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【アナデン】エルガ Story

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アナザーエデン・キャラクエスト「エルガ編」
賞金稼ぎで糊口をしのぐ出自不明の少女。
非常に鋭い野性的なカンを備えている反面、神経質で気が短く協調性は乏しい。常にフードをかぶっていて、寝るときでさえ決して脱ごうとしない。入浴も決まって一人で手早く済ましてしまう。極端な菜食主義者で、食事を分け合う際も肉の類は一切口にしようとしない。


目次


Story1 賞金稼ぎたちの事情

エアポートにやってきたアルドたちはハンターの男がいるのを見かける。

未来の同業者に興味を持ったエルガは……


Story2

Story3






story1



「うおお……!高けえなオイ!

……あはは!来いよアー公!地面が浮いてやがんのはじっくり見るとやっぱスゲーな!

「ああ……。オレも初めて見たときは驚いたよ。

「しっかしどーもな……

「どうしたんだエルガ?

「なんとな~くこういう感じ前にもあったような……

「ふうん。空でも飛んだとか?エルガなら魔物の背中に乗って空飛ぶぐらいはやりそうだ。

「いやなんというか……こんなふうに地面の浮いてる感じがなんとなく……

…………。

ダメだ!やっぱ昔のことはてんで思い出せねえ!

「エルガって忘れっぽいのか?

「いや。そうじゃなくてそもそも記憶がねえんだよ。

「えっ!?記憶喪失ってことか?

「そんなのわかんねえけど昔のことはまったく覚えてねえんだ!

「だからそれを記憶喪失って言うんじゃあ……

「まあ気にするなアー公!オレはちっとも困ってねえ!

「そ、そうなんだ……。エルガがいいんなら別にオレもかまわないけど………。

「さあ絶景も楽しんだことだし今度はどこに行くかな!

……ん?なあアー公。なんだアイツは?

「……ああたぶんハンターだよ。仲間に聞いた話だと合成人間と戦うのを仕事にしてるらしいな。

「ハンター?……ってことは未来の賞金稼ぎなのか?

へへっ!面白そうだな!未来の同業者か!

「そう言えばエルガも賞金稼ぎをやってるんだっけ。

「ああそうだ。賞金言をとっ捕まえてメシ食ってんだよ。

……なあアー公!未来の賞金稼ぎの腕前を見にいこうぜ!


 ***


「……よし。これで設置は完了だ。あとはヤツをここまでおびき出せればうまくいくはず!


「ふうん。トラップを使うタイプの賞金稼ぎか……。あんまりオレは好きじゃねえんだけど。

「トラップっていうと?

「ほら見てみろよアー公。

「あっ!これは……

「たぶんアレを踏むと何かヤベーことが起きんだろ。楽しみだなあ。

「えっ!?楽し……み?

「さ~て!未来の同業者の……お手並み見せてもらうぜ!

「うわっ!エルガ!?


「ハーッハッハッ!てんでダメだ!いったいどんなトロくせえ相手を狩るつもりでいやがった?


「ああっ!?せっかく設置したのに……!

おい!お前!なんてことしてくれたんだ!

「あんなオンボロのトラップを仕掛けるほうが悪りいんだろ!

「いや……他人のトラップをいきなりダメにしたエルガのほうが悪いんじゃ……

「なんだとアー公!こいつの味方をする気か!

はんっ!短い付き合いだったなアー公!

やっぱオレはつるむのなんて向いてねえんだ!

「おいおい……そんな短気を起こすなって。

「どうやら責任があるのはお前ひとりのようだな。

「それがどうした!

「……損害賠償を請求する!

「はあっ!?ソンガイバイショーだあ?わけのわかんねえ言葉で言いがかりをつけるんじゃねえ!

「とぼけてもダメだ!他人の仕掛けたトラップを勝手に発動させたんだぞ!

ムダにされた分についてはきっちり弁償してもらうからな!

「か、か、金か?金を払えってのか……?

