リドル:「下を見てください!なにかが、『冥府』の門から出てきます!!」
ルーク:「『冥府』の門からなにかが這い出してきた!」
ヴィル:「あれは、ファントム?」
ヴィル:「…………違う!あれは……」
ヴィル:「イデア!!!」
イデア:「仰るとおり………」
イデア:「僕だよ!」
ヴィル:「アンタ、その姿は!?」
イデア:「どう? いい趣味だろ?もうねぇ、最高の気分!」
イデア:「オーバーブロットって、こんなにスカッと爽快な気分になれるものだとは思わなかったっすわ!」
イデア:「これで拙者もSSR[前代未聞の問題児]の仲間入りってワケ!」
イデア:「アハハハハハハ!」
ルーク:「『冥府』の門からどんどん瘴気が吹き上がってくる! なんて濃度だ……!」
ルーク:「ゲホゲホッ……!」
イデア:「あー。君らはちょっとムカムカするかもね。」
イデア:「でもオーバーブロットしていれば、ブロット(デバフ)はバフに変わる。」
イデア:「ってわけで拙者は今、バフ盛り盛りのATK(アタック)マシマシ。」
イデア:「君らにもう勝ち目はない。ご愁傷さま!」
イデア:「それじゃあ、はじめよう。」
イデア:「『ゲーム・セット・マッチ……開かれた冥界の扉(ゲート・トゥ・アンダーワールド)』」
ヴィル:「『冥府』の門がさらに開いていく!」
ヴィル:「今の呪文……まさか、イデアのユニーク魔法の効果は『冥府』の門を開くこと……!?」
???:「やあ、みんな。──ただいま!」
エペル:「な……なんだあの、でっただの!」
ヴィル:「イデアから溢れたブロットと繋がっている。おそらく、イデアのファントムよ。」
ヴィル:「でも、「ただいま」って?それに、この声どこかで……」
オルト:「わからない?僕だよ。オルトさ!」
ヴィル:「なん、ですって……!?」
オルト:「どう? 僕、大きくなったでしょう?」
オルト:「『冥府』で友だちになったみんなが、僕をこんなに大きく育ててくれたんだ。」
オルト:「この身に宿った“呪い”は、僕を強くしてくれる“祝福”だった。」
オルト:「僕は『冥府』に充満したブロットを身体に取り込み、燃やし続け……」
オルト:「ついに、『冥府』そのものになったのさ!」
ファントム:「アア……ヤットデラレタ……」
ファントム:「アタタカイ……アタタカイ………」
ファントム:「ナガカッタ……コノトキヲ……マチワビタ……」
ルーク:「大量のファントムが結合し、巨大な姿を形作っているのか!」
ヴィル:「信じられない。あの禍々しい姿をした怪物(ファントム)が、オルトだっていうの?」
エペル:「ち、ちょっとまって……見て! ホラ!オルトクンの、肩のところ!」
グリム:「ヴヴ…………イシ……クロイイシ…………」
選択肢:
├ [ グリムが取り込まれてる!? ]
└ [ グリム、なんでそんなところに!? ]
ルーク:「なんてことだ。まさか『冥府』に迷い込み、オルトくんに取り込まれてしまっていただなんて!」
エペル:「引き剥がさなきゃ……」
エペル:「でも、どうしたらいいんだ!?」
ヴィル:「どうもこうもないわ。ここでアイツらを食い止めなきゃ、」
ヴィル:「グリムも戻ってこないし、アタシたちの“普通”の生活も戻ってこない!」
ファントム:「ギギーッ!!!」
ファントム:「キャキャキャキャ!!」
レオナ:「チッ! あのでけぇの以外にも、次から次に『冥府』からファントムが湧いてきやがる!」
S.T.Y.X.所員A:「まずいぞ。非常用ハッチを開閉している所員たちはほとんどが非戦闘員。」
S.T.Y.X.所員A:「大量のファントムに襲われたら、ひとたまりも……!」
S.T.Y.X.所員B:「せーの! 引けーッ!」
うーん! うーん!
ファントム:「キャキャキャキャ!」
ファントム:「ギィイイッ!!」
S.T.Y.X.所員C:「う、うわあ! ファントムが襲ってきた!!」
S.T.Y.X.所員D:「助けてくれぇ!」
ルーク:「いけない!! スタッフのみなさんが!」
リドル:「ヴィル先輩、レオナ先輩! 『チャリオット』で上層部へ向かい、彼らの救出を!」
リドル:「イデア先輩とオルトは、ボクとアズールが足止めし時間を稼ぎます!」
ヴィル:「…………くっ、それしか方法はなさそうね。」
ヴィル:「レオナ! アンタは第6層へ!アタシは第1層へ向かうわ!」
レオナ:「ったく、めんどくせぇ。ひ弱なインパラらしく隠れてりゃいいものを、余計な手間増やしやがって!」
ヴィル:「頼んだわよ、リドル! アズール!」
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