展昭
画像
ステータス
MIN | MAX | ||
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建造 | 特 | 177 | 792+6*2=804 |
農牧 | 中 | 57 | 242+2*2=246 |
制作 | 良 | 243 | 439+3*2=445 |
財務 | 劣 | 26 | 96+1*2=98 |
探検 | 優 | 122 | 609+6*2=621 |
専属御宝 | 御上の札 |
天賦:御猫
★2 | 生産建築を建造する時、必要な資源を10%節約する。かつ、必要な働き手の数-1。 |
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★3 | 生産建築を建造する時、必要な資源を20%節約する。かつ、必要な働き手の数-2。 |
★4 | 生産建築を建造する時、必要な資源を30%節約する。かつ、必要な働き手の数-3。 |
物語
応天府に夜の帳が下りてすぐ。軒上に白玉堂が現れた。親王の屋敷から夜光珠を盗み出したところだったが、そのあまりに静かな身のこなしに、宝物庫内外の見張り達は、誰も気づいていなかった。得意げに屋根上を闊歩し、時折立ち止まっては遠くの灯を眺めていた白玉堂だったが、すぐ後ろに迫った展昭の存在には、まったく気がついていなかった。展昭が彼を追い越し、目の前に立ちはだかったところで、白玉堂はようやく自らの油断を後悔した。白玉堂は、夜光珠を逆方向に投げた。展昭は立ち上がって夜光珠を取りに行き、その隙に白玉堂は逃げることができた。展昭は、手を伸ばして夜光珠を拾うと、まるで平地を歩むかのように屋根の上を走る白玉堂の姿を見て、「面白い。」と珍しく頷いた。展昭は長年応天府にいたが、好敵手に巡り合えたのは初めてだった。展昭の競争心が燃えた。二人は、親王の屋敷から食事処まで、そして食事処から瑠璃宝塔まで、応天府のほとんどを走り回った。そして朝。早起きの住民たちが、地面に散らばった瓦の破片を見て文句を言った。「どこかの猫がネズミを追っていたのか?」