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マディンのプロフィール

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鋼鉄のマディン
Steel Wall 'Maddine'
海賊マディン

鋼鉄のマディン

プロフィール

性別タイプ種族

英装
職業
武器
出身

誕生日 年齢
身長 体重
3サイズ

趣味
特技
長所
短所

エピソード

決意

聖なる鎧をまとって戦った神聖ロダール王国の女騎

士。


神聖ロダール王国の騎士の家に生まれたマディンは

両親よりおしとやかになるよう育てられていた。

彼女自身も幼いある時期まで両親の望む通りに育っ

たが、海の魔獣より父を救ってくれたある海賊と出

会ったことから、その考えは大きく変わっていく。


「わたし⋯あのおじさんのようになる!」


己の正義を真っ直ぐに貫くその海賊の姿を幼心に刻

みつけたマディンは、彼のような生き方をしたいと

志すようになっていたのだ。

マディンの父は、その考えを矯正しようと努力する

が、彼女は考えを変えようとはしなかったという。

やがて成長した彼女は、さすがに海賊を目指しはし

なかったものの、父と同じ騎士の道を歩もうとしよ

うとする。

それは、かつて憧れた海賊の姿を騎士である父の中

にも見たからなのかもしれない。

マディンの父は彼女が騎士を志したことに一応反対

したものの、自身と同じ道に向かおうとしているこ

とにまんざらではない様子であった。


そんな中、そのマディンの父が任務からの帰還途中

で何者かに襲われて、命を落としてしまう。

父の致命傷となった傷は魔獣の爪によるものではな

く、背後からの剣による一撃であった。

傷口の鋭さから殺害犯は父と同じ騎士だと考えたマ

ディンは、悲しみを怒りに変えてある決心をする。

それは、ロダール騎士団に入って父を殺した者を探

し出すというものであった。

もともと騎士になろうとしていた彼女だったが、今

やその意思と願いは、以前とは比べ物にならないほ

ど強いものに変わっていた。


「お父さんを殺した者を、絶対に許さない!」


だが、騎士団の入団試験を受けたマディンは、自身

が志した道が予想よりも遥かに難関なものであるこ

とを思い知ることになる。

これまで、父より簡単な手ほどきを受けていた彼女

だったが、その時の剣技はまだまだ素人レベルでし

かなく、入団試験を何度受けても合格することがで

きなかったのだ。

むろん、マディンとて鍛錬を怠っていたわけではな

い。

だが特別に秀でた才能があるわけでもなく、実戦や

立ち会い稽古の経験もそれほど多くない彼女と他の

騎士志望の者とでは、埋めがたい差があった。


このまま騎士になれないのか⋯?

父を殺した犯人を見つけることができないのか⋯?


