【ストーリー】EPISODE 7-144 親友アスパイア!

| EPISODE ◆ 7-144 親友アスパイア! 深淵の支配者 |
登場人物
カリム、ジャミル?、セベク、グリム、ヴィル、シルバー
テキスト全文
── 熱砂の国‐カスルサルタナートアカデミー ──
カリム:「オ、オレは……ジャミルの親友……」
カリム:「ううっ!地面がぐらぐらする……!」
ジャミル?:「カリム、しっかりしろ。衛兵も来てくれた。もう大丈夫だ!」
セベク:「くっ! 倒しても倒しても『闇』が湧いてくるぞ。カリム先輩に近づけない!」
カリム:「なあ、ジャミルは……オレの親友だよな?オレを裏切ったり、しねぇよな?」
ジャミル?:「当たり前じゃないか。何を馬鹿な!」
ジャミル?:「そんな恐ろしいこと、考えたこともないよ!」
グリム:「嘘言ってんじゃねーッ!」
グリム:「オメー、思いっきりカリムを裏切ったし、オレ様たちごと時空の果てまでぶっとばしたんだゾ!」
カリム:「時空の果て……」
カリム:「うわッ……さ、寒いッ!なんだコレは!?」
ジャミル?:「ああ、かわいそうなカリム。」
ジャミル?:「厚意で彼らをもてなそうとしたのに、裏切られて気が動転しているんだろう。」
ジャミル?:「こっちを見ろ、カリム。俺がいれば何も心配いらない……そうだろう?」
ジャミル?:「カリム、俺を信じろ。」
カリム:「う、うう………」
カリム:「オレはジャミルを、信じる……。」
ヴィル:「あの魔法は、ジャミルのユニーク魔法!?」
選択肢:
├ [ 操ろうとしてる!? ]
└ [ その人の言葉を信じちゃ駄目だ! ]
カリム:「操る……オレを? ジャミルが……」
カリム:「あ、ああッ!」
ジャミル?:「俺がそんなことするわけないだろう。」
ジャミル?:「見ろ、この誠実な瞳を。嘘をついているように見えるか?」
ヴィル:「カリム! ジャミルの目を見ては駄目!」
ジャミル?:「カリム、俺とお前は赤ん坊の頃から兄弟のように育ったよな。」
カリム:「ああ、そうだ……ずっと一緒だった……。」
ジャミル?:「俺の両親の雇い主は、お前の父。」
ジャミル?:「だが俺たちは、お互いの立場に遠慮することなく何でも本音で語り合ってきた。」
ジャミル?:「俺とお前は唯一無二の親友……そうだろう?」
カリム:「お前の言う通りだ……オレたちは本音で語り合える親友……」
カリム:「ぐぅっ!」
ヴィル:「本音で語り合えるですって? アタシの知ってるジャミルと」
ヴィル:「ソイツは、随分違うようね。」
ヴィル:「すました顔の下では、虎視眈々と前を行くものの首に喰らいつこうと狙っている。」
ヴィル:「ギラついたハングリー精神を感じ取ったからこそ……」
ヴィル:「アタシはジャミルをNRCトライブのメインボーカルに選んだ。」
カリム:「ううっ……NRCトライブ?その名前、どこかで……っ!」
ジャミル?:「しっかりするんだ。彼の言葉に耳を貸すな、カリム!」
ヴィル:「ジャミルは、アンタのすべてを肯定してくれる甘い存在なの? 違うわよね。」
ヴィル:「小言が多くて、内心は他人を見下していて……腹に一物も二物もある信用ならない男。」
ヴィル:「アタシだったら、アイツを腹心には選ばないわ。」
ヴィル:「でもアンタは、こっぴどく自分を裏切ったその男と“本当の”友人になりたいと願い……」
ヴィル:「本当になれると信じていた。」
ヴィル:「見切りをつけて別の友人を探したほうが楽だし、建設的。だけどアンタはそうしなかった。」
ヴィル:「その非合理さが、諦めの悪さが、無神経なポジティブさが……」
ヴィル:「カリムをカリムたらしめる“芯”であり、アンタの恐ろしさのはずよ。」
ヴィル:「偽物を掴まされて満足しているなんて、大商人の跡取りが聞いて呆れるわ。」
ヴィル:「腑抜けていないで、さっさと目を醒ましなさい!」
ヴィル:「カリム・アルアジーム!」
ジャミル?:「カリム、こっちを見ろ。お前が信じているのは、俺だけのはずだろう!」
カリム:「ううっ……違う、オレが、オレが信じているのは……」
カリム:「あ、あああ!」
カリム:「うわあああああああああああああああ!!」
カリム:「あ、ああっ……!!」
ジャミル?:「カリム! 大丈夫か?」
ジャミル?:「すぐに医者に診せよう。」
カリム:「そうだったな……ジャミルは、昔からいつだってオレを一番に心配してくれた。」
ジャミル?:「何を当たり前のことを。親友なんだから、当然だろう。」
カリム:「でも……それはオレがジャミルの主だからで、親友だからじゃない。」
ジャミル?:「!? カリム!?なぜそんな悲しいことを言うんだ。」
ジャミル?:「お前は俺を……信じてくれないのか?」
カリム:「オレが信じてるのは、お前じゃない。」
カリム:「オレが友だちになりたいのも…………」
カリム:「お前じゃない!」
選択肢:
├ [ 目が醒めたんですね! ]
└ [ やっと思い出してくれた! ]
ヴィル:「よく言ったわ、カリム。」
シルバー:「俺たちも加勢しよう!」
セベク:「ああ!」
『ドリームフォーム・チェンジ!』
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