ソルティーナのメモリー
プロフィール
ソルティーナ | ||||
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身長 | 147cm | 体重 | 41kg | |
血液型 | B型 | 誕生日 | 8月21日 | |
ラメント | くま (日 / EN) | |||
Song by | コレサワ | |||
CV | 南條愛乃 | |||
ブルク公国出身。ルナリンドの妹で、姉のことが大好き。姉と共に暮らしていた頃はパン屋で働いていた。姉とは対照的で、太陽のように明るく元気な性格。 |
メモリ一
1話
わたしの物語は、お姉ちゃんと共にある。
わたしがいるのは、お姉ちゃんのおかげだから。
あれはわたしの6歳の誕生日。
ふとしたきっかけで不思議な力に目覚めた。
それが魔女の力だと知ったのはずっと後のこと。
ねえパパ、ママ! わたしこんなことできるように なったよ!
得意げに力を見せると、 二人は表情を一変させ、ごみを捨てるようにわたしを家の外に投げ捨てた。
汚らわしい。
魔女だって知ってたらあんたなんか産まなかったのに。
そう吐き捨てながら。
何が起こったのかわからなかった。
でも、この扉が開くことは二度とない。
それを理解して涙があふれ始めた。
その時、扉を開けて飛び出してきたのが、お姉ちゃ んだった。
2話
もう大丈夫だよ。
そういって渡してくれたのは手作りのぬいぐるみ。
訳も分からないまま受け取るわたしを、お姉ちゃん は優しく抱きしめてくれた。
お誕生日おめでとう、って。
そんな……お姉ちゃんまで家を追い出されるのに……。
ぽろぽろと涙がこぼれる。
一度泣き出すと止まらなかった。
ぬいぐるみを抱きしめながら、お姉ちゃんの腕の中でいつまでも泣き続けた。
それからわたしたちは二人で、隠れながら暮らし た。
生活は大変だったけど、家に帰ればお姉ちゃんに会える。
それだけで幸せだった。
だけど、やっぱり魔女は、幸せになれないらしい。
3話
異端審問官がやってきたのは突然だった。
わたしが魔女だってバレたんだ。
怯えるわたしに、お姉ちゃんがぎこちない笑みを浮 かべる。
「私は魔女じゃないから捕まらない。 ソルが先に逃げて」
わたしは、その言葉を信じてしまった。
だって怖かった。
異端審問官の拷問は恐ろしいことで有名で、捕まっまた魔女は一人も帰ってこなかったから。
街の外まで逃げて、 そこでお姉ちゃんが来るのを待った。
だけどいつまでたってもやって来ない。
どうしたんだろう、何かあったのかな……
不安が募る中で、わたしはあのぎこちない笑顔を思 い出した。
そうだ。 どうして気づかなかったの。
お姉ちゃんがあんな顔をするときは、いつも下手な嘘をつく時で……
不安が大きくなっていく中で、やがてひとつの噂が聞こえてきた。
ルナリンドという名の魔女が捕まった、と。
4話
お姉ちゃんは魔女じゃないのに、どうして捕まる の!?
……わたしのためだ。
わたしを逃がすために、 自分が代わりに捕まったん だ。
異端審問官に捕まって、帰ってきた魔女は一人もいない。
みんなひどい拷問を受けて……
お姉ちゃん……。
わたし、 お姉ちゃんに守られてばっかりで、まだ何 も返せてないよ……。
なのに、こんなお別れなんて……。
悲しくなった時や、泣きそうになった時、 わたしは あのぬいぐるみを抱きしめる。
お姉ちゃんの優しさが詰まったあのクマさんを。
……そうだ。 いっぱい助けてくれた。
だから今度はわたしが助ける番。
わたしがお姉ちゃんを助けるんだ……!
5話
お姉ちゃんのところに行きたかったけど、巨大な氷山で近づけない。
その時に出会ったのが、領主のお兄さんだった。
呪いを解く杖の力で山頂までやって来ると、そこに
いたのはクリファの魔女となったお姉ちゃんだった。
あんなに優しいお姉ちゃんが、どうして……。
その時、氷を通じてお姉ちゃんの記憶が伝わってき た。
異端審問官の拷問は聞いていたよりもずっとひどく、お姉ちゃん心は壊されてしまった。 それが全てを凍らせる呪いになったんだ。
あんなひどい事するなんて……。
待っててお姉ちゃん、必ず助けるから。
6話
お姉ちゃん。 わたし、お姉ちゃんにはいっぱい感謝してるんだよ。
このぬいぐるみだけじゃない。
たくさんの……本当にたくさんのものをもらったか ら。
なのに、このままお別れなんて、そんな悲しいこと 言わないでよ。
もう、一人の家なんて、帰りたくないよ。
暴走する魔女に声は届かない。 だけどわたしは話し 続けた。
だって、お姉ちゃんは優しいから。
わたしが泣いている時は、 必ず傍に来てくれたか ら。
だから……・帰ってきてよ、お姉ちゃん!
その瞬間。 わたしの声がお兄さんの杖を通じてつながるのを感じて……
「……ソル? あなたが、呼んでくれたの?」
あたたかな光が氷の国を溶かしはじめる。
おかえり、お姉ちゃん。
7話
今はお姉ちゃんと一緒に、 お兄さんの国で暮らして る。
魔女のわたしたちも差別されない、とても優しい国。
お姉ちゃんは、自分のせいでわたしに怪我をさせ たって、すごく謝っていた。
自分の方がいっぱい傷ついてるのに、一番にわたしの心配をしてくれる。
やっぱり……お姉ちゃんは、お姉ちゃんだ。
でも、謝らなくていいよ。
お姉ちゃんのためならこれくらい平気だから。
え、どうして……って、お姉ちゃん、そんなことも わからないの!?
