劉淑貞
画像
ステータス
MIN | MAX | ||
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建造 | 良 | 59 | 418+5*3=433 |
農牧 | 優 | 84 | 603+6*3=621 |
制作 | 中 | 52 | 255+2*3=261 |
財務 | 優 | 97 | 608+5*3=623 |
探検 | 中 | 52 | 255+2*3=261 |
天賦
★1 | 茶畑で仕事をする時、おまけで20%の資源を獲得する。 |
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★2 | 茶畑で仕事をする時、おまけで30%の資源を獲得する。 |
★3 | 茶畑で仕事をする時、おまけで45%の資源を獲得する。 |
★4 | 茶畑で仕事をする時、おまけで60%の資源を獲得する。 |
物語
「絶対に山を割って道を作ってみせるわ!」水東土司の劉淑貞は自分に言い聞かせるように、拳を握り締めた。山を切り開こうとして失敗したのは、これで何度目だろうか。もはや数えきれない。劉淑貞はもう一度、山の麓にやってきた。裾野には所狭しと水東の人々が跪き、祭司の畢摩に率いられ祈りを捧げていた。山を切り開くための道具は、彼らによって粉々に砕かれていた。劉淑貞は眉をひそめた。これまでの失敗も、畢摩の反対のせいだったからだ。畢摩は、部族で最も高い権威を持つことを笠に着て、切り開けば山の神が怒り出すだの、山の神に祟られるだのと人々を扇動していた。更には、たくさんのよそ者が流れ込み、先祖代々の家を荒らすというデタラメまで言い出した。皆の生活を豊かにするために道を切り開くのだと劉淑貞がいくら説得しようと、人々は信じなかった。山を割るため何度も爆薬を仕込み、道路工事のため何度も大木を並べたが、そのたびに爆薬は水に濡らされ、大木は切り刻まれてしまった……劉淑貞の貯金はこうして少しずつ減り、しまいには底をついてしまった。彼女が畢摩に譲歩しようとした時、水西の人々がやってきた。彼らは奢香に与えられた爆薬、銀貨、道具を担ぎ、劉淑貞に伝言を伝えた。「お金が足りない時は遠慮なく言って!」そして山は切り開かれ、橋が架けられ、道が通った。ついに火把節がやってきた。彝族と漢族の人々は、歌い踊り、互いの言語を話し、笑い合い、祭典を祝った。奢香と劉淑貞は酒を酌み交わしながら、喜ぶ人々を眺めた。「姉妹二人でなら、何でもできるわ!」