【ストーリー】EPISODE 4-11 明星ディスカバー!

| - 明星ディスカバー! 熱砂の策謀家 |
登場人物
カリム、スカラビア寮生A、スカラビア寮生B、スカラビア寮生C、ジャミル、グリム、スカラビア寮生たち
テキスト全文
── スカラビア寮 ──
カリム:「本日はここまで!」
カリム:「明日の午前中は、東のオアシスまで行進だ。徹底的にしごいてやるから、そのつもりでいろ!」
スカラビア寮生A:「はぁ……はぁ……。手も足もガクガクだ……。」
スカラビア寮生B:「誰か、水……水をくれ……。」
スカラビア寮生C:「明日も朝から砂漠を行進なんて……。」
スカラビア寮生A:「寮長はどうしちまったんだ。前はこんなことする人じゃなかったのに。」
ジャミル:「………………。」
グリム:「ぜ〜は〜……やっと終わった。」
グリム:「アイツ、さっきまで超ニコニコしたいいヤツだったのに、急に人が変わっちまったんだゾ。どうしたんだ?」
ジャミル:「きっと、寮対抗マジフト大会や期末テストでスカラビアの成績がふるわなかったことに……」
ジャミル:「責任を感じてるんだろう。」
ジャミル:「アイツは最近、ひどく情緒不安定なんだ。」
グリム:「情緒不安定ってレベルじゃねぇんだゾ。まるで別人じゃねーか。」
ジャミル:「俺もアイツとは長い付き合いだが、今のカリムとどう接したものかと困り果てている。」
ジャミル:「言動がコロコロ変わったり、急に横暴になったり……とにかく手に負えない。」
ジャミル:「こうなる前は寮生全員が寮長であるカリムを慕っていたが、最近のおかしな様子には戸惑うばかりで……。」
ジャミル:「さっきのように突然無茶を言い出すことも多くて……」
ジャミル:「このままじゃ寮生たちの不満が爆発するのは時間の問題だ。」
ジャミル:「今まではなんとかフォローしてきたが……俺1人の力ではもう限界が見えている。」
グリム:「うーん、ハーツラビュルのトレイといい副寮長ってヤツは苦労するんだゾ。」
ジャミル:「あっ!」
ジャミル:「そうか……君たちこそ、“ダイヤの原石”なんだ!」
グリム:「はぁ? なんだそれ?」
ジャミル:「君たちはハーツラビュルやサバナクロー……」
ジャミル:「さらにはオクタヴィネルの問題までを解決に導いた優秀な生徒だと噂で聞いてる。」
グリム:「へへ〜ん。そうだゾ。アイツらはみんなオレ様たちの活躍に感謝すべきなんだゾ!」
ジャミル:「だから、頼む。どうか俺たちスカラビアの力にもなってくれないか。」
グリム:「えぇっ?」
ジャミル:「食堂でたまたま出会ったのも運命の巡り合わせだ。」
ジャミル:「きっと君らはダイヤのように輝く解決策をもたらしてくれるに違いない!」
グリム:「そ、そんなに期待されても困るんだゾ。」
グリム:「確かにオレ様は優秀だけど、それとこれとは話が別なんだゾ!」
グリム:「……おい、ユウ。他寮のトラブルに首を突っ込むのはやめとけよ!」
グリム:「オレ様、もう面倒ごとはこりごりなんだゾ。」
ジャミル:「君は…………」
ジャミル:「俺たちを助けてくれるよな?」
選択肢:
├ [ わかりました ]
└ [ 任せてください ]
グリム:「ふな゛っ!?オマエ、なに安請け合いしてるんだゾ!?」
ジャミル:「ああ……! 引き受けてくれるのか。嬉しいよ、ユウ。」
ジャミル:「そうと決まれば、ぜひ2人とも賓客としてスカラビアに留まって欲しい。」
パンパン!
スカラビア寮生A:「お呼びでしょうか、副寮長。」
ジャミル:「お前たち、客人を部屋へ案内しろ。」
スカラビア寮生たち:「はっ!」
── スカラビア寮‐空き室 ──
スカラビア寮生B:「それでは、ゆっくりとお休みください。」
バタン!
グリム:「も〜〜〜っ!!やめとけって言ったのに!」
グリム:「ユウ、オメーはなんでそう厄介ごとに首を突っ込むんだゾ!」
グリム:「スカラビアの問題なんだ。自分たちの問題は自分でカタつけろってんだ。」
選択肢:
├ [ 断ろうと思ってたんだけど…… ]
└ [ 気付いたら引き受けてしまっていた…… ]
グリム:「ったく。オメーはなんだかんだ流されやすいしお人好しなところがあるからな〜。」
グリム:「たまに急に怖いときもあるけど…………。」
グリム:「とにかく、オレ様はもう面倒ごとに巻き込まれるのはまっぴらゴメンなんだゾ。」
グリム:「今のうちにこっそり抜け出してオンボロ寮に戻ろうゼ!」
── スカラビア寮‐廊下 ──
グリム:「よし、まずは学園につながる鏡のところへ……」
ピーーー
グリム:「!? にゃ、にゃんだぁ!? この音は!?」
ドタドタドタ!
スカラビア寮生A:「お前たち!勝手に寮外へ出ようとするとは何事だ!」
スカラビア寮生B:「この冬休みの間は、誰であろうと寮長の許しなしに寮を出ることは許されない!」
スカラビア寮生A:「ひっとらえろ!」
スカラビア寮生たち:「追え追え!」
スカラビア寮生たち:「待てーー!!」
グリム:「なにぃ〜〜〜〜っ!?」
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