【ストーリー】EPISODE 6-14 同刻キングス!

| EPISODE ◆ 6-14 同刻キングス! 冥府の番人 |
登場人物
マレウス、セベク、シルバー、リリア、カリム、トレイ、ケイト、ラギー、ジェイド、フロイド、ルーク
テキスト全文
── ディアソムニア寮‐談話室 ──
マレウス:「…………ん?」
マレウス:「鏡舎に繋がる鏡から、異質な気配が流れ込んでいる。」
マレウス:「魔法……」
マレウス:「いや、違う、これは…………。」
セベク・シルバー:「マレウス様ッッ!!」
マレウス:「どうした、2人とも。そんなに慌てて。」
セベク:「はぁ、はぁ、良かった……」
セベク:「ご無事だったのですね!!」
マレウス:「僕に特に変わりはない。お前たちのほうが負傷しているように見えるが……。」
シルバー:「はぁ、はっ……」
シルバー:「現在、学園が何者かに襲撃を受けています。」
マレウス:「!」
マレウス:「状況を話せ。」
セベク:「黒い鎧を身に着けた謎の集団に、リドル先輩が攫われました。」
シルバー:「馬場で襲撃を受けたのですが、他の部員には目もくれず……」
シルバー:「初めからリドルだけを標的としていたようです。」
シルバー:「彼を“被検体”と呼び、生きたまま捕らえようとしていました。」
マレウス:「それで、ローズハートは?」
セベク:「僕たちの力及ばず、目の前で奴らに連れ去られてしまいました……」
セベク:「くっ!」
シルバー:「状況から鑑み、寮長のみを狙った犯行の可能性が高いと思い、急ぎ戻って参りました。」
リリア:「──いいや。奴らは寮長を狙っていたわけではないぞ。」
セベク・シルバー:「わっ!!!」
マレウス:「ローズハートを攫った連中に心当たりがあるのか?リリア。」
リリア:「ああ。『嘆きの島』の連中じゃよ。」
マレウス:「……ああ。なるほど、そういうことか。」
マレウス:「ならば、僕のところへ来なかったのも当然だな。」
リリア:「あの島も、今ではかなり様変わりしたと聞いたが……。」
リリア:「おお、カリムからじゃ。」
カリム:「リリア!!! よかった無事だったんだな!!!」
カリム:「ジャミルが、ヴィルが……とにかく学園が大変なんだ!!!!」
カリム:「マレウスも、そこにいるか!!!???」
リリア:「そんな大声を出さずとも聞こえておる。マレウスもここにいるぞ。」
カリム:「そうか……学園内に、寮長と副寮長を狙った襲撃があったんだ。」
カリム:「今みんなで集まってる。2人も今すぐ学園長室へ来てくれ! 急いで!!」
リリア:「マレウス、聞こえておったな?」
マレウス:「ああ。行こう。」
シルバー:「親父殿。『嘆きの島』の連中とは、一体何者なのですか?」
リリア:「今は忙しい。その話はまた後でな〜!」
セベク:「ああっ! お、お待ち下さい!」
シルバー:「行ってしまった……。」
── 学園長室 ──
マレウス:「待たせたな。」
カリム:「マレウス、リリア! 待ってたぜ!」
リリア:「ふむ……やはり攫われたのは予想通りの面子のようじゃな……。」
トレイ:「寮でのんびりクッキーを焼いていたのに、突然リドルが攫われたと連絡が入ったと思ったら……」
トレイ:「今度はエースとデュースが怪我をして保健室に運び込まれたって……」
トレイ:「突然すぎて、まだ頭が混乱してる。」
ケイト:「一報を受けてリドルくんが攫われた現場を見に行ったけど、芝生が焦げ焦げでメチャクチャ。」
ケイト:「一体、なにがあったの?」
ラギー:「そんなん、こっちが聞きたいッス!」
ラギー:「“あの”レオナさんが無条件に全面降伏して……」
ラギー:「「サバナクローはお前に預ける。まァ、戻ってこれるかどうかはわからないがな。」」
ラギー:「とかシリアスに言って、謎の連中にホイホイついてったんスよ!?」
ジェイド:「アズールが連れ去られたのは、部活中だったようですが……。」
フロイド:「ボドゲ部員の奴らの話じゃ、ホタルイカ先輩とクリオネちゃんと一緒に無抵抗で連れて行かれたんだって。」
フロイド:「アズールならひと暴れしそうな感じするけど……なんでだろ?」
カリム:「ヴィルとジャミルは、オレやユウたちと一緒にオンボロ寮にいたんだけど……。」
ルーク:「襲撃に際し魔法を使い撃退を試みたが、力及ばず…。2人とグリムくんは連れ去られてしまった。」
ジェイド:「なるほど。レオナさんとアズールたちは無抵抗で従ったわけですか。なにか理由がありそうですね。」
ラギー:「なんかレオナさんは、奴らの正体を知ってるふうだったんスけど……。」
マレウス:「……ふむ。」
マレウス:「キングスカラーは歴史ある王室の関係者だ。“奴ら”について知っていても不思議ではないな。」
ラギー:「それ、どういうことッスか?」
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