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【ストーリー】EPISODE 7-117 出発プレパレーション!

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最終更新者: novira

EPISODE ◆ 7-117

出発プレパレーション!
深淵の支配者

登場人物

オルト、グリム、シルバー、イデア、セベク


テキスト全文

── イグニハイド寮‐イデアの部屋 ──


オルト:「……以上、マレウス・ドラコニアによる魔法災害発生から、」

オルト:「イデア・シュラウドの覚醒までの経過報告を終了します。」

グリム:「ほぁ〜。オレ様たちがリリアの夢んなかで戦ってる間、オメーらはそんなことになってたのか。」

シルバー:「なるほど。つまりイデア先輩とオルトには魔法領域の外……」

シルバー:「現実世界からのサポートがある、ということだな。」

イデア:「そ、そういうこと。まあ、今のところ監視カメラに短時間ダミー映像を流す……」

イデア:「程度のことしかできないけど。」

セベク:「だから貴様が覚醒していてもマレウス様に気付かれず、『闇』が襲ってこないというわけか。」

オルト:「うん。それにさっきも言ったようにマレウスさんは現在……」

オルト:「リリア・ヴァンルージュさんを眠らせるのに意識を集中してる。」

オルト:「だからシルバーさんたちの行方を追うことには手が回っていない状況と予想されるよ。」

セベク:「ううむ。」

セベク:「素直に貴様らの技術を称賛したいところだが、マレウス様が出し抜かれているとなると少々複雑だ……。」

イデア:「ま、相手は弩級(どきゅう)のチーターなんで……まだまだ完全攻略には程遠いけどね。」

シルバー:「しかし……。まさかマレウス様が魔法領域を島の外に広げ続けているなんて……。」

セベク:「さらに外から無理やり領域を破壊すれば、囚われた人間の精神もろとも破壊される可能性があるだと!?」

グリム:「なんかめちゃくちゃやべーことになっちまってるんだゾ。」


選択肢:

├ [ 自分たちに何ができるんだろう ]

└ [ (このままじゃツノ太郎が人類の敵になってしまう) ]


オルト:「うん。だからこそ、君たちの力が必要なんだ!」

シルバー:「俺たちの……力?」

オルト:「現在、『S.T.Y.X.』ではスタッフが総力をあげて、」

オルト:「魔法領域に囚われたヒトたちの夢にIDを振り分けているところなんだ。」

オルト:「その最中に、夢の中を“自力で”移動している君たちの魔力反応を捕捉した。」

シルバー:「それはもしかして、俺の『同じ夢を見よう』(ミート・イン・ア・ドリーム)のことか?」

シルバー:「夢と夢の間を渡ることができる俺のユニーク魔法なんだが……。」

オルト:「そう! それそれ!」

オルト:「何者かがヒトの夢から夢へと移動した痕跡が発見された時は、」

オルト:「『S.T.Y.X.』のエンジニアたちがざわついたよ。」

オルト:「あれはシルバーさんのユニーク魔法だったんだね。やっぱり魔法って本当に不思議な力だなぁ。」

シルバー:「だが俺の魔法は、お前たちのように狙った人物の夢へ確実に移動することや、」

シルバー:「相手を自分の夢へ呼び寄せることはできない。」

シルバー:「なんと言えばいいのか、説明しにくいな……。とても感覚的な魔法で……。」

シルバー:「だから、オルトが『夢の回廊』に現れて、俺達をここへ導いてくれた時は本当に驚いた。」

オルト:「何言ってるの。」

オルト:「『S.T.Y.X.』が誇るスーパーコンピューターと魔導工学と魔法解析学のエキスパートたちが、」

オルト:「全力で魔法の解析に挑み、ようやく夢から夢へ移動する方法を編み出したところなんだよ。」

オルト:「しかも今の方法も再現性が100%とは言い難いから「まだβ版だ」って言ってた。」

オルト:「それを感覚的に行っているっていうんだから、驚嘆に値するよ。」

セベク:「ふむ。つまりお前たちが必要としている「力」とは、シルバーのユニーク魔法ということか?」

オルト:「それもあるけど……」

オルト:「セベク・ジグボルトさんやグリムさん、ユウさんの協力も必要不可欠だよ。」

グリム:「へんっ! どうせなんか面倒臭い仕事をオレ様たちに押し付けようって魂胆だろ!」

オルト:「わあ♡ グリムさん、話が早いね。」


選択肢:

├ [ このパターンは学園長で慣れているというか…… ]

└ [ 他に呼び出される理由が見当たらないというか…… ]


セベク:「ふん、まどろっこしいのは好かん。さっさと本題を話せ!!」

イデア:「え、ええと……。君たちがリリア氏の夢の中でわちゃわちゃしてる間……」

イデア:「ぼ、僕なりに、この夢の世界から脱出する方法……」

イデア:「っていうか、マレウス氏をなんとかする作戦を考えてみたんだ。」


選択肢:

├ [ 鼻水垂らしながらギャン泣きして許しを請わせるための作戦? ]

└ [ とっておきの弱みを握って仕返しする作戦? ]


イデア:「そ、そう。それ……ヒ、ヒヒッ。」

イデア:「とりま、君たちに作戦を説明するために、ど、動画作ったんで……そ、それ見てもらえます?」


動画?



……………。


イデア:「えー、み、皆様……ご清聴アリガトウゴザイマシタ。」

イデア:「と、というわけで……」

イデア:「君たちには『魔王討伐に挑む最強のパーティーメンバー』を集める旅に出てもらいます!」


ええーーーっ!?


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