【ストーリー】EPISODE 6-13 同刻アナザー!

| EPISODE ◆ 6-13 同刻アナザー! 冥府の番人 |
登場人物
アズール、オルト、イデア、カローン班員A、カローン班員B、トレイン、クロウリー
テキスト全文
── 教室 ──
アズール:「あなたたちは、なぜそんなに落ち着いているんだ!?」
アズール:「つまり学園が外部から攻撃を受けているということでしょう! すぐに他の寮長と連携を……」
オルト:「3機の飛行物体、急速に接近。約3秒後に接触します。3,2,1……」
ガシャーン!!
シュワアアア!
???:「ノナ班、被検体Cを目視で捕捉。」
???:「……イデア・シュラウド。ならびに魔導ヒューマノイド・ORTHO(オルト)。同地点にて確認。」
アズール:「……遅きに失したようですね。」
アズール:「1年生は教室から退避!オクタヴィネル寮長の権限において、侵入者に……」
イデア:「ストップ、アズール氏。抵抗しないで、大人しくしたほうがいい。」
アズール:「え?」
イデア:「アイツらは特警班・『カローン』。」
アズール:「とくけい、カロ……」
アズール:「えっ?」
イデア:「『S.T.Y.X.』(ステュークス)の所有する、特別魔導警備班・『カローン』。」
イデア:「とりあえずマジカルペンから手を離して。手を頭の後ろに。」
オルト:「兄さんの推奨行動により、」
オルト:「アズール・アーシェングロットさんが負傷する確率が約87%低下するよ。」
アズール:「…………わ、かりました。」
カローン班員A:「対象の無条件降伏を確認。同行を要請します。」
イデア:「……………………………………」
イデア:「はぁ〜〜〜。」
イデア:「あのさ〜、キミらちょっと乱暴すぎん?絶対いつか訴えられますぞ。」
イデア:「第一、今回は“ファントム”じゃなく一応理性がある人間が相手なんだから、」
イデア:「せめて話し合いから入るとかさ……。」
カローン班員A:「…………作戦内容についての発言は、禁則事項とされています。」
イデア:「あー、出た出た。禁則事項。」
カローン班員B:「本部より、イデア様の『S.T.Y.X.』本部への帰還要請が出ています。」
イデア:「は? 僕も? 父さんと母さん、どっか行ってるの?」
カローン班員B:「構成員の現在地についての情報開示は、禁則事項とされています。」
イデア:「はぁ………。」
イデア:「りょ。……いや、了解。行くよオルト、ついてきて。」
オルト:「はぁい、兄さん。」
アズール:「イ、イデアさん。これはどういうことなんです!?あなたは一体……。」
イデア:「詳しいことは後で説明する。“なにもしない”のが、この突発イベントの最善の攻略法ってこと。」
イデア:「……あーあ。今日からスタートの推しキャラのランキングイベ、走る予定だったのに。最悪だ……。」
── 学園長室 ──
トレイン:「貴様ら、何者だ! 誰の許可を経て学園内へ?」
カローン班員A:「我々は『S.T.Y.X.』所属、特別魔導警備班・『カローン』。」
!!!
トレイン:「『S.T.Y.X.』の、『カローン』だと……!?」
カローン班員A:「ナイトレイブンカレッジの総責任者、ディア・クロウリー氏だな。」
カローン班員A:「ご同行願おう。」
クロウリー:「……わかりました。従います。ですから、生徒たちに手荒な真似はしないでいただけますか?」
カローン班員A:「同行に抵抗を見せた場合、強硬手段も許可されている。」
クロウリー:「……誰も怪我をしていないと良いのですが。」
クロウリー:「トレイン先生。後を頼みましたよ。」
トレイン:「!! 学園長……!?」
トレイン:「お待ちください!一体なにが……」
シュワアアア……
トレイン:「……行ってしまわれた。」
トレイン:「『S.T.Y.X.』だと?なぜ彼らがナイトレイブンカレッジに……。」
トレイン:「……いや、今は詮無いことを考えている場合では無いな。」
トレイン:「みなさん静粛に!我々がうろたえてどうしますか!」
トレイン:「最優先すべきは生徒たちの身の安全の確認。先生方、まずは寮長たちを集めてください。」
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