【ストーリー】EPISODE 7-85 全力ファイト!

| EPISODE ◆ 7-85 全力ファイト! 深淵の支配者 |
登場人物
セベク、シルバー
テキスト全文
セベク:「ぐぅっ……や、や、やはり僕はまだ、このユニーク魔法を使いこなせていないな。」
セベク:「ま、まだ身体に、雷が残って……」
セベク:「はががっ!」
シルバー:「どうしてここに……これも夢か?」
セベク:「夢だと!? ふざけるな!正真正銘、本物のセベク・ジグボルトだ!」
セベク:「腑抜けた貴様を連れ戻しに来たぞ!」
セベク:「貴様が言ったのだ、シルバー。」
セベク:「必ずや若様の魔法を打破し、リリア様を、間抜けな学友どもを……」
セベク:「若様を解放するのだと!」
セベク:「その言葉を違えるのか、シルバー!」
シルバー:「でも……きっと親父殿は、マレウス様は……俺のことを憎んでいる。」
セベク:「なんだと?」
シルバー:「……………夢の中で、真実を知った。」
シルバー:「俺は……俺は、ヘンリクの妹であるレイアと夜明けの騎士の間に生まれた子ども……」
シルバー:「親父殿とマレウス様の、仇の子だったんだ!」
セベク:「……!!」
シルバー:「もうおふたりに合わせる顔がない……仇と瓜二つに育った俺を、親父殿は一体どんな気持ちで……!」
セベク:「………………。」
シルバー:「仇の子など、愛せるはずがない!憎んでいないはずがない!」
シルバー:「そうだろう!?」
セベク:「馬鹿者ーーーーーッ!!!」
シルバー:「ぐはっ!!」
セベク:「貴様のことは常々馬鹿だと思っていたが、まさかここまでとはな。」
シルバー:「えっ……?」
セベク:「たとえ言葉を尽くしても、今の貴様には理解できないだろう。」
セベク:「武器をとれ、シルバー。」
シルバー:「やめてくれ……セベク。俺はもう、誰も傷つけたくない……ッ!」
セベク:「なんと情けない姿だ。こんな男が僕の兄弟子とは……」
セベク:「失望したぞ。」
セベク:「今の貴様の様子をリリア様が知れば、悲しまれるに違いない。」
シルバー:「…………………………。」
セベク:「せめてもの情けだ。これ以上の醜態を晒す前に、この僕が成敗してくれよう!!」
シルバー:「……わかった。それで……お前の気が済むのなら……。」
セベク:「いざ、勝負! 」
セベク:「はぁあああッ!」
< >

