【白猫】ルピナス・思い出
杖の妖精 ルピナス・ハーヴィー CV: 杖を司る妖精。 ロマンチックな出会いを求め、タウンに現れた。 |
思い出1
ルピナス
あたしルピナス~。杖の妖精よ~。
よっろしくぅー☆
耳のとがった砂色の髪の少女が、
探しにきたの~。えへっ☆
アイリス
よろしくしてあげてもいいけどぉ~
ん~、でもぉ~。
ルピナス
あたしがカワイイからって~、
嫉妬とかしないでね~?☆
キャトラ
…………だぁーっ!!
なんなのよアンタはぁ~っ!?
ルピナス
やーん、怖ぁ~い!
キャトラ
こ、このぶりっこ妖精……!
猫かぶってんじゃなぁ~いっ!
アイリス
え……?
この人、猫の妖精さんだったの?
思い出2
ルピナス
杖は、強力なスキルがいっぱい☆
乙女パワーは無限大だよ☆
……って、あんたたちに
媚び売ったって、
得るもんなさそうよね~。
キャトラ
これはこれでムカつく態度ね……
アイリス
乙女パワー……男の魔道士さんは
使えないんでしょうか?
キャトラ
こいつの言うこと真に受けてたら、
身が持たないわよ、アイリス……
ルピナス
そうね~。もしイケメンだったら、
イケメンパワーが使えるかも☆
で。イケメンの魔道士はどこなの?
紹介して今すぐ早く!
キャトラ
…………
思い出3
ルピナス
え? あたしの故郷?
ここからずーっと遠くにある、
聖なる泉よ。
妖精いっぱいいるけどぉ、
ダサいのばっかでさ~。
やんなっちゃう。
みんな色気とかなくってさ~。
オシャレしたら浮いちゃうんだ~。
アイリス
妖精さんって飛べるんですね。
キャトラ
うわついてるのは確かみたいね……
ルピナス
ウチの姉もさ~剣とか槍とか弓とか
斧とか、かわいくない武器ばっか、
司っててさ~。
も~マジやってらんな~い!
あそこにいたらカビ生えちゃう~!
アイリス
湖ですものね。
服のお手入れが大変そう……
キャトラ
カビっていうか、『心臓に毛が生え
てる』って言うのよ、アンタは……
ルピナス
あたしの<杖>っていうのも、
ぶっちゃけ鈍器だし、
あんまカワイくないのよね~。
はぁ。どうせなるなら、
イケメンを司る妖精が
よかったな~。
キャトラ
どんな妖精よ……
思い出4
ルピナス
主人公だっけ?
あんた、イケメン紹介してよ~。
知的でぇ、カッコよくてぇ、
気品があって、
お金持ちで優しい人!
――ついでに手玉に取りやすい
性格だったらサイコーだわ。
キャトラ
いつも通りね、アンタ……
ルピナス
だってぇ~、早いトコ、イケメンを
ゲットして安心しうたいんだもん。
あたし、妖精の力があんま
強くないからさ~。
姉が心配しまくんの。
おせっかいばっか焼いてさぁ、
いちいち心配して……
うざいったら。
人の面倒ばっか見てるから、
自分のこと
放っぽっちゃってさ……
アイリス
気になるんですね。
お姉さんのこと……
ルピナス
そ、そーじゃないわよ!
ただ……あたしのせいで
勝手に苦労されても、
寝覚め悪いじゃない……
思い出5
ルピナス
うぅぅううぅう~……!
アイリス
ルピナスさん?
どうしたんです?
アイリス
3番目のお姉ちゃんが、イケメンと
歩いてるのを見たのよぉ~!
キャトラ
あらら、それはご愁傷さま~。
先を越されてさぞ残念……
ルピナス
なんなのよ、あの男ぉ!
どういうつもりぃ~!?
3番目のお姉ちゃん、
ちょーマジメな性格で、
疑うことを知らないのよ!
それをいいことに、うまく騙そうと
しているんじゃ……ぐぎぎ!
キャトラ
って、あれ?
アイリス
むしろ、お姉さんのことが心配……
みたい?
ルピナス
あーもー、あのバカ姉ぇーっ!
思い出6 (友情覚醒)
ルピナス
えっ……? この光って……
すっごく、きれいであったかい――
主人公……
あんたの光だっていうの……?
そっか……
あんた、心配してくれたのね。
つまり……
あたしのことが好きなのね!
キャトラ
断言っ!?
ルピナス
なんだぁ、それなら早く言って~☆
まあ、ちょっとは考慮しても……
アイリス
あの、お姉さんの件は……?
ルピナス
ハッ! そ――だったぁーっ!!
あの姉のことだし恋愛とかじゃない
だろうけど騙されてたらアレだし!
そう、アレなのよ!
心配とかじゃなくて、
とにかくアレがアレなの!
キャトラ
わかんないし。
ルピナス
ちょっと素行調査してくるわ!
でぇ――――いっ!!
アイリス
ふふ……仲、いいんだ。
キャトラ
キマジメな姉と恋愛脳の妹かぁ……
足して2で割れないかしらねぇ~。
杖の浪漫妖精