【ストーリー】EPISODE 6-77 終焉ゲーム!

| EPISODE ◆ 6-77 終焉ゲーム! 冥府の番人 |
登場人物
イデア、ヴィル、エペル、ルーク、レオナ、ジャミル
テキスト全文
── S.T.Y.X.タルタロス‐非常階段 ──
イデア:「……ハッ……!?」
???:「やっと目を覚ましたわね。さあ、早く『ケルベロス・システム』を復旧させるのよ。」
イデア:「ぼ、僕は一体……? いや、それよりオルトは……?」
???:「………………残念だけど、オルトは救えなかった。」
ヴィル:「アタシには『冥府』に落ちたアンタと、グリムを引っ張り上げるのがやっとで……。」
イデア:「えっ!!!?? だ、誰!?」
ヴィル:「失礼ね。アタシよ。ヴィル・シェーンハイト。」
ヴィル:「ポムフィオーレ寮長の証たる、このティアラが見えないの?」
イデア:「えっ、は……な、なんでそんなしわくちゃに?」
ヴィル:「しわくちゃですって? 失礼ね!伝統と歴史を感じる姿だと言ってほしいわ。」
エペル:「……ヴィルサンは、イデアサンたちを追いかけて『冥府』に飛び込んだんだ。」
エペル:「それで、こんな姿に…。」
イデア:「ぼ、僕を追って『冥府』に?なんだってそんな無茶を……。」
ヴィル:「イデア、アンタには『冥府』の門を閉じ、『ケルベロス・システム』を復旧してもらわなくちゃならない。」
ヴィル:「そのために、アンタを『冥府』から連れ戻したのよ。」
イデア:「ヴィル氏、完璧なCGみたいだった顔がしわくちゃに……腰も曲がって、髪もバサバサ……。」
ヴィル:「フン。それがどうしたっていうの?」
ヴィル:「たとえ汚泥にまみれ、老いて痩せさらばえた姿になったとしても……」
ヴィル:「今このとき、アタシは世界で最高に美しい。」
ルーク・エペル:「…………!!」
ルーク:「ヴィル……。」
ヴィル:「さあ、イデア。自分がしでかしたことの落とし前をつけてもらうわ。」
イデア:「………………わかったよ。僕たちの負けだ。」
イデア:「……………………。」
イデア:「『ゲーム・セット・マッチ……開かれた冥界の扉(ゲート・トゥ・アンダーワールド)』」
ルーク:「『冥府』の門が……閉じていく。」
ヴィル:「……アンタを追いかけて『冥府』に落ちていく途中、」
ヴィル:「崩れていくオルトの巨体からアンタとグリムが分離されたの。」
ヴィル:「だからふたりを救い出すことができた。」
イデア:「「兄ちゃんはまだこっちへ来ちゃダメ」…………か。」
イデア:「………………いつかまたね、オルト。」
レオナ:「これでようやく一段落……か。やれやれだ。」
ジャミル:「そうですね。これで『冥府』から溢れ出すブロットは食い止めることができた。あとは……」
ヴィル:「イデア、次は急いで『ケルベロス・システム』を」
ヴィル:「……うっ!」
ルーク・エペル:「ヴィル!/ヴィルサン!」
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