【ストーリー】EPISODE 7-52 救出プロセス!

| EPISODE ◆ 7-52 救出プロセス! 深淵の支配者 |
登場人物
グリム、シルバー、セベク
テキスト全文
── ディアソムニア寮 ──
グリム:「つーか、オメーはどうやってあの部屋に来たんだ?」
シルバー:「夢の中で、虹色の不思議な光を放つ鳥を見たんだ。その鳥を追って夢を渡ったら……」
シルバー:「あの部屋にたどり着いた。」
選択肢:
├ [ “夢を渡る”って? ]
└ [ 夢の中を移動できるんですか? ]
── 分岐:【“夢を渡る”って?】 ──
シルバー:「俺のユニーク魔法『同じ夢を見よう』(ミート・イン・ア・ドリーム)は、他人の見ている夢と夢のあいだを渡ることができるんだ。」
── 分岐:【夢の中を移動できるんですか?】 ──
シルバー:「ああ。」
シルバー:「俺のユニーク魔法『同じ夢を見よう』(ミート・イン・ア・ドリーム)は、他人の見ている夢と夢のあいだを渡ることができるんだ。」
────
シルバー:「その時に通るのが、さっきお前たちがいた空のような空間……」
シルバー:「俺は『夢の回廊』と呼んでいる。」
グリム:「えっ、他人の夢に入れる!?」
グリム:「ウヒョー! すげえ魔法なんだゾ!」
グリム:「ってことは、学園のセンセーたちの夢の中に入れれば」
グリム:「次のテストの内容がわかったりするんじゃねーのか!?」
シルバー:「……説明が難しいんだが、俺の魔法は相手の頭の中に入れるわけ」
シルバー:「じゃなく…………」
シルバー:「その………夢というのは、なんというか……」
シルバー:「うまく言えないんだが、心中にある風景というか……………。」
シルバー:「思い出や、願いが作り出すイマジネーションの世界、というか…………」
シルバー:「とにかく、そんな感じの世界だ。」
シルバー:「渡ってみないと、どんな夢を見ているかもわからない。」
シルバー:「だから、もし先生たちの夢に渡れたとしても、テストの出題傾向などはわからないと思う。」
シルバー:「実は俺も、夢の特性やこのユニーク魔法のすべてを理解できているわけではないんだ。」
シルバー:「そもそも“夢”自体が、人それぞれで不確かなものだからな……。」
シルバー:「俺自身、目覚めてみると夢の中で起きた出来事を忘れていることも多い。」
グリム:「なーんだ……あんま役にたたない魔法なんだゾ。」
シルバー:「期待に沿えずすまない。」
シルバー:「お前の言う通り『同じ夢を見よう』(ミート・イン・ア・ドリーム)は、今まであまり役に立ったことはない。」
シルバー:「使えるのは俺が眠っている間だけ。しかも、自分が「夢の中にいる」と自覚している時しか使えない。」
グリム:「ってことは……」
グリム:「やっぱオレ様たちの体はまだディアソムニアのパーティー会場で寝てるってことか?」
シルバー:「おそらく。マレウス様の……魔法によって。」
シルバー:「夢の中に居ると気づいてから、俺も何度も目覚めようと試みた。」
シルバー:「しかし……全く夢の世界から抜け出せない。」
グリム:「えっ、目覚める方法があんのか? どうやって!?」
シルバー:「夢の中、あるいは現実世界で大きなショックを受ければ、強制的に目覚めることができる。」
シルバー:「だから俺は夢の世界にきてから……」
シルバー:「いろいろなものに頭をぶつけたり自分を殴ったりしてみたんだが……」
シルバー:「一向に目覚められない。」
選択肢:
├ [ 意外と大雑把だ……! ]
└ [ (ぶ、物理攻撃なんだ……) ]
シルバー:「それほどマレウス様の魔法が強力で、俺たちの眠りが深い……ということだろう。」
シルバー:「マレウス様……」
シルバー:「何故あんなことを……。」
シルバー:「こんなことをしても、親父殿は……。マレウス様自身だって……。」
グリム:「なあなあ、他に方法はねーのか? オレ様、床の上でずっと寝たきりなんて嫌なんだゾ!」
シルバー:「親……リリア先輩なら何か打開策をご存じかもしれない。」
グリム:「そういやアイツって、すげー長生きな妖精なんだっけ。確かに、何か知ってそうなんだゾ。」
シルバー:「なにより、マレウス様が幼い頃から親交が深いお方だ。」
グリム:「じゃあ、早速オメーの魔法でリリアの夢に渡るんだゾ!」
シルバー:「すまない、それも……できないんだ。」
グリム:「えーっ!?」
シルバー:「『[同じ夢を見よう(ミート・イン・ア・ドリーム)』では確かに夢を渡ることができるが……“誰の夢に渡るか”は指定できない。」
シルバー:「縁深い相手の夢に辿り着きやすいのは確かなんだが……」
選択肢:
├ じゃあ、この夢の主も縁が深い人? ]
└ [ なるほど、だからディアソムニアに…… ]
グリム:「待てよ。ってことは、ここはリリアの夢の中なんじゃねーか!?」
シルバー:「それはまだわからない。だが夢の主(ぬし)が誰なのかは、俺が見ればすぐにわかる。」
シルバー:「とにかく、寮の中に入ってみよう。」
── ディアソムニア寮‐廊下 ──
???:「ここにいたのか、シルバー!!!!捜したぞ!!!」
シルバー:「……この夢はお前のものだったか、セベク。」
グリム:「ふなっ! リリアじゃなくて、アイツの夢なのか?」
グリム:「なんでわかったんだゾ?」
シルバー:「夢の持ち主の周りには、特別な光が見える。お前たちには見えないか?」
セベク:「何を寝言のように、ぶつぶつと!まだ夢の中にいるのか?」
セベク:「ん? 後ろにいるのは、オンボロ寮の……。」
シルバー:「グリムとユウだ。」
セベク:「ふん……A組の劣等生どもか。」
セベク:「今日は大切な祝いの席だ。ディアソムニア寮をあげての華やかなパーティーになる。」
セベク:「くれぐれも邪魔をするなよ、魔獣と人間!」
シルバー:「祝いの席……だと? 一体何の?」
セベク:「はぁ? 寝ぼけているのか、貴様。」
セベク:「若様とリリア様の学外研修に向けての激励会だろう!」
シルバー:「え………………。」
セベク:「来年度は学園で若様とリリア様にあまりお目にかかれなくなるのは残念だが……」
セベク:「あのお2人のことだ。研修先で誰よりも優秀な成績を修めてお戻りになられるだろう。」
セベク:「さあ、間もなく祝いの席の幕が上がる。貴様もさっさと来い、シルバー!」
セベク:「若様たちをお待たせするな!!!!」
シルバー:「あっ、おい。セベク! ちょっと待て……!」
グリム:「シルバーが連れて行かれちまった!」
グリム:「オレ様たちも行くんだゾ、ユウ!」
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