【ストーリー】EPISODE 1-4 楽しみてえじゃん

| - 楽しみてえじゃん 宣告マッスル! |
登場人物
ゴーストA、デュース、ジャック、陸上部員、ラギー、レオナ、エペル、グリム、リドル、セベク、フロイド、ジャミル、エース、バルガス
テキスト全文
── ドワーフ鉱山‐キャンプ場 ──
ゴーストA:「課題終了まで残り30分~!」
ペラ……ペラ……
デュース:「ふむふむ。「フライシートの前後を間違えないよう、インナーテントに被せる」。」
デュース:「この辺り、実際に作るときは注意しないと。」
デュース:「意外と手順が多くて、混乱してきた……。」
ガサ……ガサ……
ジャック:「何度立ててもテントが右に10度ほど傾いちまう。真っ直ぐじゃないとなんか気持ちわりぃ。」
ジャック:「1人でテントを立てるのって結構大変だな。今までは家族でやってたから知らなかったぜ。」
陸上部員:「デュース。ジャック。真面目に説明書を読むのも、テントの形にこだわるのもいいんだが……」
陸上部員:「残り時間も気にしておけよ?」
ジャック・デュース:「確かに……。」
デュース:「ええっと……ジャック、協力しないか?2人で一緒に、お互いのテントを立てるんだ。」
ジャック:「ああ、いいぜ。俺も同じことを考えてた。」
ラギー:「どうッスか? レオナさん。オレとエペルくんで立てた、テントの寝心地は。」
レオナ:「学園の温室のほうがマシだが……」
レオナ:「まあ、悪くはねえ。」
エペル:「はい!」
ラギー:「シシシッ。先輩思いの後輩ばっかでよかったッスね〜。」
ラギー:「それにしてもエペルくん、けっこー器用じゃん。
手伝ってくれて助かったッス。」
ラギー:「んじゃ、次は自分のテントを立てるッスよ。」
エペル:「わかりました!」
グリム:「ほぁ~。陸上部もマジフト部も、意外と順調そうなんだゾ。」
リドル:「よし。後は四隅の張り網を引いて、テントのバランスを調整すればいいだけだ。」
リドル:「セベク、ボクの反対側から引っ張ってくれないか?」
セベク:「任せてくれ。」
セベク:「……フン!!」
リドル:「お、おい! 強く引っ張りすぎだ!」
セベク:「リドル先輩が反対側からもう少し強く引けばいいんじゃないか?」
リドル:「ボクはこれでもかというくらい引いているよ!」
リドル:「まったく、なんて馬鹿力だ……。」
グリム:「にゃはは!リドルのヤツ、ずいぶん振り回されてんな。」
グリム:「ハーツラビュル寮を仕切ってるときとは、大違いなんだゾ。」
ゴーストA:「課題終了まで残り15分~!」
フロイド:「うーん……やっぱ黄色いテントはヤダ。」
フロイド:「オレ、赤にしよ~っと。」
ジャミル:「待て、フロイド!ここまで来て、始めからテントを立て直す気か!?」
フロイド:「そーだけど?」
フロイド:「せっかくのキャンプだし、楽しみてえじゃん。」
フロイド:「ウミヘビくんももっと派手な色のテントにしたら?
ベージュとか普通過ぎ。」
フロイド:「カニちゃんもそう思うよな?」
エース:「答えづらっ!
ちょ、オレを巻き込むのやめてください!」
ジャミル:「はあ……こんな調子でバスケ部は3日間も乗り切れるのか……?」
グリム:「ジャミルは寮だけじゃなく、部活の中でも苦労してるみてーだな……。」
グリム:「ヘンテコなテントを立ててる部活もあるけど、大丈夫か~?」
バルガス:「そこまで!!」
バルガス:「歪なものが目立つが……概ねのテントは問題ないようだ。」
バルガス:「全部活、ギリギリ合格と言ったところか。」
セベク:「フン。馬術部は当然として、バルガス先生は他の部に甘いんじゃないのか?」
エペル:「今のところマジフト部は順調……かな。」
デュース:「ふぅ……陸上部も全員、問題なく立てられた。」
ジャミル:「はぁ……はぁ……どうにかバスケ部も……制限時間内に作り終えられたぞ……。」
バルガス:「では、筋肉が温まってきたところで……キャンプの課題について説明をしよう。」
バルガス:「全員、心して聞くように!!」
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