【ストーリー】EPISODE 7-20 直々インビテーション!

| EPISODE ◆ 7-20 直々インビテーション! 深淵の支配者 |
登場人物
マレウス、リリア
テキスト全文
── ディアソムニア寮‐談話室 ──
リリア:「マレウス!」
マレウス:「ん?」
マレウス:「ああ、リリアか。」
リリア:「今週の土曜、ディアソムニアの談話室の特別な占用許可をもらいたい。」
マレウス:「構わないが……なにをするんだ?」
リリア:「シルバーや寮生たちが、わしが旅立つ前に送別会を催してくれるそうじゃ。」
マレウス:「送別……会?」
リリア:「うむ。談話室を貸し切るには、寮長の許諾が必要じゃろ?」
マレウス:「お前の送別会なのに、お前が許諾を貰いに来たのか?」
リリア:「寮生らが申請書作成にまごついておったから、ついな。」
リリア:「副寮長(わし)直々の頼みなら、嫌とは言わんじゃろう?マレウス寮長。」
マレウス:「ああ……」
マレウス:「もちろんだ。」
マレウス:「他寮の生徒も招くのか?」
リリア:「そのようじゃ。クラスメイトに、部活仲間に、教師に……」
リリア:「いっそこの際、学園の全員を招くかの。」
マレウス:「この学園には王族、貴族も多い。」
マレウス:「みなが揃えば、随分と華やかな集まりになりそうだ。」
リリア:「そうじゃな。」
リリア:「……では、お主にこれを。」
マレウス:「これは?」
リリア:「くふふ。開けてみよ。」
~招待状~ マレウス・ドラコニア様
今週の土曜日、夜7時より、ディアソムニア談話室にて
『リリア・ヴァンルージュ お別れ会』を行います。
ぜひご参加ください。
※贈り物は不要です。手ぶらでお越しください。
マレウス:「招待状?」
マレウス:「この僕にか?」
リリア:「お主にじゃ。」
リリア:「この招待、受けてくれるな?マレウス。」
マレウス:「……」
マレウス:「もちろんだ。謹んでお前の招待を受けよう、リリア。」
マレウス:「お別れ会、」
マレウス:「か……。」
リリア:「ん? なんじゃこの音。」
マレウス:「すまない。エサの時間を忘れていたな。」
マレウス:「僕の話を遮ってエサをねだるのはお前くらいだぞ。無礼者め。」
リリア:「おお、いつだか」
リリア:「わしが土産に買ってきたオモチャではないか。」
マレウス:「ああ。『がおがおドラコーンくん』だ。」
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