そんな気持ちに駆られて、焦燥感を募らせるマディ

ン。

そんな中、彼女は真夜中に自分の名前を呼ぶ声を聞

く。

それは実際の声ではなく、彼女の心のみに語りかけ

られたものであった。

その声がする方に1人向かったマディンは、ある大

聖堂の地下に隠された宝物庫にたどり着く。

そこには、神々しい光りに包まれた見事な鎧が安置

されていた。

現れし聖鎧

大聖堂宝物庫に安置されている神々しい鎧を目にし

たマディンは、恐る恐るそれに触れてみる。

すると、これまで自分の心に呼びかけていた声がよ

り鮮明に響いてくる。


「あなたの救いを求める思い⋯

どうか、私に教えてください」


鎧からの言葉に、不思議と自分の気持ちを包み隠さ

ず明かす気持ちになったマディンは、父が殺された

こと、そしてその父の犯人を探すため騎士団試験を

受けるも実力がまだ足りないことなどを告白する。

それらを聞き終えた鎧は、大きく光り輝く。


「あなたの思い⋯受け止めました。

私は聖鎧エディル⋯

どうぞ、その身にまとってください。

あなたの力となりましょう」


戸惑いながらも言葉に従い、その神々しい鎧を身に

まとったマディンは、これまで経験したことのない

ほどの力が自分の身体より湧き上がってくるのを感

じた。


「これは⋯なんて力だ⋯!!」


エディルと名乗ったその鎧を着用したマディンは、

次の騎士団の入団試験で群を抜く成績を示して見事

合格。晴れてロダール騎士の一員となる。

一時は挫折しかけながらも、ようやく念願が叶った

マディン。だが、その心は喜びよりも、むしろ自身

の行いに対する罪悪感の方を強く感じていた。


「私は⋯卑怯な人間だ!

