【ストーリー】EPISODE 7-116 怨恨リタリエーション!

| EPISODE ◆ 7-116 怨恨リタリエーション! 深淵の支配者 |
登場人物
イデア、オルト
テキスト全文
── イグニハイド寮‐イデアの部屋 ──
イデア:「……オルト、そこにいるんだろ?」
オルト:「おかえり、兄さん。」
オルト:「驚いたよ。僕もここに再び来るのに苦労したのに、まさか兄さんが自分で戻ってくるなんて……」
イデア:「ただいま、オルト。その……まずは謝らせて。」
イデア:「お前をたくさん傷つけた。本当に……ごめん。」
オルト:「ねえ、兄さん。そんなことよりさ……」
オルト:「僕、ひとりで宇宙に行ったんだよ。それに、マレウスさんとのバトルは危機一髪だった。」
オルト:「兄さんが寝てる間に、スター・ローグの主人公にも負けない大冒険をしたんだ。」
オルト:「そんな弟に対して「ごめん」よりも言うべきことがあるんじゃない?」
イデア:「………すごいよ、オルト。よく頑張ったね。」
イデア:「宇宙一カッコよすぎて、兄の威厳がずたぼろですわ。」
オルト:「ふふふ! そうでしょう!なにせ僕は……」
オルト:「“異端の天才”が作り出した世界一のヒューマノイドだからね!」
イデア:「ヒヒッ。そういやそうだった。」
イデア:「拙者たちなら全宇宙を支配する日もそう遠くありませんな……なんつって。」
イデア:「……………で、だ。」
イデア:「あのー、拙者……自室でふて寝からのシームレスにイマココなんだけども……。」
イデア:「一体全体、何が起こってるわけ!?」
イデア:「…………フゥーーーーッ………………。」
イデア:「なるほど、理解……」
イデア:「と言いたいところだけど、母さんにパソコンの中身全部見られたショックがデカすぎて……」
イデア:「マレウス氏が、どチートすぎることしか理解できなかったが……?」
オルト:「き、緊急事態だったから……元気出して。」
イデア:「嘘でしょ?絶対アレとかソレとか全部見られてるぅ……」
イデア:「うっ、うっ……シテ……ドウシテ……。」
イデア:「僕が何をしたっていうんだよォ!」
イデア:「完全に無関係! もらい事故!拙者、リリア氏の送別会すら行ってないし!」
イデア:「なのに何で母親にパソコンの中身を見られる事態になってるの……意味分からん……」
イデア:「精神的に被ダメが500億P(ポイント)超え……。」
オルト:「それは本当にそう。誰にも予想ができない、不幸な事故だった……。」
オルト:「だ、大丈夫だよ兄さん。母さん、特に何もコメントしてなかったし……」
イデア:「ぐあぁ~~! そのちょっと気遣ってる感!男子高校生として、逆に一番されたくない忖度!」
イデア:「拙者がブロットを焼却する体質じゃなかったら、オーバーブロットもんですぞ!!!」
イデア:「マレウス氏めぇ~~~~~~~~!この怨み……はらさでおくべきか~~ッ!!」
イデア:「こうなったら、普段から強キャラムーブを崩さず、スカしまくりのあの男が……」
イデア:「鼻水垂らしながらギャン泣きして許しを請う情けない姿を見ないと気がすまない!」
イデア:「さあ、どうしてやろうか……フヒ……イヒヒヒヒヒ!」
オルト:「な、なんて悪意に満ちた企み顔……。」
オルト:「これは……絶対に怒らせちゃいけないヒトを怒らせちゃったかもしれないね。」
イデア:「ヒヒッ……見せてやりますわ。陰気な『冥府』で鍛えた究極の陰キャの力。」
イデア:「待ってろよ、マレウス・ドラコニア……」
イデア:「とっておきの弱みを握って、仕返ししてやるからな!!!」
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