[かけがえのない大切なもの]河村隆
[かけがえのない大切なもの]河村隆の基本データ
レアリティ | カラー |
---|---|
SR | RED |
キャラクター | 特化ステ |
河村隆 | 体 |
心 | 完凸心 |
---|---|
2,603 | 3,222 |
技 | 完凸技 |
1,865 | 2,309 |
体 | 完凸体 |
3,276 | 4,057 |
合計 | 完凸合計 |
7,766 | 9,588 |
テンション | |
119 |
プレイヤースキル | バックハンド・レシーブ |
---|---|
15秒間BADでもコンボが継続する |
サポータースキル | タイミングサポート |
---|---|
12秒ごとに34%の確率で5秒間NICE/GREATがSSSになる |
アビリティ | REDタイプの「心」「技」「体」が23%アップ |
---|---|
- |
入手方法 | 恒常ガチャ |
---|---|
恒常ガチャSR |
備考詳細 |
---|
- |
イラスト
覚醒前 | 覚醒後 |
---|---|
カードストーリー詳細
【前編】
河村隆 「わっ、もうこんな時間だ。急がないと…」
天神耕介 「なんか用事でもあんのか?」
河村隆 「えっと…ちょっと。行ってきますね」
亜久津仁 「……」
平理とん平「まさか今から自主練か?」
天神耕介 「さぁ…。なあ、お前は聞いてねぇのかよ」
亜久津仁 「あ?テメー、誰に口きいてんだ」
天神耕介 「ヒッ…!こ、こいつも知らねぇってことは…オレたちには言えねぇような隠し事か?」
平理とん平「気になって落ち着かねぇし、追いかけてみようぜ!」
平理とん平「見失っちまったな。あいつ、どこ行ったんだ?」
天神耕介 「ん?何か変な音しねーか?キッチンのほうから聞こえるな…」
平理とん平「おいブラザー!見てみろあそこ!」
河村隆 「うーん…刃先が傾いちゃったな。もっと力加減を考えて研がないと…。せっかく、キッチン貸してもらってるんだ。少しでも上達したい…」
天神耕介 「とっさに隠れちまったが…何やってんだ、あいつ」
平理とん平「ここからじゃよく見えねぇな…。おい、もう少し頭を下げてくれ」
河村隆 「オレもいつかは寿司屋を継ぐ日が来るだろうし…家に帰って、腕が落ちてたりしたら、オヤジに顔向けできないからな…。」
河村隆 「…うん、いい切れ味になった。さてと、図書館に寄って帰ろうかな。いくつか借りておきたい料理本があるし」
天神耕介 「…っ、おいブラザー!そんなに押したら…!」
天神・平理「うわあああああ!!」
ドサッ
河村隆 「えっ、どうして先輩たちがここに…?」
天神耕介 「いてて…、見つかっちまったな…」
平理とん平「お前がコソコソ出かけるから、どうしても気になっちまってよ」
河村隆 「はは…すみません。隠してたわけじゃなかったんですが」
平理とん平「じゃあ、なにしてたんだよ?」
河村隆 「実は…合宿中も、ここで寿司屋の修行を続けさせてもらってるんです」
平理とん平「え!修行ってお前、トレーニングで疲れてるはずなのに…」
天神耕介 「それが終わったあと更に頑張ってたのか…!?お前、すげーな!!」
河村隆 「いえ、そんな…。自分でやるって決めたことですから」
亜久津仁 「おい、いつまでやってんだ」
河村隆 「亜久津…」
平理とん平「なんだ。やっぱりお前も、河村がなにしてんのか気になってたんだな!」
亜久津仁 「あ?適当なこと言ってんじゃねぇよ」
平理・天神「ヒッ…!」
平理とん平「オ、オレらは部屋に戻るか…」
天神耕介 「だ、だな。謎もとけたことだし…」
亜久津仁 「チッ…」
河村隆 「ええと…亜久津も気にしてくれたんだ?」
亜久津仁 「フン…。合宿中も寿司屋の修行とは余裕だな」
河村隆 「え?」
亜久津仁 「中途半端な気持ちで乗り切れるほど、この合宿は楽なもんじゃねぇ。寿司屋とテニス…。簡単に両立できると思ってねぇだろうな」
河村隆 「…うん。でも今のオレには、どっちかだけなんて選べないから。両方頑張るよ」
亜久津仁 「あ?」
河村隆 「もちろんどっちも中途半端にするつもりはない。やるからには、テニスも修行も本気でやる」
亜久津仁 「…フン。それがテメーの出した答えってことか。決めたからには、諦めんなよ。…最後までやり通せ」
