【リバリバ】サイハテリトルジャーニーの性能
リバリバのスクリプト「サイハテリトルジャーニー」の性能紹介です。ステータスやスキル性能、スクリプト内容を掲載しています。
目次 (サイハテリトルジャーニーの性能)
「サイハテリトルジャーニー」のステータス
レア | SSR | ロール | アタッカー |
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実装日 | 2024年09月25日 |
初期値/最大値 | |||
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HP | -/1651.0 | 攻撃力 | -/1625.0 |
物理防御 | 0.0 | 特殊防御 | 15.0 |
「サイハテリトルジャーニー」のスキル
1 | 装備騎士のBLADEゲージをためる量が30.00%増加する |
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2 | 装備騎士の属性が衝撃なら、装備騎士の攻撃力が30.00%上昇する |
3 | 装備騎士の階級がJOKERなら、装備騎士の攻撃力が30.00%上昇する |
1 | 装備騎士のBLADEゲージをためる量が15.00%増加する |
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2 | 装備騎士の属性が衝撃なら、装備騎士の攻撃力が15.00%上昇する |
3 | 装備騎士の階級がJOKERなら、装備騎士の攻撃力が15.00%上昇する |
「サイハテリトルジャーニー」の内容
刹那、風がひゅっと吹き抜けた。
曇天の光がゆっくりと傾き、まばらな人影が点々とホームを埋めている。ほとんどは仕事帰りの大人たち、誰も彼もが目を伏せて地面の石畳を数えて居るようだった。
そんな、何事にも無関心な姿にどこか安心感すら覚えてしまうのは、叢裂がこの場所に何も期待していないからだろう。
寮を出てから、何時間が経ったのかもわからない。見知らぬ街、見知らぬ駅。それが何か特別に感じられるわけでもない。ただ、ここにたどり着いたこと自体が、自分の進んだ行動の結果だということだけが確かだ。
何かが変わったわけじゃない。寮を出たって、世界は何も変わらない。ただ、神を斬る。神殺しの道具として生きるだけ。
でもーーー
「今日という今日は、怒ったんだからね」
叢裂の呟きに答える人なんているはずもなく、ただ風がまた、淡い銀の髪を揺らす。鉄道はいつも通りにやってくる。
「……乗ってもいいし、乗らなくてもいい?」
叢裂は、自分で判断する面白さに少し気付いた。
不安とせつなさ、そういうものを楽しむことだと理解した。
再びひゅうっと吹き抜けた。
叢裂は眼の前に止まった黒い鉄に、身を委ねてみようと思った。
──『サイハテリトルジャーニー』より抜粋