【ストーリー】EPISODE 6-80 慟哭アクター!

| EPISODE ◆ 6-80 慟哭アクター! 冥府の番人 |
登場人物
ルーク、ヴィル、エペル、グリム、レオナ、アズール、ジャミル、リドル、ラギー、ジャック
テキスト全文
ルーク:「ああ……なんて美しい夜明けだ。」
ルーク:「闇を切り裂く朝日。神々しさすら感じるね。」
ヴィル:「本当……なんて美しいの……」
ヴィル:「…………ふっ、うっ、うぅっ……!」
ヴィル:「う゛あぁあ~~~~~ん!!!!」
ルーク・エペル:「!?」
ヴィル:「ア、アタシまだ18歳なのに、こんなシワシワのおじいちゃんになっちゃって……」
ヴィル:「一体どうしたらいいの!?」
ヴィル:「これじゃ少年どころか青年役にもキャスティングされない。」
ヴィル:「ダッドみたいなナイスミドル役だって演じてみたかった。なのに……なのに……」
ヴィル:「あんまりよ~~~~~~~!!!!」
グリム:「み、耳がキーンとするんだゾ〜。」
レオナ:「おい、さっきはドヤ顔で「アタシが世界一美しい」みたいなこと言ってなかったか?」
ヴィル:「事態をおさめるために無理してたに決まってるでしょ!?」
ヴィル:「わぁ~~~~~ん!!」
アズール:「あれがとっさのアドリブ演技だったとは……流石というか、なんというか。」
選択肢:
├ [ すごい精神力だ…… ]
└ [ (今はかける言葉がない……) ]
ルーク:「おお、愛しの毒の君(ロア・ドゥ・ポアゾン)。キミの涙で胸が張り裂けそうだ。」
ルーク:「もし万が一もとに戻れなくても、キミは世界一美しいよ。」
ヴィル:「知ってるわ。でも、今はそういう話じゃないの!」
ヴィル:「ううっ……!」
エペル:「う、運転手さん! とにかく学園さブッ飛ばしてけ!」
ヴィル:「うわぁ~~~~~~~ん!!!」
── 運動場 ──
レオナ:「あ゛~~……ようやく学園に着いた。」
レオナ:「狭っ苦しい機内で3時間もヒステリックな泣き声を聞かされて、鼓膜がどうにかなっちまう寸前だったぜ。」
ジャミル:「流石は第一線で活躍するタレント……その肺活量と声量に、我々一般人とのレベルの違いを感じました。」
グリム:「うう、耳の中でヴィルの泣き声がわんわん鳴り響いてるんだゾ。」
アズール:「一晩にしてああも変わり果てた姿になってしまったんです。ショックをうけるのも当然ですが……。」
リドル:「そうだね。とにかく、急いで学園に常駐している魔法医術士にヴィル先輩を診てもらおう。」
ルーク:「ヴィル、歩けるかい?」
ヴィル:「と、年寄り扱いは、やめて、ちょうだい。ヒック……ズズッ。」
エペル:「意地はってないで、僕たちの肩につかまってください。」
ラギー:「レオナさーん!!」
ラギー:「無駄に長い足が健在ってことは、生きて戻ってきたんスね!?」
ラギー:「アンタが戻ってこなかったら、今までのゴマすりが全部無駄になるかと……。」
ラギー:「ああよかった!」
レオナ:「過去にすったゴマが全部吹き飛ぶお出迎えのセリフだな、ラギー。」
ラギー:「おっと、こりゃ失礼。ボスが戻ってきたことで安心しちゃって、つい!」
レオナ:「ふん。調子のいいこった。」
ジャック:「連れ去られた人は全員無事みたいだな」
ジャック:「……ん?ヴィル先輩の姿が見えねぇが……。」
ジャック:「っつーか、その爺さんは誰だ?なんでポムフィオーレの寮服を?」
エペル:「ジャッククン!! じい……今はそのワード禁止!」
ヴィル:「誰が爺さんよ!!あたしゃ、まだ18歳で……」
ヴィル:「うう~っ!」
ジャック:「え、も、もしかしてヴィル先輩……ッスか?」
ヴィル:「見ればわかるでしょ!」
ラギー:「えええ!!?? 嘘ォ!?」
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