【ストーリー】EPISODE 6-61 告白インテンション!

| EPISODE ◆ 6-61 告白インテンション! 冥府の番人 |
登場人物
オペレーターA、オペレーターC、ジャミル、S.T.Y.X.所員A、オペレーターC、レオナ、オペレーターB、アズール、オルト、ヴィル、リドル、カローン
テキスト全文
── S.T.Y.X.研究所‐管制室 ──
オペレーターA:「き、君たちは……ナイトレイブンカレッジから連行されてきた被検体たち!」
オペレーターC:「隔離棟に収容されていたはずだ。どうやってここまで!?」
ジャミル:「道案内ご苦労。もういいぞ。」
S.T.Y.X.所員A:「はい…………」
S.T.Y.X.所員A:「んっ!? なっ、なんで俺はここにいるんだ!? 脱出用ターミナルに向かってたはずじゃ!?」
オペレーターC:「被検体Dのユニーク魔法で、所員を操ったのか!」
レオナ:「今はそんなことはどうだっていい。所長代理サマはどこだ?」
オペレーターB:「イデア様は……」
???:「兄さんなら、僕と一緒にいるよ。」
アズール:「この声は……オルトさん!?」
オルト:「さすがはSSR[前代未聞の問題児]。隔離棟のドアは、内側から開かない仕様のはずだけど……」
ヴィル:「ああ……言われてみれば確かに建て付けは悪かった気がするけど、開かないってほどじゃなかったわ。」
ヴィル:「それで? これはどういう状況? ボスにご説明願いたいところね。まずアンタたち、今どこにいるの?」
オルト:「ごめんね。兄さんは今、手が離せないんだ。だから、僕からお話しさせてもらうよ。」
オルト:「僕たちは今、『タルタロス』の最深部……『冥府』にいる。」
オルト:「これから『タルタロス』と『冥府』に捕らえられた僕らの“友だち”を、みんな自由にしてやるつもりだ。」
ヴィル:「『冥府』にいる友だち……ですって?」
オルト:「ヴィル・シェーンハイトさん、言ってたよね。」
オルト:「「最初から無理だって決めつけてなにも行動を起こさなければ、可能性はずっとゼロのままよ」って。」
オルト:「だから、ゼロをゼロのままにしないために……」
オルト:「僕たちの望む未来を手に入れるために、アクションを起こすことにしたんだ!」
ヴィル:「どう……いう、こと?」
オルト:「僕たち嘆きの島の番人は『タルタロス』と『冥府』がある限り、この場所から離れられない。」
オルト:「でも既存の世界を一度破壊し、ファントムと共存する世界を再構築すれば……」
オルト:「僕たちはどこまでだって行ける! そうでしょ?」
な……っ!?
オルト:「僕たちにポジティブな気付きを与えてくれてありがとう。ヴィル・シェーンハイトさん。」
ヴィル:「アンタたち……嘆きの島に収容されたファントムを解放して、世界を滅茶苦茶にするつもり!?」
オルト:「この世界には余計な積み重ね(セーブデータ)が多すぎる。」
オルト:「一度リセットしなくちゃ、ニューゲームは始められない。」
オルト:「もういちど、ゼロからスタートする。」
オルト:「『タルタロス』と『冥府』の解放は、その第一歩なんだよ!」
ヴィル:「信じられない……アンタたちが世界を新しく作り変えようというの?」
ヴィル:「そんなの……………」
ヴィル:「……フッ、フフフ! アハハハハ!」
ヴィル:「上等じゃない! 見直したわ。」
オルト:「え?」
ヴィル:「やる前から無理だと決めつけて、ぐじぐじと蹲(うずくま)っているだけの状態より、ずっと健全。」
ヴィル:「アタシはアンタたち兄弟のチャレンジを応援するわ。」
リドル:「ヴィル先輩!? なにを言ってるんです!」
オルト:「本当!?じゃあ、ヴィルさんも僕たちの仲間になってくれる?」
ヴィル:「それはお断りよ。」
オルト:「えっ……。」
ヴィル:「なぜなら、アンタたちと同じで、アタシにも譲れない夢がある。」
ヴィル:「世界で1番美しくなる……という夢がね。」
ヴィル:「残念だけれど今はその道半ば。リセットされるのはとても困るの。」
ヴィル:「夢が叶った後なら、アンタたちが作る新世界でさらに世界一を目指すのもやぶさかじゃないけどね。」
ヴィル:「だから……」
ヴィル:「アタシは、アンタたちの計画を全力で潰す。」
オルト:「…………!?」
レオナ:「たしかにな。」
レオナ:「今の世界がクソッタレなのは同意だが……」
レオナ:「お前らの言う“新しい世界”になったところで、俺に旨味はなさそうだ。」
レオナ:「なら、面倒がねぇほうがいい。」
ジャミル:「家業に縛られる苦痛は理解できなくはないが……」
ジャミル:「権力者の思いつきに振り回されるのは、大ッ嫌いなんでね。」
アズール:「もしファントムが溢れ出せば、経済にも深刻なダメージが出るに違いない。」
アズール:「コツコツ築き上げてきた財産が水の泡となってはたまりません!」
リドル:「規律(ルール)は独善的な考えで作られるべきではない。よって、キミたちの行動には賛同しかねる!」
ヴィル:「──というわけで。アタシたちは全員、アンタたちの敵に回ることにするわ。」
オルト:「そっか……残念だよ。」
オルト:「みんなとまた一緒にゲームがしたかったな。」
オルト:「さようなら……。」
ジャミル:「!! またあの鎧が来たぞ!」
リドル:「な、なんて数だ!」
カローン:「ターゲットを捕捉。ターミネーションモード起動。」
アズール:「イデアさんたちは、本当に僕たちを排除するつもりのようですね。」
ヴィル:「いい度胸だわ。やれるものならやってみればいい。」
レオナ:「構えろ、来るぞ!」
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