【ストーリー】EPISODE 6-84 復活メモリー!

| EPISODE ◆ 6-84 復活メモリー! 冥府の番人 |
登場人物
オルト、イデア、グリム、カリム、ヴィル、エペル、ゴーストA、ゴーストB、ゴーストC、ジャミル、ルーク
テキスト全文
オルト:「あなたの……イデア・シュラウドさんの“本当の弟”になりたい。」
イデア:「え……。」
オルト:「僕のボディに流れているのはシュラウド家の血じゃなくてオイルだし……」
オルト:「髪だって呪いの具現化じゃなくて、作り物の炎だけど。」
オルト:「オルトが託してくれた記憶は、想いは……全部僕の中(コア)にある。」
オルト:「僕はオルトで、オルトは僕だ。だからこれは僕の意思だよ、イデアさん。」
オルト:「それにさ、あなたは放っておくと開発やゲームに熱中して寝ないし、食事をおろそかにするでしょう。」
イデア:「ウッ、それは……。」
オルト:「たしなめてくれるほど親しい友だちもまだいないし、これからできるかもわからないし……」
オルト:「とてもじゃないけど1人で放っておけないよ。」
オルト:「だから……一緒にいたいんだ。ダメかな?」
イデア:「……ダメなもんか。」
イデア:「お前はもうとっくに僕の“本当の弟”だよ、オルト。」
オルト:「ありがとう、兄さん。」
オルト:「……結局、兄さんを取り巻く環境はなにも変わってない。『嘆きの島』のことも、呪いのことも。」
オルト:「でも、変わったものもある。」
オルト:「だって僕たち、友だちと一緒にゲームをしたんだ!」
オルト:「不可能だと思っていたことを、ひとつ実現したんだよ。」
オルト:「その記憶(メモリー)は僕の中にも、みんなの中にも残ってる。」
オルト:「それこそ0が0.001になっただけのことかもしれない。でも……」
オルト:「きっと、すごく大切な一歩だ。」
イデア:「オルト……。」
オルト:「一緒に戻ろう。ナイトレイブンカレッジへ。」
オルト:「兄さんを待ってる人たちがいるよ。」
イデア:「…………うん、そうだね。」
オルト:「あのね、兄さん。学園に戻ったらやってみたいことがあるんだ。」
イデア:「ん?」
オルト:「僕ね……。」
ごにょごにょ……
オルト:「……無理かな?」
イデア:「フヒヒッ……兄ちゃんに任せとけ!」
── オンボロ寮 ──
グリム:「にゃっはーーー!!オンボロ寮、復・活☆ なんだゾ〜!」
選択肢:
├ すごい、新築みたいだ! ]
└ [ (なんか、前よりいろいろ豪華になってる気が……!?) ]
グリム:「はぁ〜。改装中ずっとポムフィオーレで寝泊まりすんの、息が詰まったんだゾ。」
グリム:「ヴィルのヤツ、夜中にお菓子を食うと怒るし……」
グリム:「風呂上がりには、“とりーとめんと”をつけろとか、」
グリム:「全身くまなくブラッシングしろとかうるさかったんだゾ。」
グリム:「まっ、おかげでオレ様もオマエも毛並みがツヤツヤになったけどな! にゃははっ!」
カリム:「おっ、来た来た! おーい、ユウ!グリム!」
ヴィル:「ようやく主役のおでましね。」
エペル:「中もすごく綺麗になってるよ! 早く入ってみて。」
── オンボロ寮‐廊下 ──
グリ坊〜! ユウ〜!
グリム:「ひえぇっ!? なんだ、オマエらか!」
グリム:「いきなり出てくるんじゃねーんだゾ!びっくりするじゃねーか!」
選択肢:
├ [ ただいま、みんな! ]
└ [ 驚かされて、逆にホッとするなんて ]
ゴーストA:「ヒッヒッヒ! おかえりぃ、ふたりとも〜。」
ゴーストB:「ふたりが無事に戻ってきてよかったよぉ。」
ゴーストC:「年寄りに心配かけるでない。お前らがいなくなって、生きた心地がせんかったわい。」
グリム:「生きた心地って……オマエらもうゴーストじゃねえか!」
ゴーストA:「そういえばそうだった!」
わっはっは!
ゴーストB:「さあさあ、中へ。すごいことになってるぞ。」
── オンボロ寮‐談話室 ──
グリム:「ほわ〜っ! すげえ!どこもかしこもピカピカなんだゾ!」
ヴィル:「カローンとの戦闘で屋根や床まで崩壊してどうなることかと思ったけど……」
ヴィル:「約束通り、原状復帰までは『[S.T.Y.X.(ステュークス)』側が負担してくれたわ。」
ジャミル:「結果、フローリングのリフォーム代が浮いたことで、」
ジャミル:「シャワーやキッチンなどの水回りの整備に加えて、給湯器などもすべて新しいものに交換できた。」
ジャミル:「これでシャワーの途中で突然お湯が出なくなったりはしないはずだ。」
選択肢:
├ [ 全然オンボロじゃなくなってる! ]
└ [ 寮の名前、ウルトラゴージャス寮とかに変えたほうがいいかな!? ]
カリム:「ははっ! 喜んでくれてうれしいぜ!」
カリム:「でも、オレとしてはもっとド派手なシャンデリアとかつけたかったんだけどなぁ。」
ジャミル:「シャンデリア代だけでVDCの報酬が全部吹き飛ぶ金額だったんだ。諦めろ。」
ルーク:「そうだ。ユウくんの部屋にはあっとおどろく仕掛けがあるんだ。見に行ってごらん。」
── オンボロ寮‐自分の部屋 ──
グリム:「オワーーッ! なんじゃこりゃ!ポムフィオーレみたいなんだゾ!」
ヴィル:「どう? 気に入った?」
選択肢:
├ [ い、いくらかかったんですか……! ]
└ [ (豪華すぎてかかった費用を聞くのが怖い......) ]
ヴィル:「金額を聞いたら、アンタきっと飛び上がるわ……」
ヴィル:「なんて、冗談よ、冗談。」
ヴィル:「実は水回りの修繕と談話室のリフォームに予想以上に予算を食われて、」
ヴィル:「アンタの部屋までは手が回らなかったの。」
ヴィル:「だから……ホラ。」
グリム:「ふなっ!? 見慣れたユウの部屋に戻った!? どういう仕組みなんだゾ?」
ヴィル:「さっきの部屋は、この魔法の投影機を使って作り出した幻。」
ヴィル:「これを使えば、質素な部屋をリッチに見せることができる。」
ヴィル:「CGエフェクトやプロジェクションマッピングなんかが今ほど発展していなかった時代は……」
ヴィル:「ショー・ビズの世界ではこの魔法の投影機が欠かせなかったそうよ。」
ヴィル:「中古品を知人に安く譲ってもらったの。オモチャみたいなものだけど、気分をアゲるには十分でしょう?」
選択肢:
├ [ すごいです!ありがとうございます! ]
└ [ みんなにお礼を言わなきゃ ]
ビーッ
グリム:「ん? 誰か来たみたいなんだゾ。」
< >

