ミアのプロフィール
ミア | 神戒ミア Prefect of God 'Mia' | 聖想のミア |
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プロフィール
性別 | タイプ | 種族 |
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英装 | |
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職業 | |
武器 | |
出身 |
誕生日 | 年齢 | ||
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身長 | 体重 | ||
3サイズ |
趣味 | |
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特技 | |
癖 | |
長所 | |
短所 |
性別 | タイプ | 種族 |
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女性 | 神 | 不明 |
英装 | 神戒 |
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職業 | 神戒 |
武器 | 剣 |
出身 | セントバーム |
誕生日 | 8月27日 | 年齢 | 不明 |
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身長 | 165cm | 体重 | 53kg |
3サイズ | 82/51/80 |
趣味 | 不明 |
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特技 | 不明 |
癖 | 不明 |
長所 | 不明 |
短所 | 不明 |
性別 | タイプ | 種族 |
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英装 | |
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職業 | |
武器 | |
出身 |
誕生日 | 年齢 | ||
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身長 | 体重 | ||
3サイズ |
趣味 | |
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特技 | |
癖 | |
長所 | |
短所 |
エピソード
女神に臣従し、「神戒」となったミアの姿。
女神に忠誠を誓う者たちの中でも最上位に近い存在である「神戒」となった彼女は、主である女神より恐るべき力を授けられ、かつて「剣帝」と称されたその剣技も、さらに鋭さを増しているという。
現在、神戒ミアが何か大きな行動を起こした記録などはないが、自身が守護する領域に侵入してくる者に対しては、情け容赦無くその恐るべき力は振るわれることであろう。
一方で、破神軍との戦いの中でその生命を散らしたとされるミアが、どういう経緯で女神の神戒になったのかは不明である。
神戒となっても冒険者ギルドチーム「ファントムクロウ」を率い、人類のために戦った時の記憶は保持しているとされるが、その人格は大きく変貌。
かつて持っていた他者に対する優しさ、人間としての温かみなどは一切感じさせることはないという。
これはとあるいけすかない上司から与えられた「セントパームの現状を調査する」という任務についての報告である。
…先に結論から述べよう。
私は使命を全うすることができなかった。
その日、私はセントバームに向けて道なき道を進んでいた。
異変に気づいたのは、そのすぐ後のことであった。
いつしか、私を見ているような気配を感じるようになったのだ。
私とてこれまで数多くの調査任務をこなしている。
尾行や監視されていれば、相手の存在をぼんやりとでも“感じる”ことができる。
だが、その気配は違った。そういったものが一切なかったのだ。
それはまるで空間そのものが、私を見つめているかのようであった。
そして、私が魔導門付近に足を踏み入れた時、それは起こった。
「女神の神戒の名において命じる…。
これ以上進むことを禁ずる」
そんな言葉が私の中に響いた。
それは声ではない。
思念…いや、まるで魂そのものに響く声のように聞こえた。
その瞬間、私は一歩たりとも足を進めることができなくなってしまった。
言葉以上に感じる“モノ”が、私の思考を…本能を支配し、恐怖させ足を止めたのだ。
理解をはるかに超えたその力に、私は思わずその場に平伏し、許しを請いたくなる衝動に駆られた。 寸前でその衝動を抑えることができたのは、組織で長年任務に従事してきた経験の賜物であろう。
そして、その経験はこうも告げていた。
「これ以上は無理だ」と。
おそらくこの先進んでも、任務を達成することなどできない。
それどころか何も情報を得ることはできず、犬死にするであろう。
次の瞬間、私は振り返ることすらできず、その場より一目散に逃亡した。
怯えたガウルのように…。
以上が、今回の任務の報告である。
情けない男だと笑うのならば、それでもいい。
ただ、セントバームへの再度の調査任務は断らせてもらいたい。
きっとまた上司に嫌味を言われるだろうが知ったことか!
あそこには人知を超えた力を持つ何かが、確かにいるのだから…。
どこか分からない暗く寒い間の庭…そこにひとつの光が漂っていた。
それは、かつて人々に「剣帝」と称されたある女性の魂…。
彼女に一切の感覚はなく、自分がどこにいるのか、 そしてどんな状態なのかも分からなかった。 だが、分かっていることもあった。
それは、自分はすでに生ある存在ではない、ということである。
だが、そのことに悔いのようなものはなかった。 苦しい思い出もあったが、信頼できる仲間たちと人類のために戦うことができたのだ。
満足と言ってもよい人生であった。
それに、彼女は安堵もしていた。
もし、最期のあの状態のまま自分が生き続けていたのならば、間違いなく周囲に大きな被害を及ぼしたであろう。
そんなことは、彼女の望みではなかった。
それを防いでくれた仲間たちには、大きな感謝の念を抱いていた。
彼女は静かに終わりを受け入れようとしていた。
静かに終わりを持つ女性の魂は、突如大きな暖かい光を感じる。
その光からすべてを包み込む神々しさ、そして安らぎのようなものを感じた彼女は、果たせなかった世界の平和を願う。
光に願い続ける内に、ふと彼女の心にひとつの疑念が生まれた。
疑念は、最初は小さなものだったが、徐々に大きくなっていく。
それは人間への不信感であった。
自分が生きていた時代、人々は破神に対して一丸となって戦っていた。
だがもし破神が倒され、世界を人々の手で自由に管理できるようになったとしたら、本当に平穏が訪れるのだろうか…?
人間は愛おしく、そして弱い。
それは、彼女が騎士をやっていた時、そして騎士を辞めざるを得なかった時、嫌というほど実感したことであった。
何か信じる存在がなければ、人々はきっと惑い、互いを疑い、ついには争い始めるに違いない。
そして特に気にかけていたある仲間のことを思う。 彼も、その混迷の中に苦しむに違いない。
しばらくした後、彼女の思いは平和への祈りではなくなっていた。
彼女が抱いたのは、これまで以上の強い願い…。
新たに人々を導く力…彼を救うことができる力を求める願いであった。
その時、彼女が感じていた光はさらに強くなる。
それは、すべてを凌駕する大いなる力…。
偉大なる女神の力であった。
彼女の心は溶けていく。
自身の願いが歪んでいることにも気づかず、その意識は静かに眠りについていくのだった…。