【ストーリー】EPISODE 6-81 凱旋スチューデンツ!

| EPISODE ◆ 6-81 凱旋スチューデンツ! 冥府の番人 |
登場人物
レオナ、ラギー、ジャック、カリム、ジャミル、ジェイド、アズール、フロイド、リドル、トレイ、ケイト、ヴィル、リリア、マレウス
テキスト全文
── 運動場 ──
レオナ:「あー、うるせぇな。お前らまでギャンギャン大声出すんじゃねぇ。」
ラギー:「ちょっとレオナさん! いきなり連れ去られたと思ったらいきなり帰ってきて、どういうことなんスか?」
レオナ:「質問は後にしろ。こちとら徹夜で戦った後で、眠くてたまらねぇんだ。」
ジャック:「徹夜で戦ってた……って?」
ラギー:「ますます何がなんだかわかんねーッス。」
レオナ:「はぁ……今すぐメシ食って、風呂に入って、寝ちまいたい。」
レオナ:「おいラギー、なんか適当に作れ。とにかく肉だ、肉。」
カリム:「ジャミル~~~~~~~~~!!!」
ジャミル:「グハッ!!!」
カリム:「無事でよかった! どれだけ心配したか!怪我は!? 顔をよく見せてくれ!」
ジャミル:「今まさに、お前と倒れ込んで打ち付けた背中が痛いんだが……。」
カリム:「あっ、悪い!」
カリム:「……って、よく見たら全身擦り傷だらけじゃないか!」
カリム:「なにがあったんだ!?」
カリム:「いや、そんな話は後だ!」
カリム:「すぐに国中に声をかけて腕利きの医者を呼び寄せよう!」
ジャミル:「いい、必要ない!」
ジャミル:「はぁ……まったく。」
ジャミル:「まさかお前の顔を見て、ほっとする日がくるなんてな。」
ジャミル:「とにかく、重たいから俺の上からどいてくれないか?」
カリム:「…………悪い、なんか安心して腰が抜けたみたいで……。」
ジャミル:「はあ?」
カリム:「だって、お前が連れ去られてからずっと、本っ当~~~~に心配してたんだ。」
カリム:「ジェイドは「もしかしたらすでに命が……」とか言って不安にさせてくるしさ!」
ジェイド:「僕はただ可能性を提示しただけで、皆さんの不安を煽りたかったわけでは……。」
アズール:「やれやれ。だとしても、勝手に人を亡きものにしないでもらいたいですね。」
ジェイド:「これは失礼しました。」
ジェイド:「……アズール。ご無事でなによりです。」
フロイド:「あはっ。おかえり~、アズール。」
フロイド:「戻ってくるの早かったじゃん。敵ぶっとばして自力で戻ってきたの?」
アズール:「話せば長くなりますが、おおむねフロイドの言うとおりです。」
アズール:「僕がいない間も、ちゃんと『モストロ・ラウンジ』は休まず営業していたんでしょうね?」
フロイド:「うーわ、出た。言うと思ってたけど。」
ジェイド:「店は開けていましたが、この2日は学園内でも混乱が大きく来客はゼロという結果です。」
アズール:「は? つまり2日連続で赤字だと!?なんてことだ。」
アズール:「後日きっちり『S.T.Y.X.(ステュークス)』に損害賠償を請求しなくては。」
アズール:「すぐにラウンジに戻って確認を……」
リドル:「待つんだ、アズール。まずはキミも保健室で手当てを受けるべきだよ。」
フロイド:「ウワッ!? 金魚ちゃんが白メダカになってる!」
フロイド:「ナニソレ? どしたの?」
リドル:「白メダカって……。アズールも言っていただろう。話せば長くなるくらい、色々あったんだ。」
トレイ:「リドル!!無事でよかっ……」
トレイ:「はっ!?」
ケイト:「ええっ、リドルくん!? 髪が真っ白!一体なにがあったの!?」
リドル:「トレイ、ケイト。心配をかけたね。長くなるから、説明は保健室に行った後にしても?」
トレイ:「も、もちろんだ。あちこち怪我もしてるようだし、まずは保健室へ行こう。」
ケイト:「リドルくんがおじいちゃんになっちゃったのかと思って、超ビックリしたぁ~。」
リドル:「そうだね。アズールの判断があと少し遅ければ、ボク“も”老人のような姿になっていたかもしれない。」
トレイ:「……“も”?リドル、それはどういう……」
ヴィル:「ううっ……もうイヤ。元の姿に戻れなかったらどうしたらいいの?」
トレイ・ケイト:「!!??」
ケイト:「ちょ、ちょ、えっ、あの寮服は……もしかして、ヴィルくん!?」
リドル:「ああ。ボクよりも彼のほうがずっと重症だ。早く魔法医術士に診せなければ。」
リリア:「なにやら騒がしいと思ったら、お主ら戻ってきておったのか!」
リリア:「みな無事でなによりじゃ。」
ヴィル:「無事? どこをどう見たら無事に見えるのよ!」
リリア・マレウス:「!!」
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