【ストーリー】EPISODE 3-9 僕のこと楽しませて?

| EPISODE ◆ 3-9 僕のこと楽しませて? 遭遇デンジャラス! |
登場人物
リドル、ラギー、オルト、フロイド?、ジェイド
テキスト全文
── 異空間‐呪われた廃村 ──
リドル:「倒しても倒しても起き上がってくる……」
リドル:「邪魔だぁ!!」
ラギー:「力、温存するって言ってなかった!?」
オルト:「右手にある建物、周囲に比べて劣化度が著しく低い!あそこに入って、一度体制を立て直そう!」
リドル:「ええっ!?」
── 異空間‐奇妙な階段 ──
ラギー:「ここどこ!?」
オルト:「どうやらまた全然違う場所に来ちゃったみたい。」
リドル:「ずいぶんと無秩序な建築様式だな……。また変な場所に来てしまったね。」
ラギー:「ハーツラビュル寮の中もこんな感じじゃなかった?」
リドル:「失礼な! 我がハーツラビュルは、きちんと伝統に則ったデザインが施された……」
???:「あれ~?」
リドル:「ん? ゴーストが付いてきたのか!?」
オルト:「いや、違う。熱感知センサーに反応が……」
オルト:「あっ、階段の上を見て!」
フロイド?:「あは。」
フロイド?:「みんなこんなとこでなにしてんのぉ?」
ラギー:「そのつかみ所の無いしゃべり方は……」
ラギー:「フロイドくん!? よかったあ~無事だったんスね!」
リドル:「待て! 近づくな!!」
ラギー:「えっ?」
フロイド?:「……。」
リドル:「……そいつはフロイドじゃない。」
ラギー:「へっ!? どういうことッスか!?」
リドル:「入学してすぐの頃、
ジェイドがボクにこう言ったんだ……。」
── 廊下 ──
どんっ
リドル:「あっ、すまない。先を急いでいて……」
リドル:「げっ、フロイド!」
ジェイド:「リドルさん。僕はジェイドです。」
リドル:「えっ? ああすまない。キミたちはよく似ているから、まだ見分けることができなくて……。」
ジェイド:「無理もありません。他の方々にもよく間違われますから。」
ジェイド:「そうだ、いいことを教えて差し上げます。」
ジェイド:「僕の顔をよく見てみてください。」
ジェイド:「瞳の色、目尻と眉毛の角度、耳たぶの厚さ……と、フロイドとの違いは多々ありますが……」
リドル:「……ボクから見ればどれも誤差なんだけれど。」
ジェイド:「中でも、一番わかりやすい違いは、髪に入ったメッシュの向きです。」
ジェイド:「リドルさんから見て、僕は右側、フロイドは左側に
メッシュがあります。……なにか気づきませんか?」
リドル:「なにか……」
リドル:「あっ! もしかして……」
ジェイド:「──そう! このメッシュ。アルファベットの“J”と同じ向きなんです。」
リドル:「やっぱり! 覚えやすいね!」
ジェイド:「「右のメッシュは、ジェイドのJ」と覚えてくださいね。ふふふ……。」
リドル:「……とね。」
ラギー:「そう言われりゃ、確かにメッシュの向きはジェイドのJになってるけど……」
ラギー:「口調も態度も、普段と違いすぎないッスか?」
オルト:「……画像照合完了。」
オルト:「僕の中のメモリーと照らし合わせてみたよ。あの瞳の色……」
オルト:「確かに彼はジェイド・リーチさんだ!」
ジェイド:「あは……あはは………」
ジェイド:「あはははははははははははは!!!」
ジェイド:「僕が誰かなんて……今どーでもいいだろ?」
ジェイド:「そんなことより、自分の身の心配をした方がいいんじゃねぇーの!?」
ラギー:「うわっ! 攻撃してきた!」
ジェイド:「オラ、かかってこいよ雑魚ども!そんでぇ……もっと僕のこと楽しませて? あはっ。」
ラギー:「あれやっぱりフロイドくんじゃないッスか!?」
リドル:「だんだん自信が無くなってきた……分け目を逆にしたフロイドかもしれない……。」
ジェイド:「食らえ!!」
オルト:「また次の攻撃が来る! 避けて!」
リドル:「くっ……フロイドだろうと、ジェイドだろうと、このボクに刃向かうならば、やることは1つ!」
リドル:「返り討ちにしてやる!」
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