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チマリ・ラヨチ cv.上田麗奈 リスネズミと旅をするコロポックルの少女。 ちょっと弱気だが、何事にも前向きに挑む。 |
2014/11/05 |
メインストーリー
思い出1
こんにちは! ボクはチマリ、こっちは相棒のねず吉だよ。よろしくお願いします!
私はアイリスよ、よろしくね。チマリちゃん。
アタシはキャトラ!よろしくね!
ネコがしゃべった……!
ネズミが喋った……!
って、アンタも喋ってるんだから別に珍しくないでしょ!
わぁ、お仲間だね! よかったね、ねず吉!
お、おう……
ん? もしかして……ねず吉、ネコ苦手?
そそそんなことはないぞ!
幼い頃にちょっと追いかけられて逃げ回っていた記憶があるだけだ!
それは苦手って言うんじゃ……
キャトラ、あんまりいじめないの。
アタシ何もしてないのに!
ま、まぁうまくやっていけるよう善処する……
大丈夫かな……
心配だなぁ……
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思い出2
チマリちゃん、私たちこれから街にお買い物に行くの。一緒に行かない?
わぁー行きたい! 森では見たことのないものがたくさんあるんだろうなー!
チマリちゃんは今までずっと森で暮らしてきたの?
うん、ボクとねず吉はずっとコロポックルの森に住んでたんだ
じゃあチマリはコロポックルなの?
そうだよ! だから街とかほとんど見たことがないの。だからすごく楽しみ!
しかしだな、俺たちは遊ぶために森を出たわけじゃないんだぞ
いいじゃない、遊びに来てるんだし思いっきり羽を伸ばしても。
そういえば、コロポックルはあまり森から出ないって聞いたことがあるけど……
何か目的があるの?
うん、ボクたちも森にいたいんだけど最近森の周りに魔物が増えたんだ
そのせいで食料調達が難しくなってしまってな
だからボクたちで何とかしなきゃ、と思ってたら強いルーンが集まってるのを見つけて……
それでここに来たってわけね
そ、そうだこの島の者なら魔物の発生を止められると思っ……だな……
――? どうしたの?
(ねず吉、大丈夫?)
(う、うむ……やはりまだネコには慣れないようだ……)
ちょっとまだ怖がってるみたい、ゴメンね!
こ、怖がってなんか……その……
いいわよ、無理しなくても
そ、その……すまん……。
キャトラはねず吉を襲ったりはしないから、徐々に慣れていけば大丈夫よ。きっと。
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思い出3
はい、これねず吉へのプレゼント。
むっ、これは……
ありがとうキャトラ! でもなんで? ねず吉の誕生日……じゃないよね?
お近づきの印、かな?
会話がぎこちないの、アタシも何とかしたいし。それに……
仲良くなるには餌付けが一番! ……ってアイリスが言ってた。
ちょっとキャトラ!
そういうことは言わなくてもいいの!
これは……なんだ?
チーズよ。ネズミはチーズが好き、って聞いたから
チーズ、かぁ……森では見たことなかったねぇ。ねず吉、食べてみようよ!
う、うむ……
俺はネズミじゃなくてリスネズミなんだがな……
…………こっ、これは……うまい!
このとろけるような食感、まろやかな味わい……!
喜んでいただけたみたいね
外の世界にはこんなに素晴らしいものがあったのか……
よかったね、ねず吉!
チマリちゃんの分もあるよ
うわぁー!ありがとうアイリスさん!
キャトラ、おかわり!
すごい、チーズの効果が早速出た!
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思い出4
―じゃあチマリちゃん、おつかい頼める?
うん、任せて!
一人で大丈夫? ねず吉もいるから平気かな?
ううん、ボク一人でも行けるよ!
いや、チマリはまだ子供だからな。俺がついてやらないと。
そんな事ないよ! ボクもう子供じゃないし、一人でもこれくらい平気だもん!
そういう事を言うのが子供なんだ。俺もついて行くから安心しろ。
ねぇ、どうしていつまでもボクを子供扱いするの? ボク今までもしっかりしてたよ?
もう少しボクの事を信用してもいいんじゃない?
お前はまだまだだ。俺が保護者としてしっかり見ていないと不安だからな。
もういい! じゃあボク一人でも大丈夫だって証明するから!
チマリ、大丈夫かな?
私がお願いしたせいかな……
まぁ、あの二人なら問題ないでしょ。すぐに普段通りになるって。
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思い出5
…………
…………
あの二人、あれからずっとあんな感じなのよね……
私のせいなのかな……
ねえ、そろそろ二人とも喧嘩はやめて、仲直りしてもいいんじゃない?
チマリ&ねず吉
ケンカじゃない!
…………
…………
ボクは子供じゃない、ってねず吉が認めてくれないと何も話さないから!
俺はチマリの保護者として当然のことを言ってるだけなんだがな。
保護者なんて頼んでないし!
でも二人とも、今までずっと二人で一緒だったんでしょ?
二人がそんな感じだと、アタシたちも調子狂うのよね……
ねず吉がボクの言う事を聞いてくれないから!
チマリが俺の言うことを聞いてくれればいいだけだ!
うーん……このままじゃ二人のコンビが解消になっちゃうね……
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思い出6 (友情覚醒)
―!これは、ルーンの光……?
この光は……色んな思いが伝わってくるような……
ねず吉&チマリ
………………
…………ねぇ、ねず吉。
チマリ…………
ごめんね、ねず吉はボクを守ろうとしてくれていたんだよね。
俺はチマリの気持ちも考えずに自分の考えを押し付けていただけだったんだな……
チマリを信用していなかった。すまん、チマリ。
ううん、ボクの方こそねず吉の気持ちをわかってなかった。ごめんね。
……でも、ねず吉はボクの保護者じゃないよ。ボクの……相棒なんだよ。
そう、だな……俺にとってのチマリも相棒、だな。
うん。まだまだ頼りないかもしれないけど……
俺も一人で何でもできるわけじゃない。足りない分はお前に頼らないとな。
お互いに支え合う。それが理想の相棒……かな?
……だな。
よかった、ちゃんと仲直りできたみたいね。
いいコンビだよね、お二人さん!
えへへ、心配かけてごめんね。でも大丈夫、頼れる相棒もいるしね!
俺もまだまだ至らないところはあるが、これからもよろしく頼む。
よし!仲直り記念にチーズ買いに行こうか!
わーい!チーズ、ボクも大好き!
お、おう……いいよな、あれ。
ねず吉、もっと素直になってもいいんだよ?
こういう時に我慢するのが、大人の男なのさ……
…………そういうものなの?
たぶん違うと思う……
違うわね。
ぐぬぬ……。
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