文漢儒
画像
ステータス
MIN | MAX | ||
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建造 | 中 | 57 | 242+2*4=250 |
農牧 | 劣 | 9 | 63+1*4=67 |
制作 | 中 | 27 | 236+2*4=244 |
財務 | 良 | 105 | 431+3*4=443 |
探検 | 劣 | 9 | 63+1*4=67 |
天賦
★0 | 財務の仕事を担当する時、作業時間を2%短縮する。 |
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★1 | 財務の仕事を担当する時、作業時間を4%短縮する。 |
★2 | 財務の仕事を担当する時、作業時間を6%短縮する。 |
★3 | 財務の仕事を担当する時、作業時間を8%短縮する。 |
★4 | 財務の仕事を担当する時、作業時間を10%短縮する。 |
物語
「幕友さま、この竹籠を特産品として陛下に献上してもよろしいでしょうか。」「幕友さま、照くんが私の鶏もも肉を二つ食べたのに、一つしか食べてないと言い張るんです!」「幕友さま、先に聞いてくれ、急いでるんだ。お宿に鍵を置き忘れてきたけど、取りに行く勇気がなくて……」応天府で一番多忙なのは知府で、二番目は幕友の文漢儒だ。公文書の作成から、住民の悩み相談まで対応している。この日の朝、文漢儒が州府に向かおうとすると、すぐに文徴明がやって来た。文徴明ははちきれんばかりの包みを文漢儒の懐に押し込んで、「ほれ、叔母さんからの届けものだ」と言った。「声が大きい!人目を避けろ。」文漢儒は、包みを抱えたまま一歩下がった。「今夜うちで芋餅を作るんだ。」文徴明は、向上心に溢れた従兄弟に告げた。「やった、食べたかったんだ!」まだ年若い文漢儒は思わず笑って喜んだが、ふと人目を気にし出し、「わかった、夜に行こう」と急に真顔になった。文漢儒が何を気にしているのか、文徴明にはわかっていた。彼は、文徴明の名声ではなく、自分の力で人々に尊敬されたいのだ。文徴明が手を振って去っていき、文漢儒は彼が遠ざかるのを待ってから州府に向かった。朝の州府は人が少ないが、事件は人数と関係ない。文漢儒はいつも真剣に住民の訴えに耳を傾け、彼らが抱えている問題を少しづつ解決していく。やがて日が沈み、一日中食事の暇すらなかった彼は、空っぽのお腹に思わず手を当てた。住民はそれに気づき、「幕友さま、急用ができたから、また明日来るよ!」と言った。瞬く間に、先ほどまで賑やかだった州府がしんと静まり返った。文漢儒は、なぜみんな急に立ち去ったのかわからず、頭をかいた。彼は疲れた足腰を伸ばして、州府を出て、文徴明の家に向かった。「よし、幕友さまが飯を食いに行ったぞ!」先に立ち去った住民たちが、壁際から顔をのぞかせた。彼は、既に皆から尊敬されているようだ。