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【白猫】蒼空の竜騎士 Story0

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作成者: にゃん
最終更新者: にゃん
蒼空の竜騎士

蒼空の竜騎士 Story0

蒼空の竜騎士 Story1

蒼空の竜騎士 Story2

蒼空の竜騎士 Story3

蒼空の竜騎士 Story4

蒼空の竜騎士 Story5




むかしむかし、あるところに、

とても強くて恐ろしい、一匹の竜がいました。


その竜は、世界を自分のものにしようと

たくらむ、とても悪い竜でした。


他の竜たちは、人間たちと

力をあわせて、立ちむかいます。


しかし、その悪い竜があまりにも強すぎて、

手も足も出ませんでした。


その時です。どこからともなく、

白き光を放つ戦士と竜が現れ、

悪い竜に戦いを挑みました。


とても強くて勇ましい姿。

他の竜と人間たちは、二人が

固い絆で結ばれていることを知りました。


長い戦いの末……

竜と戦士は、自分たちの命を引き換えにして、

悪い竜をうち倒しました。


悪い竜を倒し世界を守ることが、

彼らの<使命>だったのです。


他の竜と人間たちは、彼らを英雄と称え、

その地に国を作り、ともに生きようと約束しました。





「それが、私たちの国。

竜と人が共存する、<竜の国>のはじまりといわれているのよ。

「英雄さん、かわいそう……でも、カッコイイ!

「ぼく、将来はぜったい<ドラグナー>になる!


「…………」

「姫様、こちらにおられましたか。

そろそろお戻りください。」

「わかったわ。」




「……建国の伝承、か。」

「最近は、語り伝える人も少なくなってきた気がします。

「ほとんどおとぎ話のような伝承だ。

竜の国ができたのは気が遠くなるほど昔のこと……

ただ一つ確かなのは、我らクルス家の祖先が、竜の一族と<盟約>を交わしたという事だけだ。」

「……竜と人の、絆。」


「陛下。お時間でございます。


「ああ。……エクセリアよ、ラピュセルとはうまくやっているか?

「はい。最近は、ますますお姉さんらしくなってきたんですよ。

「そうか……

「さあ、お見送りしますから。

「おまえのおかげで、他国との交流もずいぶんと増えた。喜ばしい事だよ。

「うふふ。

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