【ストーリー】EPISODE 7-221 突入ディープ!

| EPISODE ◆ 7-221 突入ディープ! 深淵の支配者 |
登場人物
レオナ、ラギー?、サバナクロー寮生A、サバナクロー寮生B、ラギー、ジャック、セベク、アズール、シルバー、オルト
テキスト全文
── サバナクロー寮‐マジフト場 ──
レオナ:「なんとも言えぬ悲劇だ……。」
レオナ:「まさか、パニックを起こした観客がディアソムニアの入場パレードに突進し……」
レオナ:「“あの”マレウス・ドラコニアを選手もろとも押し潰してしまうとは!」
レオナ:「俺たちは負傷した彼の分まで、精一杯マジフト大会を戦い抜こうじゃないか。なぁ?」
ウオォオオオォォ!!!
レオナ:「ははは! これで大会の王座は、もう俺たちのものだ!」
ラギー?:「いいぞ! 王様バンザイ!」
王様バンザイ! 王様バンザイ!
ラギー?:「民間人を傷つけられないから、」
ラギー?:「為す術なく暴走する人間の群れに呑み込まれていくしかなかったマレウスさんの顔……」
ラギー?:「思い出すだけで良い気分ッス!」
サバナクロー寮生A:「これが俺たちの“全力”ってやつだ。」
サバナクロー寮生B:「次はマジフトだけじゃなく、期末テストでも順位を上げてぇなぁ。へへへ。」
レオナ:「はっ、本当にテメェらの知恵はイボイノシシ以下だな。」
レオナ:「なら次は、試験で良い成績をとりそうなヤツを狙えばいい。そうだろ?」
レオナ:「どれほど頭が良くても、試験を受けられなきゃ意味がないんだ。」
レオナ:「どれほど強くても、試合に出られないマレウスみてぇにな!」
ゲラゲラゲラ…………
ラギー:「……今一緒にいるメンツ的に、このシーンめちゃくちゃ気まずいんスけど……。」
ジャック:「あれは……マジフト大会でマレウス先輩を罠にはめることに成功したサバナクロー寮生たち、ってことか?」
ラギー:「みたいッスね。マジフト大会のトーナメント開始直前っぽい。」
セベク:「奴ら、マレウス様やディアソムニアの選手たちを傷つけたばかりか……」
セベク:「次は期末試験でも卑劣な方法で順位を上げようとしているぞ! 許せん!」
選択肢:
├ 良くない成功体験が…… ]
└ [ 欲求に際限がなくなってる ]
アズール:「もし皆さんがサバナクローの企みを阻止してくれていなかったら、」
アズール:「次に狙われていたのは、[成績上位者(僕たち)だったかもしれない、ということですね。」
アズール:「なんて恐ろしい……。」
ラギー:「間接的に片棒担いでた君がそれ言います? アズールくん。」
アズール:「僕の仕事は魔力の増幅薬を作成し、顧客(レオナさん)に渡すまでだ。」
アズール:「それを何に使おうが、それで何が起ころうが、当方は一切の責任を負わない。そういう契約です。」
アズール:「魔法薬を悪用されるだなんて、僕は夢にも思っていませんでしたよ。」
ラギー:「わ~。白々しすぎて、もはや清々しいッス。」
ジャック:「アイツら、自分が努力して順位を上げるんじゃなく……」
ジャック:「高みにいる相手を卑怯な手を使って引きずり落とすことばっかり考えていやがる。」
ジャック:「……聞いてられねぇよ!」
シルバー:「落ち着け、ジャック。レオナ先輩の思考は今、『闇』に染まりきっている。」
シルバー:「現実ではさすがに……」
ラギー:「どうッスかねぇ。」
ラギー:「本質的に、ああいうものの考え方をするタイプッスよ。レオナさんも、オレも。」
ジャック:「なっ……!」
ラギー:「このままレオナさんの目を醒まさなかったら、大会でサバナクローが優勝するところが見られんのかなぁ?」
ジャック:「何言ってんだ! そんな幻を見たって、なんの意味もねえだろ!」
ラギー:「わかっちゃいるんスよ。そんなのは。」
ラギー:「それでも、欲しくてたまんなかったんス。あの時のオレたちには……。」
ジャック:「………………。」
ジャック:「上を見りゃキリがないし、王様になったって不満が尽きることはねぇだろ。」
ジャック:「卑怯な手を使って手に入れた玉座に座っても、きっと虚しいだけだ。」
ジャック:「現に、夢の中で夕焼けの草原の王様になったレオナ先輩は……」
ジャック:「普段よりもずっと不機嫌で、不満だらけに見えた。」
ラギー:「はは、言えてら。」
ラギー:「もし夢の中でマジフト大会優勝したって、すぐに不満たらたらになりそうッスよね、あの人。」
ラギー:「んじゃ、さっさと目を醒ましてもらうとしますか。」
ジャック:「うっす!」
オルト:「この夢のレオナ・キングスカラーさんは、学園での生活の記憶を持っている。」
オルト:「現実との齟齬を突きつけて、揺さぶりをかけやすい状況ではあるね。」
ラギー:「ちょうどマジフト大会の日の役者のほとんどが、ここに揃ってる。」
ラギー:「ひと芝居打ってみるとしましょーか。」
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