【ストーリー】EPISODE 8 『シャーワルマー』だ!

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登場人物
ジェイド、グリム、ケイト、カリム、農民チームの生徒A、農民チームの生徒B
テキスト全文
── 学園裏の森 ──
ジェイド:「ところで、僕ら農民チームはコロシアムの竪琴を奪還しに行かねばならないわけですが……」
ジェイド:「やはりこれから先を生き残っていくために、僕もビーンズシューターを手に入れるべきですよね。」
グリム:「ヒッ……さてはオレ様たちのビーンズシューターを奪おうとねらってるな!? コレはやらねぇんだゾ!」
ジェイド:「いやですねぇ。そんなわけないじゃないですか。」
ケイト:「でも、補給箱の周辺は、敵の待ち伏せの危険性も高くなるからなぁ。」
ケイト:「欲しいものが必ず手に入るとも限らないし。補給ポイントに行くなら慎重に計画立てないと。」
ジェイド:「そうですね。そこで、僕に1つ考え……というか、アテがあります。」
ジェイド:「『スミス』さんという方がいまして、彼であればビーンズシューターを工面してくださるかと。」
ケイト:「『スミス』? そんな名前の生徒いたっけ?」
ジェイド:「彼の居場所については確かな筋からの情報がありますので、僕がご案内します。」
ケイト:「うーん、ま、情報通のオクタヴィネルの副寮長が言うんだから信じてみてもいいかな。」
ケイト:「オレたち、今は敵じゃないしね。」
ジェイド:「ありがとうございます。では目的地に向かう前にまずは植物園に寄らせてください。」
ジェイド:「ビーンズシューターの前にそこで手に入れたいものがあるんです。」
グリム:「植物園に行けば、非常食の果物も手に入るかも。」
グリム:「よっしゃ、出発するんだゾ!」
ケイト:「グリちゃん、どんだけ腹ぺこなの?」
── 植物園 ──
ケイト:「植物園に到着!……したは、いいけど……」
ケイト:「なんか、さっきから不思議な匂いしない?」
ジェイド:「不思議というか、非常にスパイシーで、
食欲をそそる香り……ですね。」
グリム:「なんか、自然とヨダレが出てくる匂いなんだゾ!」
グリム:「クンクン。匂いはアッチのほうからだ。」
グリム:「行ってみるんだゾ!」
ケイト:「グリちゃん、もうちょっと警戒して。怪物チームの罠かもしんないじゃん!」
選択肢:
├ [ グリム! ステイ、ステイ! ]
└ [ 追いましょう ]
── 植物園‐温帯ゾーン ──
グリム:「匂いはこのへんからするんだゾ!」
カリム:「おっ、なんだお前ら。匂いに釣られてきたのか?」
ジェイド・ケイト:「!!」
カリム:「おっと、豆をぶつけるのは待ってくれよ。オレも農民チームだ。」
ジェイド:「本当だ。オレンジ色のワッペンをしていらっしゃいますね。」
ケイト:「カリムくん1人? ……ってか」
ケイト:「さっきから辺り一帯に漂ってるこの匂いの正体は、一体……?」
カリム:「匂い? ああ、これは『シャーワルマー』だ!」
ジェイド:「シャーワルマー……ああ!」
ジェイド:「羊肉や鶏肉を混ぜた肉を鉄串に刺して直火で焼いた熱砂の国の料理ですね。」
ジェイド:「他の国では『ケバブ』という名前で普及していますが。」
カリム:「そうか、お前らの国の言葉だとそう呼ぶんだったな。」
選択肢:
├ [ 大きな肉塊がじっくり火で炙られている ]
└ [ 戦闘フィールドの真っただ中で!? ]
カリム:「肉をぐるぐる回してよく焼いて、野菜や漬物と一緒にパンに挟んで食うんだ。美味いぞ~。」
カリム:「お前たちも食っていけよ。」
ケイト:「ハッ……よく周りを見れば、匂いに誘われて集まった農民チームがそのへんに座ってケバブ食べてる!」
農民チームの生徒A:「腹が減っては戦はできねぇってな……」
農民チームの生徒B:「うめぇ~。ケバブって最高だぜ!」
カリム:「だろ~? 今日の朝、ジャミルが弁当に持たせてくれたんだ。」
ケイト:「お弁当にしてはいろいろと本格的すぎない!?」
ジェイド:「遠赤外線でじっくり肉を焼くコンロまで持参とは……さすがですね。」
カリム:「そうか? オレんちだと普通だけどな~。」
グリム:「うひょー!! すげー美味そうなんだゾ。オレ様も食べるんだゾ!」
カリム:「よし、ちょっと待ってろよ。今焼いてやるからな。」
ケイト:「…………ジェイドくん、これってさぁ。」
ジェイド:「………ええ。目的は手早く済ませたほうが良さそうです。」
ジェイド:「僕は少し席を外します。少々お待ちください。」
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