【ストーリー】EPISODE 7-224 闘争プライド!

| EPISODE ◆ 7-224 闘争プライド! 深淵の支配者 |
登場人物
レオナ、レオナ?
テキスト全文
レオナ:「随分と深い場所まで落ちてきたな。」
レオナ:「怪我は……ないみたいだが。」
レオナ:「ラギー! ジャック!聞こえるか?」
レオナ:「ここはどこだ?乾いた土と、枯れた木のにおい……。」
???:「グルルルル……」
レオナ:「!! 誰かいるのか?」
レオナ?:「人生は……不公平だ。」
レオナ?:「どうして俺は王になれない?」
レオナ?:「先に生まれた能天気な兄、そして後から生まれた愚かな甥。」
レオナ?:「アイツらは昼寝をして歌を歌っていたって、いずれ王になれる!」
レオナ?:「なのに、俺は……アイツらがいる限り、絶対に王になれない!」
レオナ?:「アイツらが憎い!谷底に突き落としてやりたいほどに……」
レオナ?:「ガァアアアアアッ!」
レオナ:「あれは……俺か? なんて惨めな姿だ。」
レオナ?:「惨め?ああそうだ、俺はひどく惨めな気分なんだよ。」
レオナ?:「俺より無能な奴が王になれるのに、俺は永遠に王になれない。」
レオナ?:「俺はずっと二番手のまま。こんな不公平があるか?」
レオナ:「……ああ、まったくだ。本当にやってられないな。」
レオナ?:「ククク……お前ならそう言ってくれると思ってたぜ。」
レオナ?:「無能な奴らは俺のことを全く理解しない……いや、理解できないんだ!」
レオナ?:「俺が王になれば、ファレナの1000倍にも値する名君になれるのに!」
レオナ:「っは! 1000倍だ?随分と大きく出たじゃねぇか。」
レオナ:「口でならなんとでも言えるよな。実際、お前が王になる確率はゼロに等しい。」
レオナ?:「なんだと?」
レオナ:「周りの人間を見下しているくせに、承認欲求だけは人一倍。」
レオナ:「そのくせ、他人に認められる努力をしようともしない。」
レオナ:「挙げ句「誰も俺を理解しない」とふてくされている。本当に惨めだ。」
レオナ:「……うんざりするぜ。」
レオナ:「だが……これが、俺か。」
レオナ?:「ククク……ははははは!!!そうだ。これが俺だ!」
レオナ?:「誰よりも優秀だと嘯きながら、自分の実力で勝負しようともしない。」
レオナ?:「本気で勝負して負けでもしたら、今まで必死に守り続けてきたプライドはズタズタになっちまう。」
レオナ?:「そんなのは、とても耐えられないもんなァ!」
レオナ?:「そうだろ、真実の友よ……!」
レオナ:「俺の姿が……老いて痩せた」
レオナ:「ライオンの姿に変わっていく?」
レオナ?:「ここから出ていくことは許さない。」
レオナ?:「お前は俺と共に、ここでプライドを守っていくんだ!」
レオナ?:「お互いが滅びるまで……永遠にな!」
レオナ:「こんな水も食べ物もない荒廃した場所で、永遠に暮らせってのか?」
レオナ:「むごいことを言いやがる。」
レオナ:「俺はこんな所は出て行く。お前はずっとここで崩れた玉座にしがみついているがいいさ。」
レオナ:「お前にお似合いの言葉を贈ってやる。」
レオナ:「――王よ、永遠(とわ)に幸あれ!」
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