キノコ石
概要
レア度 | 画像 | マス |
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効果
2010
入手方法
イベント
物語
徐霞客の手紙が届き、人々はこぞって読んだ。「梵浄山のキノコ石は、巨石が重なったもので、上が大きく下は小さい。見るからに危ういが、千年の風雪に立ってなお倒れず……」文漢儒はみんなのために手紙を読み上げながら、信じられない気持ちだった。「本当にこんなキノコ石があるのか……」「ありえない、よもや巨石は天より飛んできたものなのか?」文徴明は考え込んだ。胡月眉も机を叩き、「私も信じないわ、倒れないわけないもの」と答えた。徐光啓は大小二つの石を持ってきて、地面にしゃがみ積み上げてみたが、石はどうしても倒れてしまう。「ふむ、みんなの言う通りだね。」沈万千は手紙の言葉をもう一度じっくり読んでみた。「本当だったら……」「まさか!」人々は、キノコ石のことは徐霞客の誇張に過ぎないと声を揃えた。……一方その頃、江南水都に手紙を出し終えた徐霞客は、梵浄山の奇怪なキノコ石を思い出していた。手紙を読んだらきっとみんな驚くだろう。馳せる思いに、足取りが軽くなった。