河村隆 「ああ、そのつもりだよ。オレにとってはテニスも寿司も…かけがえのない大切なものだからね」
#hr
【後編】
河村隆 「先輩たちがこっそり覗きに来てたなんて、さっきは驚いちゃったな。…それに、亜久津も」
河村隆 「よし、次は本を読んで料理の研究をしよう!」
河村隆 「なるほど。煮物の時はこうして鍋を…。そうか、焼き魚の時は…」
河村隆 「…ふわぁ。んん…さすがに疲れたな…。少しだけ…休憩……」
??? 「…タカさん。タカさん」
河村隆 「ん…」
不二周助「こんなところで寝たら風邪引くよ」
河村隆 「…!あれっ、オレ…いつの間に…。ハハ…、居眠りなんてちょっと恥ずかしいや。起こしてくれてありがとう、不二」
不二周助「フフッ、どういたしまして。タカさん、また料理の本を読んでたの?」
河村隆 「うん、気になる調理法とか、色々勉強しておきたくてね。そういう不二は?」
不二周助「僕は古典の本だよ。続きが気になっちゃってね」
跡部景吾「あーん?先客か」
忍足侑士「なんや。自分らも本読みに来とったんか」
河村隆 「オレは料理の本だけど…。2人がどんな本を読むのか、想像つかないや」
跡部景吾「当然、シェイクスピアの戯曲に決まってんだろ。演劇を見ているような躍動感…。詩的な文章の格調高さに惚れ惚れしちまうぜ」
忍足侑士「オレは恋愛小説やで。心情が繊細に描かれててな…。理性ではどうにもならへん葛藤とか、結構奥が深いんやで」
河村隆 「へぇ…興味出てきたかも」
忍足侑士「俺かて同じや。つい自分好みの話ばっかり読んでまうけど、たまには違うジャンルにも触れへんとなぁ」
不二周助「皆が夢中になっているのがどんなものなのか、読んだら理解もできるだろうね」
河村隆 「じゃあさ、それぞれのお気に入りを1冊選んで、交換して読み合ってみるのはどう?」
不二周助「いいね」
跡部景吾「あーん?面白そうじゃねーの」
河村隆 「それじゃあ…この1冊にしようかな。男子中学生でも料理のコツを掴める内容で、とってもわかりやすいんだ」
忍足侑士「ほんなら、王道の恋愛小説オススメするわ。純愛で人気あるんやで」
跡部景吾「俺様からは、この悲劇の戯曲だ。シェイクスピアと言えば、これだろ」
不二周助「迷うところだけど…。色んな話が楽しめる、この逸話集を読んでもらおうかな」
河村隆 「よし、皆の本をシャッフルして…配り直して、と…。しばらく読書の時間にしようか」
不二周助「この料理、どれくらい辛いんだろう…。1度食べてみたいな」
河村隆 「…ええっ!?こ、こんな悲しい展開になるなんて…。この後どうなっちゃうんだろう…」
跡部景吾「もどかしいやつらだぜ…。俺様なら、もっとはっきり言ってやるってのに…」
忍足侑士「なんや、この翁(おきな)…えらいもん読んで来よったなぁ…」
河村隆 「はぁ~…。悲しい話だったけど、読み応えがあったな…。一気に物語の中に引き込まれたよ」
忍足侑士「小難しいもんやと思っとったけど、案外スラスラ読めるもんやなぁ」
跡部景吾「ハッ…!純粋な愛を読むってのも、たまには悪くはねーな」
不二周助「そうだね。けど…ちょっと、夢中になりすぎたかな」
河村隆 「うわ、もうこんな時間!?部屋に戻らないと」
跡部景吾「悪くない時間だったぜ。じゃあな」
忍足侑士「ほな2人とも、また明日なぁ」
河村隆 「うん、おやすみ」
不二周助「タカさんの提案、大正解だったね」
河村隆 「皆のこと色々知れたし…。オレも、すごく楽しかったよ。また今度、皆で集まってオススメの本を交換し合おうか」
不二周助「いいね。古典以外にも、皆に読んでもらいたい本がまだまだたくさんあるし」
河村隆 「例えば、どんな本があるんだい?」
不二周助「『究極の激辛料理のすすめ』に…『かわいいサボテンの育て方』とか、あとは…」
河村隆 「は、はは…不二らしいね…楽しみにしてるよ」
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情報・画像提供 連絡板>>2165 乾反映しました。 ご提供ありがとうございます!
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[聖夜のプレゼント大作戦!!]日吉若>>2 日吉反映しました。 ご提供ありがとうございました。
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