【ストーリー】EPISODE 4-8 仰天スパークル!

| - 仰天スパークル! 熱砂の策謀家 |
登場人物
カリム、ジャミル、グリム
テキスト全文
── スカラビア寮 ──
カリム:「よーし、特訓は終わり!さ、行こうぜ!」
ジャミル:「おい、今日の課題はまだ………………」
ジャミル:「はぁ。」
── スカラビア寮‐廊下 ──
グリム:「ほぁ〜この寮、どこ見ても金ピカで豪華で……オンボロ寮とは大違いなんだゾ。」
カリム:「そんなに驚くほどか?」
カリム:「確かにオレが入学した時、とーちゃんが学園に少し寄付して寮を綺麗に改装させたって言ってたけど……。」
グリム:「どんだけ大金持ちなんだゾ!オメー、もしかして、レオナと同じ王子様か!?」
カリム:「アジーム家は王族じゃないから、オレは王子じゃないぜ。親戚筋には王族もいるけどな。」
グリム:「あじーむ……?オマエの名前って、アルアジームじゃなかったか?」
カリム:「熱砂の国の古い言葉で『アル』は『息子』を意味する。」
カリム:「そんで、家を興した祖先の名前を家名にして……」
カリム:「以降生まれた男児は全員『その息子』って名乗ることがあるんだ。」
カリム:「オレの場合、『アジーム』がご先祖さまの名前で『アル』が息子って意味だから……」
カリム:「カリム・アルアジームは『アジームさん家の息子カリムくん』って意味になるな。」
グリム:「ほへぇ……名前の由来なんて考えたこともなかったんだゾ。」
カリム:「馴染みがないからちょっと難しかったか? ま、カリムでいいって!」
選択肢:
├ [ いろいろな国出身の生徒がいるんだなあ ]
└ [ 異国情緒あふれた情報だなぁ…… ]
カリム:「いつか熱砂の国のオレんちにも遊びに来いよ!めいっぱいもてなすぜ。」
グリム:「お城みたいな大豪邸に住んでそうなんだゾ。」
カリム:「そうでもないぜ。召使いも100人くらいしかいないし。」
グリム:「100人いれば十分すぎるんだゾ!?」
グリム:「オレ様だって子分は1人しかいねぇのに。」
カリム:「オレんち、オレの下にきょうだいが30人以上いる大家族だからさ。」
カリム:「それくらい召使いがいてくれねぇと面倒みきれねぇんだよ。」
グリム:「さ、30人!?」
カリム:「うーん、40人だったかな。」
カリム:「30人超えたくらいから数えるのやめちまった!」
カリム:「顔と名前はみんな覚えてるんだけど。あっはっは!」
グリム:「スケールがなにもかも庶民と違いすぎるんだゾ……。」
カリム:「ジャミルのとーちゃんとかーちゃんもオレんちの召使いで。」
カリム:「だから、ジャミルにも小さい頃からずっとオレの世話係をしてもらってる。」
カリム:「ジャミルはスゲーヤツなんだ。頭もいいし気も利くし、なにより料理が上手い!」
グリム:「確かに、さっきの料理はスゲー美味かったんだゾ。」
カリム:「だろ?じゃあ今日は夕食も食べていけよ! なっ!」
グリム:「お、おう。」
グリム:「……なんかコイツとしゃべってると調子狂うんだゾ。」
選択肢:
├ [ この学園では珍しい、いい人だね ]
└ [ なにか裏がある気もする…… ]
カリム:「おーい、お前ら。なにコソコソしてるんだ?こっちに来いよ。」
── スカラビア寮‐物置 ──
グリム:「どひゃー! なんだここ!?ギラギラのお宝がいっぱいなんだゾ!」
カリム:「ここにあるものは全部、家を出る時にとーちゃんが持たせてくれたんだ。」
カリム:「でも、寮の部屋に入りきらなくてなぁ〜。こうして物置に全部置かせてもらってんだ。」
グリム:「物置じゃなくて、もはや宝物庫なんだゾ!」
カリム:「おお。難しい言葉知ってるな、グリム。偉いぞ!」
カリム:「で、このお宝の山の中でもオレが一番気に入ってるのが…………」
カリム:「アレ? どこいった?」
カリム:「“アイツ”、たまに勝手に1人で移動するんだよな。」
カリム:「おーい、どこいった〜?」
グリム:「ほぁ〜……ごろごろでっかい宝石に金ピカのコップ。」
グリム:「これだけあるんだし、どれか1つくらい」
グリム:「いただいちまっても……ぐひひ……。」
ツンツン
グリム:「ユウ、今オレ様は取り込み中なんだゾ!」
ツンツン
グリム:「もー、しつこいな。なに……」
グリム:「ってほぎゃ〜〜〜!!!」
グリム:「じ、絨毯が勝手に動いてる!ゴーストが取り憑いた呪いの絨毯だゾ!!」
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