【ストーリー】EPISODE 7-155 野心コンフロント!

| EPISODE ◆ 7-155 野心コンフロント! 深淵の支配者 |
登場人物
ジャミル、ジャミル?
テキスト全文
ジャミル:「ここは………どこだ?」
ジャミル:「暗くて、なにも見えない。明かりを……」
ジャミル:「うめき声? ……そこにいるのは誰だ?」
ジャミル?:「畜生、畜生……なんで俺ばっかり!」
ジャミル?:「アイツさえ、カリムさえいなければ……俺はもっと優秀で、強く、自由でいられるのに!」
ジャミル?:「俺を見てくれ。俺はもっとやれる……アイツさえいなければ、もっと!」
ジャミル?:「うう……ううう……っ!」
ジャミル:「あれは……俺? なんて情けない姿だ。」
ジャミル?:「情けない?俺がこうなったのは、俺のせいじゃない。」
ジャミル?:「環境のせいだ。親のせいだ。カリムのせいだッ!!」
ジャミル:「……そうだな。俺がバイパー家に生まれなければ、また違った人生だっただろう。」
ジャミル?:「ああ、ああ! そうだろう。さすがは俺だ。わかっているじゃないか。」
ジャミル:「俺以外は全員愚鈍だ。俺は違う……ずっと、そんなことばかり考えてた。」
ジャミル:「それなのにことを焦って、失敗して、爆発して……ザマァない。」
ジャミル?:「おい、理性的なふりをするのはやめろよ。」
ジャミル?:「俺が狭くて息苦しい場所に閉じ込められてるのは、アイツのせいだ。」
ジャミル?:「お前だって、本心ではそう思ってるんだろう!?」
ジャミル?:「俺だって、俺だって本気が出せればなぁ……!」
ジャミル:「お前、さっきからそればかりだな。」
ジャミル:「その狭い視野こそが、お前の自由を奪ってる。気付かないのか?」
ジャミル:「だが……そうか。これが、俺か。」
ジャミル?:「ヒヒ……ヒャハハハハ!!」
ジャミル?:「そうだ! 俺はお前で、お前は俺だ。」
ジャミル:「なにっ!? 俺の姿が、煙のように膨らんで……あれは、ランプの魔人!?」
ジャミル?:「俺たちはランプの魔人のように暗くて狭い場所に閉じ込められて、こき使われる運命。」
ジャミル?:「いつか誰かが自由にしてくれることを夢見ながら……一生な!」
ジャミル:「自分の願いを他人に託すなんて……」
ジャミル:「俺はゴメンだね。」
ジャミル:「現状を嘆いて、自分を憐れむのはもうやめた。自分の野心や欲望から、目をそらすのもな!」
ジャミル:「俺はこんなところで蹲ってる暇はないんだよ。」
ジャミル:「さあ、道を開けろ!」
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