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【白猫】リコ・思い出

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作成者: にゃん
最終更新者: にゃん
'
' CV:リコ
グリコランドからやってきた魔法少女。
ポッキーで皆をハッピーにしようとしている。
2015/07/29


メインストーリー
飛行島の思い出 
その他関連ストーリー関連キャラ



あら? アジトの玄関になにか置いてあるわ。

あの赤い箱……どっかで見たことあるような?

リコ・グリコ・リコ・リコ・グリコー!

リコ!

<空から現れたリコは、両手―杯に<ポッキー>の箱を抱えている!>

こんにちは!引っ越しの挨拶代わりの<ポッキー>だよ!

みんな、よろしく!<ポッキー>食べてハッピーになってね!

いったい、どうしたの?

この世界で、もっともっと<ポッキー>を広めたいと思って。

いろんな場所を冒険したいしね!

なるほどね。リコとー緒ならにぎやかになりそうね。

よろしくお願いします。<ポッキー>もありがとう。

どういたしまして。さあ、さっそく食べて!

とってもおいしいです。

よかったあ!

みんなの笑顔を見られることが、私にとってー番うれしいことなんだもん。

<ポッキー>があれば、アタシはいつでも笑顔よ!

キャトラちゃんは特別な猫だから<ポッキー>がシェアできてうれしいよ。

みんなで食べるとおいしいですもんね。

うん!

よーし! いっぱい冒険して、みんなと<ポッキー>を食べるんだ!


思い出2


私には夢があるの!

リコの夢?

私、いつか、りっぱなお菓子の魔法使いになるんだ!

私たちの世界、<グリコランド>では、学校で魔法使いを育ててるの。

リコさんも、<グリコランド魔法学園>の生徒なんですよね。

うん。いろんな世界に行くのは、私たち見習い魔法使いの実地研修なんだよ。

ねえ、みんな、<ポッキー>食べてみて。

おいしーい!

<主人公たちのまわりに、優しい輝きの光の球がふわふわと浮かんでいく>

これって……?

お菓子を食べて幸せなときに発生するエネルギー、<スィート>だよ。

この<スィート>を集めるのが私たちの仕事なの。

<スィート>は、<グリコランド>を成り立たせる魔法の力。とっても大事なんだよ。

もし、<スィート>がなくなったら<グリコランド>もなくなっちゃうの。

そんなことになったら大変ですね……

うん、<スィート>がなければ、お菓子も作れなくなっちゃうし……

え、それって、まさか、世界から<ポッキー>がなくなるってこと……?

うん……最悪の場合はそうなるんだ。

そんなの絶対、イヤー!

大丈夫、そんなことにはさせないからね!

お菓子を愛するみんなの笑顔のために、私、がんばるよ。

アタシたちもぜひ協力させてもらうわ!

ありがとう!私も、がんばってみんなにお菓子を配るからね!


思い出3


リコ・グリコ・リコ・リコ・グリコー!

<リコは、魔法で<ポッキーを出した!>

さ、おやつにしよ!

ねえ、リコ。前から気になってたんだけど。

なあに?

<ポッキー>には、どうして、チョコのついてない部分があるの?

よく気づいたね!さすがキャトラちゃん!

これはね、<ポッキー>の<持つところ>なんだよ。

<持つところ>?

チョコレートって、手でさわると、とけちゃうでしょ?

だから、あえて、プレッツェルの部分を少し残してあるんだよ。

へえ、うまくできてるのね。

みんなが食べやすいように、<持つところ>を作ってくれたんですね。

えへへ。私も<ポッキー>のこの形が大好きなんだ。

だから、魔法のステッキも、<ポッキー>型なんだよ。

ということは……

どうしたの? じーっと、魔法のステッキ見つめたりして。

もしかして、この魔法のステッキも食べられるの?

えっ? こ、これはダメだよ!

そういわずに、ちょっとだけ食べさせてよ!

きゃっ、ダメだったらー!

あ、待ってよ!ひとくちでいいの、ひとくち!

ダメダメ! これは大事な魔法のステッキなんだからー!

あらあら。


思い出4


あー、おいしかった!おなかいっぱい!

おかえりなさい。今日はどこに行っていたんですか?

ふふ。世界をおいしくするには、まず、おいしいものをたくさん食べることかなって。

この世界って、ほんとにいろんな食べ物があるんだね。

たこ焼き、肉まん、ポップコーン、洋ナシ、大きなお肉に、炊きたてごはん……

いいなー。アタシもー緒に食べに行きたかった!

うん、今度はー緒に行こうね!

約束よ!

じゃあ、デザートに、<ポッキー>食べようっと。

リコ・グリコ・リコ・リコ・グリコー!

<リコは、魔法で<ポッキー>を出した!>

えっ、もうおなかいっぱいなんじゃ?

なに言ってるの。甘いものは別腹でしょ?

それに<ポッキー>は特別だもん!

たしかに!アタシも力二カマは別腹よ!

気が合うね、キャトラちゃん。<ポッキー>食べる?

うん!……あー、おいしー!

アイリスちゃんたちは?

実は、さっき、私たちも食事をすませたんだけど、ちょっとならいいわよね?

そうそう。デザートはいくらでも食べられちゃうんだから!

じゃあ、いただきます。

そうこなくっちゃ!

う―ん、おいしーい!

しあわせー!


思い出5


…………

あ、主人公くん。こんばんは。

リコ、まだ起きてたの?

えへへ。ちょっと眠れなくって。

大丈夫?

うん。ちょっとだけ、<グリコランド>のことを思い出してたんだ。

そっか。弟のグリくんとも、いつも一緒だったもんね。

ふふ、ホームシックかも。なんだか恥ずかしいな。

そんなことないわよ。

ありがとう。……実は、昔も、似たようなことがあったんだ。

<グリコランド魔法学園>に入学したてのころなんだけどね。

まだ小さかったから、寮に入って、お父さんとお母さんと離ればなれなのが寂しくて……

でも、それはグリも同じだから、誰にも気づかれないように、夜になってから1人で泣いてたの。

でもね! 私の前に、ある魔法使いが現れたの!

その人がくれた<ポッキー>のおかげで、私は元気を取り戻せたんだ。

お菓子って、食べるだけで、笑顔になるもんね。

うん。悲しみをやわらげて、幸せにしてくれるお菓子の力……

それに感動して、私、りっぱなお菓子の魔法使いになる決意をしたんだ。

リコには、憧れの人がいるのね。

うん。私も、その人みたいに、みんなに笑顔を届けたいな。



思い出6


<ルーンの光が、リコの周りを照らし出す……>

これって……?

これが、主人公くんの力……?

<リコは、光に照らし出された、主人公たちの笑顔を見る……>

……そっか。私、1人じゃなかったんだね!

ありがとう!

主人公くんのおかげで、そのことに気づけたよ!

そうよ、リコ。アタシたちが一緒よ!

うん、ありがとう!

みんな、ホットミルクができたわよ。

わあ!

さすがアイリス、気がきくわね!

よーし、じゃあ、今日は、パジャマパーティーにしよう!

リコ・グリコ・リコ・リコ・グリコー!

<星空から、たくさんの<ポッキー>が降ってくる!>

おおー!

きれいね……!

みんなで、星を見ながら、<ポッキー>食べようよ!

うん!

世界は違っても、お菓子のおいしさと、笑顔の優しさは同じだね。

私かもらった笑顔の分も、みんなに笑顔を届けるんだ。

リコならきっとできるわ!

ええ。

ありがとう! 今夜のこと、私、ずっと忘れないよ。

優しさを、<ポッキー>のバトンでつないで……

世界をもっとおいしくするんだから!




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