いや……オレ実はあんまり持ち合わせがなくて……。

「私だってなけなしの金を払ってようやく仕掛けたのに……!

「すまねえ!オレは面白そうだと思うとどうにも止まらなくて!


「……なあハンターさん。こういうのはどうだろう?

お金の代わりにオレとエルガがあんたの仕事を手伝うからそれで勘弁してくれないか?

「ほう?君とこのガサツな女が……?

確かに君はなかなか話がわかりそうだし……

女のほうも考え足らずではあるが敏捷性や戦闘能力は高そうだ。

わかった。いいだろう。私の指示通りに動いてくれるならなんとかやれるかもしれない。

「ああがんばるよ。

「アー公……オレのために手を貸してくれんのか?

「当然だろ。エルガとはせっかく仲間になったんだから。

「なんていいヤツなんだ!アー公……オマエってヤツは……!


「ふたりともよく間いてくれ。私が狙ってる合成人間は手強いヤツでかけられた賞金もトップクラスだ。

「……おっいいねえ!そういうヤツこそ狩りがいがあるってもんだ!

「私の計画ではこの場所にヤツを誘い出すつもりだったのだがこうなった以上変更するしかない。

逆にこちらからヤツのよく現れる廃道ルート99に行ってみよう。


 ***


「……で、そのトップクラスの賞金首はどこにいんだ?

「確実に出会う方法はない。ただ以前私はここでヤツに遭遇した。

「そいつはいったいどういう合成人間なんだ?

「我々ハンターは合成人間を倒すために戦闘スキルを磨いたプロフェッショナルだ。

だがヤツは逆にハンターを狙って戦闘を仕掛けてくるのだ。

ヤツに倒された仲間は数多くいる。我々の間では『ハンターキラー』と呼ばれている。

「ずいぶん手強そうな相手だな。

「ああ……私はなんとしてもヤツを倒したいんだ……絶対に……倒さなければ………!

「面白れーじゃねえか!オレが必ず首を獲ってやるぜ!

「頼もしいな。だがヤツを倒すには気をつけなければならないことが……

「おい!アレを見ろ!



「……間違いない!ヤツだ!

いいか?ヤツの手強さには理由がある。ちゃんと全員で連携して挑まないと……

……ん?あのガサツな女はどこだ?

「おかしいな。ついさっきまで……


「……さあ!覚悟しろ賞金首っ!

「なんだ貴様は……?見かけない人間だな。

「オレは賞金稼ぎだ!

「ということは薄汚いハンターだな?

ならば………俺の獲物だ!正面からひとりでやってくるなど愚か者め!

「うおっ!?なんだこいつら……!

「覚悟するがいい!いまなぶり殺しにしてやる!


「……エルガ!

「ふん!仲間が助けにきたか……


「……あの合成人間は大量のサーチビットを操って戦うスタイルなんだ。

「だったらもっと大人数で攻めればいいんじゃないか?

「いや。それだとヤツは警戒して表に姿を現すことはない。

「となると少数精鋭で大量のサーチビットを倒さないと合成人間にたどり着けないわけか。

「そういうことだ。だから私は自分をオトリにしてトラップヘと誘い込むつもりだった。

「はんっ!ゴチャゴチャうるさいんだよ!

オマエたちが連れ戻さなけりゃオレひとりでもあんなの全部やっつけられたのに……!

「そんなことはダメだ……!もう二度と私は……あんな想いは……

……私は以前パートナーと共にヤツに戦いを挑んだ。

ヤツの操るサーチビットは私たちの想定よりも多かった。

倒しても倒しても新しく現れてくるサーチビットの前についに私たちは……


 ***


「……逃げ………て……あなた……だけでも……

「だめだ!君を残していくなんてできるわけが……!


 ***


「そのハンターの女性はもしかするとあんたの……

「ああ……恋人だったよ。

「…………!

