神徒バランのプロフィール
神徒バラン Advocate of God, Baran' | |
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神徒バラン
プロフィール
性別 | タイプ | 種族 |
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英装 | |
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武器 | |
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誕生日 | 年齢 | ||
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3サイズ |
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エピソード
破神ログシウスの神徒で、 「四破神将」と呼ばれる
側近の1人。
神徒として破神ログシウスに絶対的な忠誠を誓って
いるバランは、主のためにグランゼリア各地に赴い
てその力を存分に振るった。
特に、彼が使う鞭のように変化する特殊な剣は、数
多くの敵を翻弄し葬ったという。
また彼は1人の戦士としてだけではなく、軍勢を率
いる指揮官としての活躍も多く、その手腕は四破神
将の中でも随ーだったとされる。
破神がグランゼリアを支配していた時代では、人類
が大規模な反乱を起こした際には、大軍を率いて鮮
やかな手際でそれを鎮圧。そして人類と破神勢力が
戦った破神大戦においては、軍勢を率いて幾度も人
類の軍勢を打ち破った。
戦場に立つ戦士としても、軍勢を操る指揮官として
も、戦場での彼の影響力は絶大であり、その姿は味
方である破神勢力の者たちからは心強い守護神のよ
うに、そして敵である人類軍の者たちからは死と敗
北を予感させる悪魔のように映ったという。
指揮官としてのバランの優秀さが分かる逸話として
次のようなものがある。
破神がグランゼリアを支配していた時代、オルダー
ナ大陸のある都市が破神に対して反旗を翻したこと
があった。
通常ならばオルダーナ大陸を領有している神聖口
ダール王国に討伐を命じるところであったが、この
時は見せしめのために、バランが軍勢を率いて
直々に討伐に乗り出した。
現地を訪れた彼は、いきなり都市を攻撃するような
ことはせずに、まずは都市への水と食料の供給を断
つため、軍勢で包囲網を形成。
そして人々が飢え始める頃を見計らって、あえて包
囲網の一部分を手薄にした。
都市の人々は包囲網より脱出するため、その部分に
突撃する。
だが、これはバランによる罠であった。
「やはり人間は低能だな」
手薄になっていた部分の兵は敗走するが、バランの
指示によりその左右の兵たちが即座に行動を開始。
突撃してきた人々を挟撃して、たちまちのうちに屍
の山を築いていったのだ。
そして潰走して再び都市に逃げ込もうとする人々を
追撃し、その勢いのままに都市を制圧してしまう。
破神軍の損害は軽微であり、一方の都市の者たちは
女子供問わず、皆殺しにされたという。
破神大戦時においても、バランはその指揮官として
の手腕を大いに発揮した。
ランゼリア大陸の破神勢力下のある都市に対し、ラ
ンゼリア王国軍が攻略を計画しているとの情報をバ
ランは入手する。
即座にバランは軍を率いてその都市へ向かった。し
かし、その行軍中に情報にあるランゼリア王国軍を
目撃する。
こちらにはまだ気づいていない様子であったが軍勢
の数はバランが率いている軍の3倍ほどもあった。
バランに従っていた者たちは、ランゼリア王国軍を
回避して都市の防衛隊と合流すべきだと意見を述べ
るが、バランはまったく正反対の決断を下す。
「人間どもはまだ戦闘態勢を取っていない。ならば
奇襲して、一気に壊滅させるのみ」
彼はすぐに部下たちに突撃を命じる。
バランが見抜いた通り、戦闘準備が整っていなかっ
たランゼリア王国軍は大混乱に陥り、その攻撃によ
り兵の多くが死傷、または逃亡していった。
だがそれでもまだ兵の数はランゼリア王国軍の方が
勝っており、一時の混乱より態勢を立て直した彼ら
は、バランの軍を徐々に押し返し始める。
一転してバランの軍は劣勢になり、兵たちは浮足立
ち、逃亡しかける。
しかし、それを許さない者がいた。
ほかならぬ指揮官であるバランであった。
彼は逃げ出そうとしていた兵士の1人を、有無を言
わさずに斬って捨て、こう言い放った。
「我が率いる軍に退却などはない。
目の前の敵と戦って死ぬか、それとも逃げるところ
を我に斬られて死ぬか、好きな方を選べ!」
その苛烈な言葉と意志に戦慄した兵たちは覚悟を決
め、死兵となって敵軍へ突撃。激戦の末にランゼリ
ア王国軍の殲滅に成功する。
だが大軍を撃破したバランの軍の損害も凄まじく、
最後まで生存していた者は全体の10分の1ほどで
あった。
ただ、指揮官であるバラン当人は、その損害をまっ
たく気にしている様子はなかったという。
戦場では軍勢の指揮官としてその手腕を振るうこと
が多かったバランだが、当然のことながら一個人の
戦士としても、ほかの四破神将同様に恐るべき力を
持っている。
特にその剣は変幻自在の動きを見せ、弱者も強者も
平等に斬り刻み続けた。
バランの戦いで最も有名なのは、破神大戦において
ランゼリアの英雄レーザスを屠ったものであろう。
レーザスは数多くの破神の配下を撃破しており、当
時の人々の間では、戦えばバランを倒せるのではな
いか、という噂さえあった。
だが、いざ両者が対峙して戦いが始まってみれば、
一瞬でバランがその剣でレーザスを斬り刻み、肉片
へと変えるという結果に終わる。
四破神将が倒されることを期待していた者たちは、
そのあまりに無残な光景に戦慄し、そして絶望した
とされている。
またバランの強さの秘密がその武器にあると考え、
同じようなものを武器職人に作らせた者もいた。
だが完成したその武器は扱いが非常に難しく、とて
もではないが使いこなすことなどできなかった。
結果として、バランが恐るべき技量を持つ存在であ
ることを証明することになってしまったという。
ちなみに現在活動しているバランは、伝えられてい
るバランの行動に加え、かつてブレイズで活躍して
いたある戦士と戦い方が酷似していると言われてい
るが、その関連性、関係性などは不明である。