【ストーリー】EPISODE 7-119 仮想コスチューム!

| EPISODE ◆ 7-119 仮想コスチューム! 深淵の支配者 |
登場人物
イデア、オルト、セベク、シルバー、グリム
テキスト全文
── イグニハイド寮 ──
イデア:「君らのマジカルペンを貸して。」
イデア:「あー、ユウ氏はマジカルペン持ってないんだっけ?」
イデア:「じゃあスマホに魔導プログラムを書き込んだチップをセットするか……。」
イデア:「1着だけじゃ応用きかないかな。」
イデア:「……うーん、だいたいこんなもんか?」
イデア:「ん、インストール終了。」
オルト:「はーい。みなさんにマジカルペンとスマホをお返ししまーす。」
セベク:「……?」
セベク:「マジカルペンに何か仕込んだと言ったが、特に変化はないようだぞ?」
イデア:「各々のペンやスマホに向かって」
イデア:「『ドリームフォーム・チェンジ!!』」
イデア:「……って言ってみて。」
セベク:「はぁ!? な、なんだその変な呪文は!?」
イデア:「装備変更にキメ台詞は鉄板でしょ。これがキッズアニメなら気合の入った変身シーンが入るとこですぞ。」
イデア:「ま、それは半分冗談として……」
イデア:「呪文っていうのは、うっかりで魔法が発動しないわざとらしい言葉のほうがいいの。」
イデア:「1人で装備変更すら出来ない若葉マークの君らのために、わざわざ作ってやったんだが?」
イデア:「拙者は開発の仕事がつかえてて忙しいんだよ。ほら、さっさとして!」
選択肢:
├ [ ド……『ドリームフォーム・チェンジ!』 ]
└ [ 『ドリィ~~ムフォ~~ム・チェ~~~ンジ!!!!』 ]
シルバー:「『ドリームフォーム・チェンジ!』」
セベク:「『ドリームフォーム・チェンジ!』」
セベク:「なっ!? なんだこの画面は!?」
オルト:「その中から、着替えたい服をタップしてみて。」
選択肢:
├ [ じゃあ、式典服を…… ]
└ [ 実験着にしようかな ]
── 分岐:【じゃあ、式典服を……】 ──
グリム:「ふなっ! オメーが式典服を着てるの、スゲー久しぶりに見たんだゾ。」
セベク:「その服を着ているユウを見ると、入学式で貴様らが起こした騒動を思い出すな。」
グリム:「う〜! いいな、いいな! オレ様もその『ドリームフォーム・チェンジ!』ってのやりたいんだゾ〜!」
イデア:「グリム氏は必要ないでしょ……。別にサポートツールくらいつけてあげてもいいけど……。」
グリム:「ほんとか!? オレ様も! オレ様も〜!」
イデア:「わかった、わかった……。」
── 分岐:【実験着にしようかな】 ──
グリム:「にゃははっ! その白衣、クルーウェルの授業を受けに行く時のカッコだ。」
グリム:「はぁ……なんだか学園で授業を受けてたのがスゲー昔のことみてーなんだゾ。」
シルバー:「そうだな。一刻も早く、あの平和な日常をみんなに取り戻さなくては。」
グリム:「う〜! なんか、オレ様もその『ドリームフォーム・チェンジ!』ってのやりたくなってきたんだゾ〜!」
イデア:「グリム氏は必要ないでしょ……。別にサポートツールくらいつけてあげてもいいけど……。」
グリム:「ほんとか!? オレ様も! オレ様も〜!」
イデア:「わかった、わかった……。」
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シルバー:「では俺は……制服に着替えてみるか。」
セベク:「僕は寮服にする!」
セベク:「おお! 甲冑が寮服になった! あんなにボロボロになってしまったのに、綺麗に復元されているぞ!!」
イデア:「あのぉ……何度も言ってるけど、その服はただの“情報”だからね。」
セベク:「やはりディアソムニアの寮服は落ち着く。シャツも糊がきいていて、背筋が伸びる思いだ!」
セベク:「イデア先輩、感謝する!!」
イデア:「あ、全ッ然話聞いてないなコレ。」
イデア:「……まあいいけど……。思い込みは激しいほうがイマジネーションの強度は高くなるし……。」
イデア:「ち、ちなみに、衣装選択は発声のみでも可能なんで……」
イデア:「細かい機能は、各自で確認しておいてくだされ。」
グリム:「ユウ~! 見てみろ! ボタン押すだけで」
グリム:「いっぱい着替えられておもしれぇんだゾ!」
選択肢:
├ [ コラ、グリム! 調子に乗らない! ]
└ [ なんか、ゲームの画面がバグったみたいに見える…… ]
オルト:「グリムさん。サポートツールはあくまで補助。」
オルト:「魔法の発動に利用する魔力は、自分のものを消費するから使いすぎに気をつけてね。」
オルト:「ユウさんも、念のためスマホでのサポートツールは使いすぎないように。」
グリム:「にゃにっ! そういうことは早く言え!」
グリム:「……こ、ここぞって時に着替えることにするんだゾ。」
イデア:「はい、というわけで……」
イデア:「これから先はその衣装チェンジ機能を使って、必要に応じて装備を切り替えてくだされ。」
オルト:「まずはナイトレイブンカレッジの制服をデフォルト装備にしておくのをおすすめするよ。」
オルト:「大抵のシチュエーションに対応できるだろうからね。」
セベク:「うむ、そうだな。」
グリム:「イデアって、意外とスゲーヤツだったんだな。」
グリム:「ゲームが上手いだけの引きこもりオタクだと思ってたんだゾ。」
イデア:「ヒ、ヒヒッ。魔法のプログラムたる術式を道具に組み込んだりするのは、魔導工学の十八番なんで……。」
イデア:「しかも仮想空間の中でのイマジネーション(妄想)強度なら、」
イデア:「拙者はオタクの中でも最強クラスと言っても過言ではない……。デュ、デュフフフッ!」
グリム:「うっ。なんか笑い方が気持ちわりぃんだゾ。やっぱコイツ、ただのオタクかもしれねぇ……。」
オルト:「よーし!! チュートリアルが終わって王様に装備を授けてもらったところで、」
オルト:「さっそく仲間探しの旅に出かけよう!」
イデア:「あ、あ、オルト! 全員にパーティーの招待状を渡すのを忘れないでね。」
オルト:「任せといてよ。それじゃあシルバーさん、移動を開始しよう。」
シルバー:「ああ。」
シルバー:「みんな、俺にしっかりつかまってくれ。……いくぞ!」
シルバー:「『いつか会った人に、いずれ会う人に……」
シルバー:「同じ夢を見よう(ミート・イン・ア・ドリーム)』!」
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