【ストーリー】EPISODE 6-71 全力タクティクス!

| EPISODE ◆ 6-71 全力タクティクス! 冥府の番人 |
登場人物
レオナ、ジャミル、イデア
テキスト全文
── S.T.Y.X.タルタロス ──
レオナ:「今の話、聞こえたか。」
ジャミル:「ええ。リドルの件は、『雷霆(らいてい)の槍』の使用で魔力を使い果たしたのも原因かと思いますが……。」
レオナ:「最後の一撃を撃つ時でさえちゃっかり余力を残しているとは、さすがのセコさだなタコ野郎。」
レオナ:「……と言いたいところだが、今回は良い判断だ。」
レオナ:「もしアイツが力を温存してなかったら……」
レオナ:「赤い坊っちゃんと2人揃って『冥府』の底へ真っ逆さまだっただろうからな。」
ジャミル:「アズールのことだ。」
ジャミル:「あの場に残ると決めた時から、リドルが力を使い果たしてしまうことを想定していたんでしょう。」
ジャミル:「リドルは学年首席の優等生であると同時に、1度火がつけば止まらない問題児(爆弾)として有名ですから。」
レオナ:「だが……」
レオナ:「奴らがそこそこ時間を稼いでくれたおかげで、このあたりにいた雑魚ファントムはおおかた砂にできた。」
レオナ:「これであの“デカブツ”との取っ組み合いに集中できそうだ。」
ジャミル:「『S.T.Y.X.』のスタッフたちは全員、第1層のハッチへ救援に向かわせましたが……」
ジャミル:「この場を放棄させて良かったんですか?」
レオナ:「あのチンタラしたペースじゃ、イデアたちが第6層(ここ)に到達する前にハッチは閉じられない。」
レオナ:「アイツらを『タルタロス』から出さねえことが目的なら……」
レオナ:「ここで食い止めようが第1層(うえ)で食い止めようが同じことだ。」
レオナ:「どんくせえ奴らにウロウロされてちゃ、俺の『王者の咆哮』(キングス・ロアー)が使いづらいだろうが。」
ジャミル:「!!オルトが再び『タルタロス』の壁を登り始めた。」
ジャミル:「戦いを長引かせすぎれば、こちらの生気が奪われてしまう……引き際の見極めが肝心ですね。」
レオナ:「はっ。戦う前から引き際ばっかり考えてるから器用貧乏になるんだよ、テメェは。」
ジャミル:「うぐっ……。」
レオナ:「獅子は兎を狩るにも全力を尽くす。」
レオナ:「ここでアイツらの夢を、砂に変えてやる。」
ジャミル:「……はい!」
イデア:「ふぅん。今度はタンクと近接アタッカーのコンビか。」
イデア:「毎ターンATKUP(アタックアップ)と回復バフがかかってる僕らの敵じゃないね。」
イデア:「フヒヒッ!!」
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