そんなの……ダメだ……ダメだろ……恋人同士が……そんな……

うぉーーーーん!うぉーーーーん!

「ど、どうしたんだエルガ!?急に泣き出して……!

「ダメだぁ……恋人たちが……悲しい恋はぁ……!

オレ……オレはさ……なんだか知らないけど………悲恋の話は……ダメなんだよ……!

うぉーーーん……アー公……!

うううう……ぐすんぐすん……

ぐすっ……ずずっ……

「エルガ………そんなに泣くなよ。

「ずびーーーーっ!ずびーーーーっ!

(うわっ!?服で鼻を……!

しかたない。あとで洗濯しよう……)


「サンキューアー公!すっきりしたぜ!

おい!さっきは悪かったな!今度こそオマエの言うとおりにしてやるぜ!

だからあの賞金首を倒そう!


「……………………。

「ありがとう。頼りにしているよ。

ヤツは普段、工業都市廃墟にいるらしいのだ。こちらから出向こう!


 ***



「……あっ!アレは!

「ふふふ……!薄汚いハンターどもめ!今度こそ逃さん!返り討ちにしてやろう!

「くっ!待ち伏せされていたか……!

いいか君たち。こうなったら正面から力で押し切るしかない!

「わかった!あんたも気をつけてくれ!

「いくぞアー公!まとめてぶっ飛ばすぜ!


 ***


「よし!道が開いたぞ!

「まだ出るのか!?これじゃキリがないぞ!

「ダメだ……!やはり力押しでは前と同じだ!このままでは勝てない!

「アー公頼む!こいつら引きつけといてくれ!

「エルガはどうするんだ!?

「オレはあの賞金首を……獲る!

さあ来い!オレが相手だ!

「本当にやれるのかエルガ!?

「まかせろアー公!オレはいまだかつて……狙った獲物を仕留め損なったことは……ねえ!!!

「そんな……バカな……

「君たちのおかげでヤツを倒すことができた!感謝するよ!

これでようやく……彼女にも……顔向けができる……!

「ちくしょう!いくら仇が討てたって悲しい恋は……ぐすん……

「……エルガ………

「ほらほら!湿っぽい話は終わりにしよう。とにかくヤツを倒せたんだ。

エルジオンに帰って酒場で祝杯をあげようじゃないか!


 ***


「……大盛りサラダ!おかわり!

オレはな……むぐむぐ………メシは食えるときに……しゃくしゃく……食っとく……ごくん……主義なんだよ。

「食べるかしゃべるかどっちかにすればいいだろ?

「はははは!まあ支払いは私にまかせて気の済むだけ注文してくれよ。

「大盛りサラダ!まだか~!

「それにしてもさっきから野菜ばっかりだな。肉とか食べないのか?

「ん?ああ……オレはな。肉とかはいっさい食えねえんだよ。なんでか知らねえけど。

「ふうん?なんだか意外だな……。


「……ああ!ここだよ!

「あなたたちのおかげであの『ハンターキラー』を倒せたんだって?ありがとう!

「えっ!?もしかしてこの人……恋人のハンター?

「死んだんじゃなかったのか!

「いや生きてるよ。大怪我してようやく退院したばかりだけどね。

「でも恋人「だった」って……そういう言い方してただろ?

「ああ。彼女が入院中にプロポーズして結婚したから……。恋人から妻になったってことさ。

「な、なんだよ……こんなの……ふざけやかって!死んでなかったなんて……!

「エルガ………落ち着けよ!

「良かったじゃねえか!恋人たちが結ばれて結婚!

「……ああ。そうだなエルガ。

「うぉーーーーん!アー公……

「ま、まさかまた……

「アー公……ずずっ……なんでオレのこと……ずずっ……よけやがった?

「いや……その……服を洗濯したばかりだし……

「……なんだよアー公!オマエってヤツはなんて冷たいヤツなんだ!

はんっ!短い付き合いだったな!

「またそれか……短気にもほどがあるだろ?




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