【白猫】虎杖悠仁・思い出
東京都立呪術高等専門学校1年 虎杖悠仁 cv.榎木淳弥 東京都立呪術高等専門学校1年。 両面宿儺を相手に難なく自我を保てる逸材。 |
2021/02/27
思い出1
すっげー!マジで島が浮いてる!
あ、どうも。虎杖悠仁っす。お世話になります。
いらっしゃい、虎杖さん。
この島、どうやって浮いてんの?
さあ?
えぇ~……マジで大丈夫?急に落ちたりしないか、心配になってきたんだけど。
私たちもよくわからないんです。
アンタ、力二カマを食べるときにこの力二カマはどうやって作られているのかってイチイチ調べてから食べるの?
そう言われりゃそんなもんか。
(納得しちゃうんだ……)
バンジーとかできっかな。
向こう見ずなのもほどほどにしなさいよ。
この島って地下はどうなってんの?
アンタ落ち着きがないわね!暇なの?
テレビとかがあれば平気。
てれび?なにそれ?
映画とか。
えいが?
あるわけないよなぁ。
じゃあ、飛行島を観光してみるっていうのはどうですか?
いいねっ!
じゃ、主人公案内してやって。
どこ行く?どこ行く?
思い出2
お姉さんの作ったパイ、めっちゃ美味いっすね!
ふふっ、ありがとう。たくさんあるからじゃんじゃん食べてね。
あざーす!
にしても、主人公……オマエってすげーんだな。
?
いやだってさっきからさ、入れ替わり立ち替わり誰かが来んじゃん、ここに。
そんだけみんなに信頼されてるってことだろ?
アタシたちもこれまで色々とやってきたからね。
飯も美味いし、人が集まってくる理由かよくわかるよ。
おかわりならまだいっぱいありますよ。
ご馳走になってばっかも悪いし、何か手伝おうか?
ありがとうございます。では、パイ生地をこねるのを手伝ってもらえますか?
ガッテン!とりあえずこのバターを潰せばいいの?
はい、先に少し渥めてから小麦粉を混ぜて――
完了!
手際よすぎじゃない!?
さっ、次は薪割りよ!
よっしゃ!力仕事はお任せあれ。
じゃあ、素手でやる?
それは痛いって。
♪
オマエ、うまいな。
薪割りのコツは力任せにやらず、木目に沿って垂直に割いていくような感覚よ。
よっ!
そうそう。意外と器用じゃない。
ー仕事終えたあとはー休みよ。
日向ぼっこサイコー。
この瞬間が飛行島の醍醐昧なの。
グランピングみたいだなあ。
なにそれ?
ん~、キャンプの贅沢バージョン。しっかし、ここはいいとこたわぁ。
でしょ~。
思い出3
いくぞ!
やるなぁ。
ソッコーでカウンターかよ!
あっぶね。
じゃあ、こういうのはどうよ?
へへっ、どうよ?
アンタ動きが速いわねぇ。猫の目でも捉えるので精ー杯だわ。
殴る蹴るだけだったら、そうそう負けねえよ、俺。
よし、もういっちょやるか!
アタシはご飯の出来具合を見てくるわ。
二人ともー、ご飯できたよー。
あははは~♪
なんでキャッチボール?
アンタたち、戦いのトレーニングをしてたんじゃないの?
なんとなく。
ずいぶん打ち解けたのね。
それにしてもアンタ、投げる球が速くない?
そう?
試しにこっちの球を投げてみて。あっちの原っぱに向かって、思いっきり。
別にいいけど――ほっ。
あれ?あんま飛ばなかったな。
鉄球が空の彼方に消えていったわ……
思い出4
アンタのその怪力を見込んで、頼みたいことがあるの。スカウトよ。
何?
アタシがお昼寝に使うためのベッドを作ってちょーだい!
おう。
いいんですか?
いいっていいって。タダ飯ばっかも悪いから。
でもベッドってどうやって作んの?
まず、いい感じの木材が必要ね。
ん~、ならせっかくだから、香りが良くてリラックスできるヒノキがいいよな。
なかなか分かってるわね!
それに床ずれを起こさないように寝姿にフィットするような形で――
そんな感じ!
ヒノキの切り株をくり抜いて、器みたいなベッドにするってのはどう?
いいわね!
じゃあ、早速どっかから切り株を引っこ抜いてくるわ!
持ってきたぞ。これを鑿でゴリゴリくり抜いていけばいいんだな?
力技にも程があるでしょ……
こういうのは昔から得意なんだよ。
何かやってたの?スポーツとか。
まぁ、色々やったけど。
そんだけの身体能力があるんなら、スポーツ選手にでもなればよかったのに。スカウトだってくるでしょ。
爺ちゃんがずっと寝たきりで入院しててさ、見舞いに行ってたからスポーツとかやる時間がなかったんだよ。
あ……ごめんなさい。
いや、別に。気にすんな。
じゃあ、なんで呪術師になろうと思ったの?
思い出5
なんで呪術師にってう~ん……
ま、俺が色々とやらかしたってのもあるんだけど。
結構ヤバかったところを五条先生に助けてもらったんだよ。
そんなに危なかったんですか?
うん、人生終わるとこだった。
ずいぶんな話ね!
でもまぁ、なんやかんやあって呪術師になれば、もうしばらく生きててもいいよって言われてさ。
やるっきゃないってことね?
ああ。それに俺が呪術師になれば、たくさんの人たちを助けられるって知ったから、それならやろうって。
立派ね!
うん。
そんな大したもんじゃねえって。寂しがりやだから人を助けたいんだ。
どゆこと?
周りから人がいなくなったら、寂しいだろ?
だからせめて手の届く範囲だけでもよっしゃやったるかって。
大勢に囲まれて死ねるようなヤツになりたいんだよ。例えば――
例えば、主人公みたいな感じ。
主人公はまだ死なないわよ!
例えだって。
それに俺が何もしないせいで死んじゃう人がいたら目覚めが悪いじゃん。
だから強くなりたいんだよ。
思い出6
強い光が見えたと思ったら……こんな所にいやがったのか、虎杖。
おお、オマエら、どうした?
どうした、じゃないでしょうが。一緒にご飯食べに行くついでに飛行島を見て回ろうって約束してたでしょ。
それって明日じゃなかったっけ?
体内時計ポンコツか。
うっかりしてた。
罰として今日の皿洗いと掃除係、アンタに決定したから。
ええっ!?
当然でしょ。
五条先生やナナミンの分もあるから五人分を一人で――
主人公たちの分もあるぞ。
容赦なさすぎじゃない?
助かるわ~。
どうにか皿洗いだけってことには?
どんだけ待たされたと思ってんの?
どーもスミマセンでした!
いや、でもさぁ――
問答無用!
伏黒もなんとか言ってくれよ。
全裸でバンジーって案もあったぞ。
何その罰ゲーム!?
…………
アイツ、大勢に囲まれるヤツってのにはなれそうな気がするわ。
そうだね♪
覚醒絵・覚醒画像
宿儺の器 虎杖悠仁
その他