奢香
画像
ステータス
MIN | MAX | ||
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建造 | 特 | 175 | 790+6*2=802 |
農牧 | 特 | 424 | 777+5*2=787 |
制作 | 中 | 131 | 246+2*2=250 |
財務 | 劣 | 24 | 94+1*2=96 |
探検 | 優 | 120 | 607+6*2=619 |
専属御宝 | 彝族の刀 |
天賦:順徳夫人
★2 | 商業建築を建造する時、ランダムで30個の資源を獲得し、かつ、必要な働き手の数-1。 |
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★3 | 商業建築を建造する時、ランダムで60個の資源を獲得し、かつ、必要な働き手の数-1。 |
★4 | 商業建築を建造する時、ランダムで90個の資源を獲得し、かつ、必要な働き手の数-1。 |
物語
水西土司の奢香は、宣慰司の書院の入り口に立っていた。中はひどく散らかっている。水西彝族のために識字教室を開いたが、最初の授業を行う間もなく、祭司の畢摩に率いられた人々にめちゃくちゃにされてしまったのだ。奢香は、人に机と椅子を簡単に片付けさせると、筆と墨を並べ直し、部族の人々が来るのを待った。だが、約束の時間が過ぎても、玄関には誰も来なかった。奢香にはわかっていた。また畢摩の仕業だ。奢香は自ら家々を回って、授業を受けさせようとしたが、識字の「し」の字を口にする前に、皆、恐怖の表情を浮かべ、すぐに門を固く閉ざしてしまい、いくら奢香が門を叩いても、決して開こうとしなかった。奢香は、畢摩に会いに行くことにした。皆あんなに恐れていたのだ、一体どんな手段を使って脅したのだろう。聞き出そうと向かった奢香が見たのは、慌てて遠くに逃げる畢摩の姿だった。畢摩が走っていき、鴨池河の向こう側に行ったのを見て、奢香はにやりと笑った。奢香は一族の者を集めて、識字のことを話した。その途端、皆は叫び出した。「漢字を覚えたら、目が見えなくなっちまうよ!」「目が見えなくなった者は、この私が責任をもって治してやろう!」騒ぎの中、一度逃亡した畢摩を引き連れて、水東土司の劉淑貞が駆けつけた。奢香は嫌悪の眼差しで畢摩を見た。「畢摩は我が部族の裏切り者だ。即、死刑とする!」奢香は再び人々に目線を移すと、口を開いた。「昔は、彝族文字では経文しか書けないと言われていたが、私が彝族文字で手紙を書いたり、帳簿をつけたりすることを教えてからというもの、人生が豊かになったような気がすると、みんな言っていたじゃないか。今、みんなに漢字を教えるのは、今後、もっと幸せになって欲しいと願っているからだ。」劉淑貞が手を振ると、後ろから水東の人が出てきた。「我が部族の者も皆さんと一緒に学びます。あなたたち水西人と私たち水東人、どちらが賢いか、競争してみようではありませんか!」ついに火把節がやってきた。彝族と漢族の人々は、歌い踊り、互いの言語を話し、笑い合い、祭典を祝った。奢香と劉淑貞は酒を酌み交わしながら、喜ぶ人々を眺めた。「姉妹二人でなら、何でもできるわ!」