澄心堂紙閣
画像
開放条件
澄心堂紙独占で開放
紹介
澄心堂紙商会は、澄心堂紙を製造、販売して百年の老舗である。現当主の李は、先祖の教えをしっかり守り、毎年師走に店員を連れて凍った川に氷を取りに行く。李の体は徐々に寒さに侵されていき、ここ数年で膝がますます悪くなったと彼の息子はため息をついた。息子は、紙づくり用の氷水を、井戸水に替えようと李に提案したことがあった。何しろそうした同業者もいたのだ。しかしその日、李は珍しく激怒した。彼は息子を祠堂の中で跪かせ、澄心堂紙の製造法を繰り返し暗記させた。「楮の木の皮を原料にし、簀桁ですくって氷水で縦横にゆらし……」祠堂から出て、息子は唐突に悟った。店が百年も続いている理由は、商売に不器用ながらも、澄心堂紙の製造法に一切の妥協がないからだ。氷水にこだわっているからこそ、澄心堂紙は玉のようにきれいになる。「澄んだ心は紙の如く。」息子はご先祖様の家訓を心の中で唱えながら、李に倣い、つるはしを持ち上げて氷を掘り始めた。
ステータス
所要材料 | 数 |
5 | |
10000 | |
500 | |
李家の土地権利書 | 5 |
5時間 | |
繁栄度・環境 | 400 |
経験値 | |
最大建造数 | 3 |