父の仇を捜すためとはいえ、自身の実力ではなくこ

の鎧⋯エディルの力で騎士になってしまった」


そんな感情を強く抱いたマディンは、騎士になった

その日からこれまで以上に己を厳しく律するように

なっていったという。

特に日々の稽古などは、その量、激しさともにベテ

ラン騎士ですら舌を巻くほどであった。

それは、せめて騎士として、聖鎧エディルを身にま

とう者としてふさわしい力量を持たねばならない、

という彼女の気高さがさせたことであった。

急転

神聖ロダール王国の騎士となったマディンは、自身

を鍛えるとともに、聖鎧エディルを身に着けながら

任務に従事し、魔獣や野盗などの討伐任務を数多く

果たしていった。

その時の騎士団長ダフテルは、マディンの亡き父の

友人だった男で、彼女の仇捜しには惜しみない協力

をすると約束したが、一方で騎士としては彼女をひ

いきすることなどなく、あくまで単なる1人の騎士

として扱った。

だがそれが逆にマディンの成長を促す結果となり、

厳しい稽古と数々の実戦を経験した彼女の戦闘技術

は、みるみるうちに上達していった。

そして1年ほど後には小隊長を務めるほどになった

マディンは、己に厳しすぎるきらいはあるものの、

人格、技量ともに聖鎧エディルの装着者として申し

分ない実力を備えるようになっていた。


「ようやく少しは余裕を持って任務をこなすことが

できるようになってきたが⋯それでもまだまだだ。

今の私では、父やあの人の足もとにも及ばない」


一方で、暇を見ては亡き父の仇の調査の方も進めて

いたマディンだったが、こちらはなかなか芳しい成

果をあげられなかった。

もともと彼女は、騎士としての精進、父の仇の探索

というふたつのことを器用にこなせるタイプなどで

はなかったのだ。

だが小隊長を務めるようになった頃より、マディン

は自分を監視しているかのような何者かの視線を時

折感じるようになる。

初めは自分が捕らえた犯罪者の仲間などから狙われ

ているのかとも思ったが、騎士団の施設にいる時に

もその視線を感じたことから、それが同じ騎士から

のものだと気づく。

そして、もしかしたら父を殺した犯人からのもので

はないかと思うようになっていた。


そんな中、マディンはダフテルより突如現れたとい

う魔獣の討伐任務を命じられる。

その魔獣は強大な力を持ち、聖鎧エディルを身に着

けた今のマディンでも勝てるかどうか分からない相

手であった。

だがその時に動ける実働部隊は、マディンの隊しか

いなかった。

彼女は刺し違えることも覚悟して部下とともに現地

に赴き、魔獣と対峙する。

魔獣の強さは予想以上であり、マディンと部下たち

は苦戦し、皆深手を負ってしまうほどであった。

しかし激戦の中、マディンが放った槍の一撃が魔獣

の急所を偶然刺し貫いたことから形勢は逆転。

そのまま部下たちとともに総攻撃を加え、辛くも魔

獣を討ち果たすことに成功する。

勝利の喜びに浸る部下たちを見ながら、さしものマ

ディンも疲れ果て、少し離れた場所に座り込んで休

む。


⋯だがそんな彼女に、背後より忍び寄る者がいた。

真相、そして別れ

魔獣には辛くも勝利したものの、疲れ果てた状態の

マディンは、背後より忍び寄る者に気づくことはで

きなかった。

だが身にまとっていた聖鎧エディルは、その存在を

いち早く察知する。


「マディン、後ろです!!」


エディルに呼びかけられ、間一髪のところで襲って

きた者の攻撃を盾で受け止めたマディン。

だが、その者の顔を見て驚愕する。

それはなんと亡き父の友であり、魔獣討伐を命じた

騎士団団長ダフテル、その人であった。


「そんな⋯なぜ、あなたが私を⋯?」


不意打ちこそ防がれたものの、立っているのがやっ

とのマディンを見て、ダフテルは勝利を確信して笑

みを浮かべる。そして自分がマディンの父を殺した

犯人だと告げる。

彼は、神聖ロダール王国の国家機密を破神の眷属ら

に売っていたのだという。

王国は破神とその眷属に従属しているが、だからと

いって国家の情報をすべて彼らに明らかにしている

わけではない。

国家機密である情報を外部に売ることは、たとえ破

神の眷属に対しであろうと、王国に対しての重大な

背信行為にほかならない。

ダフテルはマディンの父にその行いを知られ、止め

るよう説得されたが、己の行為の隠蔽のため彼を殺

害したのだという。


長年捜していた父の仇とついに対峙することができ

たマディンだったが、魔獣との戦いで精魂尽きかけ

ている今の彼女に、戦う力はほとんど残されていな

い。

とどめを刺そうと迫りくるダフテルの攻撃を、なん

とかかわすのが精一杯であった。


「父と同じように、私はこのままこの男に殺されて

しまうのか⋯?」


諦めかけてたその時、マディンの心にある声が響き

渡る。


「戦ってください、マディン!

今、私の中に残っている力を、すべてあなたに与え

ましょう!」


それは、聖鎧エディルの声であった。

同時に聖鎧は大きく輝き、マディンの身体に活力が

蘇っていく。

再び戦う力を得た彼女は、襲い来るダフテルの攻撃

をしっかりと盾で受け止める。

そして、手にした槍で渾身の突きを放つ。


「喰らえっ⋯!」


その一撃はダフテルの身体の真芯を見事にとらえて

おり、彼を絶命させるのに十分なものであった。



その後、王都に帰還を果たしたマディンは、ダフテ

ルの行いを国王に報告。彼の部屋より情報漏えいの

証拠が数多く発見される。

王国と破神の眷属との関係上、それらは公にされる

ことはなかったが、父の仇を見事に討ち果たした彼

女は、国王より直々にお褒めの言葉を頂き、その功

績より神聖ロダール王国騎士団の団長へと抜擢され

る。

マディンは王国騎士団の大黒柱として、その後も大

いに活躍するが、身にまとう聖鎧エディルは二度と

彼女に呼びかけることはなく、その力も徐々に失わ

れていったという。


騎士団団長就任から数年後、マディンは聖鎧エディ

ルをもともと安置されていた大聖堂宝物庫へと戻し

た。

彼女には分かっていた。

聖鎧エディルが自分の願いを叶え、その役割を果た

し終えたことに。

そしていつの日か、自分と同じように救いを求める

女性を助力するため、今は力を溜めるための眠りに

ついていることに。


「これまで私を支えてくれて⋯ありがとう」



やがて月日は流れ、マディンは騎士団を引退。

そのきっかけは幼き第一王女リラと接し、彼女の英

明さがロダールをより良い未来へと導くであろうと

信じたためだったという。

騎士引退後、マディンは1隻の海洋船を購入する。

そして、幼き日に出会った海賊を真似るように、そ

の船で世界を巡って余生を過ごしたとされている。



海賊マディン

プロフィール

性別タイプ種族

英装
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誕生日 年齢
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ゲーム情報
タイトル ラストクラウディア
対応OS
    • iOS
    • リリース日:2019/04/14
    • Android
    • リリース日:2019/04/14
カテゴリ
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