万戸
画像
ステータス
MIN | MAX | ||
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建造 | 中 | 251+2*4=259 | |
農牧 | 劣 | 5 | 63+1*4=67 |
制作 | 中 | 25 | 242+2*4=250 |
財務 | 劣 | 5 | 63+1*4=67 |
探検 | 良 | 25 | 411+5*4=431 |
天賦
★0 | 外で探検する時、建築を建造、修復する際に消費する体力が-1。 |
---|---|
★1 | 外で探検する時、建築を建造、修復する際に消費する体力が-2。 |
★2 | 外で探検する時、建築を建造、修復する際に消費する体力が-4。 |
★3 | 外で探検する時、建築を建造、修復する際に消費する体力が-6。 |
★4 | 外で探検する時、建築を建造、修復する際に消費する体力が-8。 |
★5 | 外で探検する時、建築を建造、修復する際に消費する体力が-10。 |
物語
万戸は椅子の背もたれに最後の自作火薬筒を縛り付けた。合計47個の火薬筒。目の前の山を飛び越える動力としては十分だろう。翼に見立てた二枚の巨大な凧を広げ、大鵬のように滑空し、着陸する。この光景の予行演習を、彼は心の中で何度も繰り返してきた。万戸は青白く光る月を見上げた。子供の頃は、月に住む嫦娥に食べ物を届け、ついでに呉剛の木犀酒を持ち帰ることを夢想していた。彼は信じている。今日あの山を越えられれば、いつかきっと月にもたどり着けると。「点火。」万戸は冷静に呟くと、爆炎が立ち昇り、空へと向かっていった。地上の人々は万戸が山を飛び越えていくのを見上げ、歓喜に沸き立った!しかしその直後、歓声は爆音にかき消され、空を滑る「大鵬」は花火のように弾けた。まばゆい光が、白昼の月に重なるように、その姿を遮った。