はぁ……もしかしたらって思ってたけど、やっぱり そうだったんだ。
いい機会だから、 改めて教えてあげるね。
姉妹だからとか、助けてくれたからとか、そんな理 由じゃないよ。
もっと簡単で、もっと大切なこと。
わたし、お姉ちゃんが大好きなの!!
第1話
我的故事與姊姊密不可分,
因為是姊姊成就了現在的我。
那件事發生在我六歲生日的時候。
突如其來的契機,讓我覺醒了不可思議的力量,
而我直到後來才知道那是魔女之力。
爸爸、媽媽,你們看!我會變魔術耶!
我得意洋洋地獻寶,結果爸媽的表情驟變,
像丟垃圾一樣把我丟出了家門。
「髒東西!
早知道會是個魔女,當初就不該把妳生下來!」
他們嘴裡咒罵著我。
我搞不懂發生了什麼事,
但是這扇門再也不會為我打開了。
理解這一點之後,我的眼中開始泛起淚光。
當時,是姊姊打開門衝了出來。
第2話
「不要怕,沒事了。」
說完後,姊姊把她親手縫的布偶遞給我。
我糊里糊塗地收下布偶,然後姊姊溫柔地抱住我,
對我說:「生日快樂。」
這怎麼可以……
連姊姊自己都被趕出家門了,她卻……
眼淚一顆一顆地掉落,
我這一哭就哭得停不下來,
抱著布偶,在姊姊的懷抱中哭得一發不可收拾。
從那個時候開始,
我們兩個人開始躲躲藏藏地生活。
日子雖然不好過,但是一回家就能見到姊姊,
這樣已讓我心滿意足。
可是,魔女似乎注定無法過著幸福快樂的生活。
第3話
異端審判官來得令人措手不及,
我的魔女身分暴露了。
姊姊露出僵硬的笑容,對嚇壞的我說:
「索索妳先逃。我不是魔女,他們不會逮捕我。」
我當時聽信了姊姊的話。
因為我真的很害怕。
異端審判官的拷問是出了名的可怕,
被逮捕的魔女一個都沒有回來。
我逃到鎮外,在那裡等姊姊來找我。
可是等了又等,姊姊都沒有出現。
姊姊怎麼了?是不是發生了什麼事……?
我心裡越來越不安,
赫然想起姊姊當時那個僵硬的笑容。
原來是這樣!我當時怎麼會沒注意到!
姊姊每次編一些漏洞百出的謊言的時候,
都會露出那種表情……
我的不安越來越強烈,
不久後,我聽到一則傳聞。
據說一個名叫露娜琳德的魔女被抓到了。
第4話
姊姊又不是魔女,為什麼會被抓走!?
……是為了我。
姊姊是為了讓我逃走,才代替我被抓走的。
被異端審判官抓走的魔女一個都沒有回來,
每個魔女都受到殘忍的拷問……
姊姊……
每次都是姊姊保護我,我還沒能給她任何回報……
現在卻要以這種方式永別……
每當我難過、想哭的時候,我就會抱著那隻布偶,
那隻裝滿了姊姊愛心的小熊。
……對,姊姊為我付出了好多。
所以這次換我為她付出了。
我要去救姊姊……!
第5話
我想去找姊姊,但是巨大的冰山讓我無法靠近。
就在那個時候,我遇見了領主大哥。
當我們用法杖的力量化開詛咒來到山頂時,
姊姊已經變成逆卡巴拉魔女了。
姊姊明明是那麼溫柔善良的人,怎麼會……
那個時候,姊姊的記憶透過寒冰傳了過來。
異端審判官的拷問比傳聞中更加殘忍,
姊姊的精神崩潰了,化為凍結萬物的詛咒。
那些人怎麼做得出這麼殘忍的事情……
姊姊,等我,我一定會救妳的。
第6話
姊姊,我真的真的很感激妳。
妳給我的不只是這個布偶,
我從妳身上……真的得到了好多好多。
拜託妳不要走,姊姊走了我會很難過。
我不想要回到家裡,家裡卻沒有人在啊!
失控的魔女聽不見外界的聲音,
但我還是不停地說下去。
因為姊姊是個溫柔的人,
每當我哭泣的時候,她一定會到我身邊來安慰我。
所以……姊姊,求求妳醒過來!
就在那個瞬間,
我的聲音好像透過大哥的法杖傳到姊姊心裡了——
「……索索?是妳在叫我嗎?」
溫暖的光芒開始融化冰封的國度。
姊姊,妳終於回來了。
第7話
現在我跟姊姊一起在大哥的國家裡生活。
這個國家非常友善,不會歧視身為魔女的我們。
姊姊一直向我道歉,說她傷了我。
明明她才是那個傷得最重的人,
卻反過來先擔心我。
姊姊沒變……她還是原來的她。
不過,其實用不著跟我道歉啦!
為了救姊姊,這點小傷根本不算什麼。
咦?居然問我為什麼……
姊姊,妳連這個都不懂嗎!?
唉……
我之前只是有點懷疑,沒想到真的被我猜中了。
趁著這個機會,我就再跟妳說一次吧!
因為我們是姊妹、因為妳曾經救過我——
這些都不是理由。
最簡單而且最重要的是!
妳,是我最愛的姊姊!!
Chapter 1
Chapter 2
Chapter 3
Chapter 4
Chapter 5
Chapter 6
Chapter 7
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