【ストーリー】EPISODE 4-14 豪快ヒール!

| - 豪快ヒール! 熱砂の策謀家 |
登場人物
グリム、カリム、ジャミル、スカラビア寮生A、スカラビア寮生B
テキスト全文
── スカラビア寮‐東のオアシス ──
選択肢:
├ [ この光景……夢で見たことがあるような ]
└ [ 象とラクダの行進……王子様が乗ってる…… ]
グリム:「オイ、ユウ。なにボーッとしてんだゾ。暑さでやられちまったのか?」
カリム:「──全体、止まれ!」
グリム:「や、やっとオアシスに着いたんだゾ?」
ジャミル:「これより15分の休憩をとる。その後、また寮へ向かい、行進開始だ。」
グリム:「水、水…………」
グリム:「って、このオアシス、水が全部干上がっちまってるんだゾ!」
カリム:「みず……水……、」
カリム:「水がほしいのか?」
グリム:「当たり前なんだゾ!」
グリム:「もう喉がカラカラだぁ……。」
カリム:「なら、オレがよく冷えた美味い水を飲ませてやるよ!」
カリム:「『熱砂の憩い、終わらぬ宴。歌え、踊れ!』」
カリム:「『……枯れない恵み(オアシス・メイカー)!』」
グリム:「うわ~~~!恵みの雨なんだゾ~~~!!」
スカラビア寮生A:「うめぇ~!乾いた身体中に染み渡る美味さだ……!」
スカラビア寮生B:「はぁ、生き返る……。」
カリム:「そうか、美味いか! 水だけでいいなら、乾いたオアシスをたっぷり満たすくらい出してやれるぜ。」
カリム:「オレのユニーク魔法『枯れない恵み(オアシス・メイカー)』は……」
カリム:「少しの魔力で美味しい水をたくさん作り出すことができるんだ。」
グリム:「なんか……『水がいっぱい出る』って、ユニーク魔法にしてはめっちゃ地味なんだゾ。」
グリム:「水が出せる魔法士は他にもたくさんいるし……。」
カリム:「そう言ってくれるなよ。」
カリム:「少しの魔力でいっぱい出るってのが、オレの『枯れない恵み(オアシス・メイカー)』のウリなんだ。」
カリム:「水道が普及してない時代なら、水汲みや加熱殺菌しなくていい水がいくらでも出るなんて」
カリム:「すっげー重宝されたと思うんだがなぁ。」
カリム:「ま、お前の言う通り、水道が普及した現代じゃあんまり役に立たない魔法なんだけどさ。」
カリム:「あっはっは!」
カリム:「でも! オレが生み出す水は、世界一美味い自信があるぜ。」
グリム:「そう言われてみれば……確かに、お腹に優しい冷たさでありながら、決してぬるくない。」
グリム:「新鮮な湧き水のように口当たりまろやかでゴクゴクいけるお水なんだゾ。」
ジャミル:「モンスターに水の違いなんかわかるのか?」
グリム:「なにおぅ?失礼な! オレ様の味覚は確かなんだゾ!」
カリム:「うんうん、オレの見込み通りだ!グリムは違いがわかるヤツだって思ってた。」
カリム:「よし、褒美にクラッカーをやろう。」
グリム:「ウッ、ハラは減ってるけど、今パサパサしたものは食いたくねぇんだゾ〜……。」
選択肢:
├ [ なんだか出発前と様子が違うような…… ]
└ [ ……また朗らかな性格に戻ってる? ]
グリム:「確かに、出発前とは別人みてーなんだゾ。」
カリム:「ん? なんだユウ、なにか言ったか?」
ジャミル:「……カリム、15分休憩がもう終わる。みなを集合させて寮へ戻ろう。」
カリム:「もう? もう少し休んでいってもいいじゃないか。」
ジャミル:「あまりのんびりしていると陽が高くなる。気温が上がるとその分キツくなるぞ。」
カリム:「それもそうか。よーしお前ら、寮へ戻って朝食だ!帰り道も頑張ろうぜ。」
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