養蟹池
画像
Lv1 | Lv2 | Lv3 |
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Lv4 | Lv5 | |
レベル
Lv.37で開放
紹介
松江河のほとりには様々な養蟹池が点在しており、この地の人々は代々カニの養殖で生計を立ててきた。裕福とは言いがたかったが、家計を支えるには十分だった。駿もそんなカニ養殖家の生まれで、家には養蟹池が二つあった。一つはカニの幼生を育てるために、もう一つは育ったカニの養殖のために使っていた。この二つの池は、駿の祖父から父に受け継がれたもので、父曰く、これは先祖代々受け継がれ、もはや何代目かわからないほど歴史があるのだという。しかし、駿はカニを育てるのは好きではなく、手芸が好きだった。駿は父に内緒で師匠に弟子入りして手習いをし、家に帰っても研究を続けていた。だが父は、機織りは女の仕事だと言い、せっかく作った織機を壊してしまった。そして駿は、父親を悲しませまいとして、カニの養殖をはじめた。それから二年経ち、父が縁談をまとめ、駿は家庭を持つことになった。結婚後は妻の助けもあり、駿はようやく織物の研究を再開する余裕ができた。妻は駿の仕事をよく助け、さらに、彼が織り出した布を、とても綺麗な服に仕立ててくれた。新婚生活は幸せに満ちており、二人は未来に希望を感じていた。妻の小さく盛り上がった腹を撫で、駿は自分が父親になったことを祝い、養蟹池に飛び込んだ。そして、たった一度の洪水が、この幸せな生活を奪い去った。駿は、妻を背負って高いところへ駆け上り、養蟹池を振り返った。先祖代々受け継がれてきた養蟹池は、駿の視界の中で、ゆっくりと洪水に飲まれていった。
建造ステータス
レベル | コスト | 時間 | |
Lv1 | -10 | 2 300 290 | 30分 |
Lv2 | -10 | 2 350 330 | 1時間 |
Lv3 | -10 | 3 400 350 | 1時間30分 |
Lv4 | -10 | 3 450 390 | 2時間 |
Lv5 | -10 | 50 | 今すぐ |
生産ステータス
レベル | 項目 | コスト | 獲得 | 生産時間 |
Lv1 | 微量の蟹 | 3 200 20 | 87 | 30分 |
Lv2 | 少量の蟹 | 3 400 40 | 175 | 1時間 |
Lv3 | 中量の蟹 | 3 600 60 | 262 | 1時間30分 |
Lv4 | 大量の蟹 | 4 800 80 | 350 | 2時間 |